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Kloppのコメント。
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─ Premier Leagueの19チーム全てを倒したことは個人的な満足感をもたらしたか

そういうものはありませんね。そういう類のものは何も感じません。満足感だとかを感じることではありませんよ。
私は完全に試合に集中していました。選手たちが必死に勝利を望んでいたのと同じように、私も勝利を望んでいましたよ。試合前に「このリーグの18チームに勝ったんだから今回で19チームにしよう」と考えている者は1人もいませんでした。私が言っているのは、シーズン中に基盤を固めなければならないということです。その最善の方法はあまり呼吸をしないか、水の中に飛び込んで呼吸を止め、38試合消化したところで出て来てどうなったかを見ることですね。ただ我々は水の中にいる訳ではありませんから、それはとても難しいことです。それが我々の実際の見方ですよ。
繰り返しになりますが、ドレッシングルームでそういう満足感を感じることはありませんでした。私はひどく退屈な思いなんてしたくありませんし、そういうものはまったく感じません。
試合はまたとても良いお手本になったと思います。現時点で不安定な状態のチームを相手にしたものとしては素晴らしいパフォーマンスではありませんでした。ですが一方で我々にとっては本当に難しくなりました。フットボールにおいて非常に重要なパターンであるカウンターに対するカウンターを受けましたからね。ですが他のチームにとってカウンターは必要ですし、ボールを奪い返してスペースを使う必要があるのです。
ですが我々はセンターハーフからのボールでどの攻撃もほぼ、相手の9人、10人、11人の選手に対して仕掛けていましたね。



もっと上手くやることを願っていましたが、私はありのままを受け入れますよ。これだけの数の試合を勝ち、これだけの数のポイントを手にすることが簡単に出来るのであれば、他の多くのチームが先にそれを達成しているでしょうからね。これは極めて難しいことですよ。
(Wolves戦では)我々は素晴らしい試合をしました。タフな試合でしたよ。その数日前にUnitedとの試合もあったと思いますが、あれもスーパーゲームでしたね。その前の試合も正確には覚えていませんが、スーパーゲームでしたよ。ですが今日は普通の試合でした。我々はまだまだ勝たなければならず、今日はそれを成し遂げた試合でしたね。


─ 要求されるインテンシティレベルに選手たちを上げるために新たな方法を見つけなければならないか

いいえ。今夜の我々にとってモチベーションの問題はありませんでした。ここにいる選手たちは、モチベーションに関しては全く問題ありませんよ。今夜の試合で難しかったのはリズムを掴んでキープし、集中力を保つことでした。
我々は相手に最大のチャンスを与えてしまいましたね。我々がゴール前に1人しかいないところへのGiniのパスでしたが、Aliの素晴らしいセーブがあって凌げたと思います。その後Trentがポストを叩いた場面ですが、あれはドタバタした場面で、何が起こったのか私にはハッキリとは分かりませんでした。これらのシチュエーションはほぼ我々が与えたものでしたよ。Robboにもそういうパスがありましたね。
ですが彼らには私の子供の面倒を見させたいくらいですよ。彼らのことは100%信頼していますからね。ですが彼らもまだあのようなとんでもないミスを犯す可能性があるのです。ですからモチベーションは関係ありませんよ。
試合に出場し続けている時は、集中力を維持するのがとても難しいです。チャンスを何度も作り出せるような流れを手に出来ればまた違う試合になるのでしょうが、今回は出来ませんでしたし、それは認めなければなりません。我々はそこにチャレンジすることに向き合わなければならず、選手たちは最終的には、ワールドクラスのセーブを見せるまで今夜は何もすることが無かったキーパーの助けを得ながらそれをやってくれましたよ。それは彼のクオリティであり、我々は様々な要因があって今のポジションにいるのです。最も重要な要因は選手たちのクオリティですよ。


─ 残りのシーズンに向けての目標は設定するか

そうしなければならないのかは分かりません。正直に言ってこういう状況になったことがありませんからね。これまでは設定したことがありません。昨年は97ポイント取りましたが、100ポイント取れていたかどうかは分かりません。もし我々がCity戦で1ポイント取っていれば98ポイントは可能だったでしょうけどね。
私はこれまで目標は設定して来ませんでしたし、選手たちのモチベーションに問題があると思うのであれば、他のやり方を活用していたでしょう。ですがここまではその必要がありませんでした。我々はLiverpoolであり、我々にはしっかりとした歴史があります。全員が我々のなすべきことを知っていますし、モチベーションはその歴史に到達することであって、ポイントの記録ではないのです。それが副作用として起こるのであればそれを受け入れますが、過度にそれを気にすることはありませんよ。


─ スタッツには興奮させられているか

全く分かりませんね。記録というものは誰かがその記録を破るまでの記録なのです。Dortmundでリーグ優勝した時、我々は史上最高記録となる81ポイントを獲得しました。ですがその1年後にBayernは98ポイント獲得しましたからね!記録をあまり気にすることはありません。それは事実ですよ。
試合のスタッツは重要ですし、今日我々が手にしたあらゆるスタッツはポジティブなものです。ですが奇妙なものでもありますね。だって我々は枠内シュート5本に対してWest Hamは4本でしたから、ボールを70%ポゼッションすることに意味はないのですから。もっと上手くやらなければならないことは分かっています。
ほんの1週間前、選手たちはかなり良いプレーをしてくれました。常に最高のレベルでパフォーマンス出来ないのは全く普通のことですが、フットボールの試合に勝つということはとても難しいことで、今夜我々が見せたパフォーマンスを我々自身が過小評価すべきではありません。試合に勝つこと以上に良いことなんて無いのですからね。

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「全チームに勝った」なんてものはメディアやファンがネタにすることであって、実際に戦っている選手たちにとっては一切必要ないことなのでしょう。
目の前の試合を1つ1つ勝つことに集中し、38試合戦い切った結果どうなるか。そこにしか関心が無いのでしょうね。

とは言えトップ6に加え、WolvesやLeicester、Watford、Southamptonなど難しい敵が多い今のPremier Leagueで勝ち続けられるのは本当に凄いことですし、見ている側としては毎試合毎試合その数字がどこまで伸びるかと考えるのは本当に楽しいです。


ちなみに「自分の子供の面倒を見させたい」と言った件で、それに対して記者が「お子さんはおいくつなんですか?」と質問を重ねたところ、「彼らより年上だ」と答えて爆笑を誘っていました。
こういうところが彼の人気に繋がっているのでしょうね。
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