京華樓@横浜 |
まずは生ビール
修理のため預けていたバッグが出来上がったとの連絡を受けて、高島屋まで引き取りに行った。その前にランチは、駅からも高島屋からもほど近い西口エリアのこちらへ。こちらは中華街の四川の名店の一つ京華樓の支店で、本店とメニューも味も全く同じでクォリティは高く値段はリーズナブル。中華街まで足を延ばさなくても良い分、使い勝手がとても良い。
肴は前菜盛り合わせ
ランチセットだけだとちょっと物足りなく感じたので前菜盛り合わせのハーフサイズをオーダー。
値段の割には内容は盛りだくさんだ。写真の順に、ボイルの海老、押し豆腐、蜂蜜がけチャーシュー、蒸し鶏、そしてクラゲ、とどれも美味しい。蜂蜜がけのチャーシューは本店や中華大通り店でも名物となっている京華樓独特の食べ方で、ほんのりした甘味とねっとり感が抜群。そして胡麻味噌をかけて頂く絶品蒸し鶏は、味噌に隠れているがどっさり量が多い。
刀削麺セット+点心
こちらは家内のオーダー。
セットの点心は週替わりで、今回は大振りの小籠包が三つも付いていた。量が多いため私が一つ譲り受けることに。酢醤油をレンゲの底に少しだけ作っておき、熱々蒸し立ての小籠包を蒸籠から摘まんで乗せる。針生姜も添えてから下部の皮を少し破ると中から熱い肉汁が迸って出る。レンゲから溢れる前に酢醤油とミックスされた肉汁を口へと流し込む。当然に至福。
ミニ麻婆豆腐&チャーハンセット
こちらは私のオーダー。いつもこれしか頼んでいない気がする。
過去に何度も解説しているので今更詳述はしないが、これは京華樓の超定番かつ黄金のコンビネーションなのだ。本店へはこの麻婆を求めて成都市出身者も足繁く通うといい、現地の陳麻婆と全く同じ仕様。つまり超辛く超痺れる超絶美味なのだ。ミニというが一人、または二人でシェアしても十二分な分量。ぱらぱら炒飯も非常に食べ応えする。勿論、麻婆on the炒飯で頂く。嗚呼、至福。
お店データ
京華樓 鶴屋町CRANE店
横浜市神奈川区鶴屋町2-15
CRANE YOKOHAMAビル3F
電話:045-534-6801、050-5590-3308
営業:月~土:11:00~14:30、17:00~23:30
日・祝:11:30~22:00
定休:無休
最寄:各社線 横浜 きた西口2分、西口3分
今日の一曲
スタインウェイ・レジェンズ:マルタ・アルゲリッチに移る。その一枚目の冒頭から。J.S.バッハ:トッカータ ハ短調 BWV911。今から考えると随分と奇異な選曲をしたものだ。ストイックに律動を刻む対位法を用いて音の調和と節度を示したはずのバッハだが、若き日のアルゲリッチにかかればこんなもの。要するにストイックとは縁がない、つまり破天荒、いや、エキセントリックなのだ。違和感の塊で聴くも何故か耳が慣れてこれはこれで心地良いのだ。グールドのファンの気持ちが今更ながら分かる気もするのだ。
(MusicArena 2006/11/13)
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