※過去に人気があった記事をリメイクして再アップしました。
こんにちは。
カウンセラーのNAOKO(松宮直子)です
夫の不倫が終わって、とりあえず
「今のところ離婚は選択しない」
「これから先も、夫と一緒にいるか、離婚するかは夫次第」
という方も多いと思います。
不倫をしたからといって、
「はい!じゃあ離婚しましょう!」
「はい!もうあなたのこと大嫌い!」
と即決できるケースの方が少ないかもしれません。
それが正しい、正しくないとかではなくて、
それぞれが夫婦として築いてきたものがありますからね。
それは、他人には決して計り知れないものでしょう。
「今」離婚を選択しないからといって、
「許されたわけでもない」
「忘れたわけでもない」
ということは男性陣は覚えておかないといけませんね。
そんな簡単に許せることであれば、こんなに妻が苦しむことはないでしょう。
そこにには血が滲み出るような、心の葛藤があるのですから。
逆に、簡単に許される、そんなことあったっけ?ぐらいの勢いの場合は、要注意ですね。
それだけ、妻が夫に対して「無関心」ということですから。
そこはもうどうでもいい。
とりあえず、お給料運んで下さいということです。
妻が死にたいぐらいな気持ちになって、
怒りも悲しみもわけもわからないぐらいぐちゃぐちゃになるということは、
それだけ夫のことを
”信頼していた”
”大事な存在だった”
ということです。
人は、ギャップが大きければ大きいほど、心の傷は深くなるものですから・・。
そんな風に心から感じてくれる人なんて、きっと人生で”妻”だけかもしれませんよ。
怒っている妻が怖い?
そりゃあ、怖いでしょうね。。
それだけ、今まで愛されていたのですから。
愛と憎しみは、表裏一体です。
強烈な憎しみや悲しみ、嘆きは、愛と表裏一体なのです。
愛が強ければ、それだけ憎しみや怒りが強くなるのも当然ですね。
でも、そんな妻の愛を一時期とはいえ、見失ったのですから。
一番大事なことを見失い、後先考えず目の前にいた女に飛びついてしまったのですから。
生活感の全くない人って何とでも言えるんです。
生活もかかっていないし、人生もかかっていないのですから。
そもそも、妻がいる男性に手を出す女性は、自分の人生すら大事に思っていないのです。
自分のことを大事に扱えていないから、人のものにも平気な顔をして手を出せるのです。
自分のことすら大事にできないような人が、
妻がいる既婚男性を心から愛せるのでしょうか?
はっきり言って、
”無理”
ですよね。
なので、勘違いしない方がいいですよ。
多くの不倫相手も”自分のことしか”考えていませんから。
それも、自分が成長できるか、できないかとかではなくて、
自分にとって心の隙間を埋めてくれるか、くれないのかだけ
の判断ですから。
埋めてくれなくなったら、ポイって平気で捨てます。まるでゴミを扱うように。
だって、自分のこともゴミ扱いしているんですから。
相手もゴミ扱いですよ。
「好きだよ」
「この世で一番愛しているよ」
「運命の人にやっと出会えたよ・・」
「永遠に一緒だよ」
「どんなことがあっても負けないで、いつか一緒になろうね」
こんな言葉ばかり並べられているのが、不倫の世界。
とっても軽いですよね。
相手の人生を背負う責任などこれっぽちもないのに。
言葉だけなら、なんとでも言えます。
男も女も、目先の欲望を失いたくないばかりに、こんな軽い言葉の数々を平気で並べられる。
こんな薄っぺらい言葉に、”愛”などあるわけがないでしょう。
不倫から目を覚ました男性は、その言葉に”本気”や”真意”などがないということに気づきます。
でも、夫のことを信頼していた妻としては、どうしたって”本気でそれを捉えてしまう”のですよ。
だって、お付き合い当初だったり、結婚当初は、甘い言葉も言ってくれた夫だから。
その経験しかないから、それらの言葉を発している夫の言葉は、
”真実なのだ”
としか捉えることができないのです。
過去、自分に向けられていたそれらの言葉が、別の女に向けられている
としか思えないのです。
その言葉の深みや、想いは全く違っても、そのときの誠実な夫しか知らないのですから。
いくら夫が
「言葉遊びだったんだよ」
「本当は気持ちなんてなかったんだよ」
と言っても、なかなかすぐには受け入れられないのです。
だからといって、ヤケになって嘘ついて「本気だった」とか言わないで下さいよ。
人は、今までの自分の経験(感情も含めて)を元にイメージをしてしまいます。
それがリアルであると感じるのです。
だからこそ、過去、夫と交わした数々の大事な言葉を別の女に向けられていると、それが真実としか思えないのです。
そこには、
本気や真実
など全くなかったとしても。
夫が女にしている行動は(旅行や外食、プレゼントなど)、全て
「気持ちがあるからしているでしょう」
としか思えないのです。
過去、夫が自分にしてくれた行動は、間違いなく「想いがあったから」と感じているのですから。
どうしても、そこを同一視してしまうのです。
そこには、”全く想い入れが違う”ことを理解するには時間がかかります。
そこに関して、何度も確認したくなるので、
何度も何度も妻に聞かれてもちゃんと答えてあげて下さいね。
こうしたことからも、私もできる限り、
不倫の心理や不倫や普通の恋愛の違いなども書いています。
そこも理解するのは難しいと思うのですが、少しずつ
「自分」
と
「不埒な女」
の違いを感じていただけたらと思います。
だからといって、簡単に許されることではありませんし、無理に理解をする必要もありませんよ。
ただ、これらの違いを少し知ることで、後々心にストンと落ちる日が来ると思います。
「こういうことだったのかぁ。私は、私でいいんだ。あの女と比べる次元ではないわね」
と。
「妻が怖いんです。。」
と怯えるだけではなく、
”なぜ妻がこのような心境になってしまったのか?”
ということを考えて下さいね。
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