昨日の夜、第一回目のケンカが起こりました。

私と旦那ではありません、メス犬同士のケンカです。

 

秋田犬は突然ケンカを始めるし、そうなると止めるのも大変

というのは、前回の経験もあるし、散々聞かされているし

わかってはいてもやはりショックは大きいものです。

 

ケンカを始めた2匹は一方が生まれた時から仲良しで

この子達はケンカせずに年を取って行くものだと思ってました。

でも、そんなのは私の勝手な希望。

 

なんでケンカが始まったのかは私には理由はわからないし、

本人たちにもわかってはいないのでしょう。

旦那曰く、ちょっとしたアクシデントだったのではないかと。

 

でも、そのアクシデントで襲われた方はケガをしました。

大怪我ではないし、心配はいらないのですが、止めるのも大変。

そこに他のメス犬たちが加わってくるからです。

 

2匹のまだ幼い子達は母親を助けたいし

(一匹は実の母ではないにしろ同時期に生まれ、母乳を飲んでいたので

母犬と同様な感情があると思われます。)

もう一匹も仲良しの異父姉妹を助けようとするため

最終的には1対4という戦い。

 

なんとか襲われた子を引き剥がし、うちに放り込んだら

みんなちょっと我に返ったのか、ケンカを止めました。

念のため襲いかかった子を、犬小屋に入れて様子見。

速攻旦那に電話して、このことを報告。

 

旦那が寝る前の犬の交代時間に再度対面させ、なんとか治ったかのように

見えてちょっと一安心して寝ましたが、私は一人で対処せざるを得なかったこと

仲良しの二匹がケンカを始めたことの、精神的ショックが大きかった。

 

今朝も対面させる順番などを旦那と相談して、なんとかいつものように

ことが進んでいるように思えました。

でも、その時はまた一瞬のうちに起こってしまいました。

今回は旦那と二人でいたにも関わらず、昨夜よりもみんなを引き離すのに

手間取ってしまいました。

 

幼い子のうち一匹はすでに体がかなり成長していて

思ったよりもケンカへの参加が激しかったから。

私も旦那も引き離す時に、思い切り尻餅をつく感じで押し倒され、

旦那はアクシデント的に噛まれてしまい、私はおそらく尻餅の際に

ゴツゴツした大きな石の上に倒れたのか、お尻と足に結構な痛み。

 

旦那の噛まれた部分はまぁ、大したことにはなっていなくて(でも痛そう)

夏でなくてよかったと感謝。トレーナーとフリースジャケットの上からのため

あの程度ですんだのだと思うからです。

 

今回のことで、もうこの子達が一緒に外で遊ぶことはできません。

またグループごとの外へ出すタイムスケジュールが変わります。

そして新しいオスもやってきます。

子供ではなく、もう立派な大人なんですが。

この子がうちの雌たちと上手くやっていけるか、しばらく観察が必要。

 

そしてこの前生まれた仔犬たちも外で遊びまわる時期が来る。

私が来てからいくつもの変化があり、犬観察は欠かせません。

 

でも、このケンカがメス同士でよかったのかも。

オス同士なら私一人で止めることができるかどうか…

知り合いのブリーダーさんは、オス同士の喧嘩で大怪我を負い入院されて、

犬に対する恐怖心が癒えるのに時間を要したようだし。

 

オスに関してはメス同士以上に扱いに注意が必要。

絶対に同時に綱なしで外に出すなんて間違いは犯せない。

私がケガを負うだけではなく、犬が大怪我を負ってしまうことになるから。

 

秋田犬、むくむくで可愛いだけじゃありません。

こんなことがあっても、うちの子達は嫌いになれない。大好きです。