モロッコでも今月に入りついに新型肺炎の発症が確認され、またしてもコロナの話題ばかりになりました。
今までは需要がなかったのでそもそも量がないマスクは、モロッコでもすでに手に入らず高額転売もされているとか、
消毒ジェルがもう手に入らないとか、そんな話も聞きますが、
一般庶民はじたばたしても仕方ない。来るものは来るし、来ないものは来ない。
それもすべて神の思し召し、といった境地でしょうか。
本日フランス人観光客の発症がマラケシュで確認され、イタリアから帰国したモロッコ人2名と合わせ、
3名の発症が公表されています。(うち1名は高齢及び慢性疾患があり亡くなったとのこと)
3月中は外国人が参加する会議・スポーツ・イベント等も禁止となり、
モロッコ航空はミラノ、ヴィネチア便の運航を4月上旬まで停止しました。
感染を防ぐには人の往来を更に広範囲で止めるのが一番だけど、観光立国の為、
それをすれば観光で食べている市民生活を直撃する。
日本でも議論になっている経済か防疫か。
日本と異なり社会保障がほぼ無い国で、今後難しい判断を迫られるかもしれません。
マラケシュはすっかり春になり、桜でなくブーゲンビリアが満開です。
一軒家や公園の塀を埋めるブーゲンビリアの滝。
本格的な花粉の季節の前に、近所を花見してきました。
咲き誇る花々を尻目に、世界中社会不安が増していて、個人的にも夏の帰国が危ぶまれ鬱々としてしまいます。
辛い花粉の季節がすぐ始まり、その後はラマダン、、たとえコロナが無くとも続く試練の季節。
こういう時はあまり先の事を考え過ぎず、今日出来ることを無理せずやっていくしかないですね。