ストレスを溜めずに家族で引き籠るには | ラクダと旅する日常

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外出禁止になってから3週間くらい経ったでしょうか、、

唯一の外出はスーパーでの買物2回のみ。

カルフールでは出入口がそれぞれ一箇所に定められ、入口で手に消毒液をかけられ、

店内も人との距離を保つよう色々と工夫がされていました。

カードで支払う際もティッシュを一枚引かされ、それを敷いた上から暗証番号ボタンを押すよう指示され、

今まで雑菌まみれだったモロッコでこんな潔癖な対策が出来るのかと驚くばかり。

そして今日からマスクなし外出禁止令も登場!マスクしてないと罰金、収監もありです!

マスクは国内で量産し低価格で流通させたから皆今日中に買うようにと昨日お達しが、、、

ほんとに売ってるのか?はさておき、今まで「のんびり・ゆったり・時間が止まったような、、」が代名詞だったモロッコが

次から次へと早急で厳格な防疫対策の数々を実践していくのには驚いています。

(臨時野外病院も建設しています。)

 

マレーシアなどでも対策がきちんとできているとの話を聞き、

普段ゆったりしたいい加減なくらいの社会の方が、危機に対する柔軟性がある。

逆に普段きっちりしていて皆が全力出して保っている社会だと、危機が起きた時に、

それ以上に張詰める余剰分が無いと言った話を聞き、なるほどなと思いました。

 

 

ともかく、引きこもり生活が長引き、これからも長引くだろう中で大切なのは、

『どうストレスを溜めずに家族みんなが家で過ごすか』 です。

外出禁止が続く中、子供たちと一日のルーティーンも決まってきました。

朝は30分庭先でバトミントンなどで体を動かし、

ご近所さんがまだ寝ていて誰もいない中庭を、毎日一周タイムを計って全力で走っています。

私も子供たちと一緒に毎朝全力疾走するようになって、だいぶストレスが発散できるようになりました。

その後、午前中は勉強時間。午後はもう全員自由に好きな事をしていますが、

どこにも行けないのに不思議なくらい一日があっという間に過ぎてしまいます。

(元々家が大好き引きこもり型ではありましたが、、)

 

昨年日本から持ってきた日本食も底をつき始めましたが、もう今年は帰国できないでしょう。

人の移動によって世界に散らばったウイルスで人の移動が全く出来なくなる世界になるとは皮肉な話です。

それぞれ今いる国のその地域のその家の中で生きていくしかありません。

この非日常がある程度日常になるとして、長期戦のコツは、勉強も家事もきっちり頑張り過ぎず、

多少食べ過ぎても良し!子供のゲーム時間多くなっても仕方なし!

ゆったりした気持ちでのんびり引き籠ること、かもしれません。

まぁ、もうすぐラマダンが始まるので、食べれない出れないの2重苦に対応できるかどうか、、

それはまたその時考えましょう ( ;∀;)

 

 

モロッコ雑貨とモロッコインテリアAtelierFOUKARI
*モロッコインテリア&ファッション*

 

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