卒猫うにこ&さばおが2人でお泊まりにきていた。
けっちゃんたちと他の宿泊客も帰って少し静かになったかな、と思いきや、かまって欲しくてすぐに呼ばれる。
猫は犬と違って放っておいて大丈夫、とは一体誰が言い出したんだろう。






静かだったのは一瞬で、とても騒がしいクリニックの患者さんをホテルで預かった。
キャインキャイン鳴き止まないので耳が痛くなる。
これは猫にはたまらないからフロアを分けないと・・と様子を伺いに行ったら、2人でのんびりくつろいでいた。
あ、大丈夫なら良かったです。






もうすぐ15歳になる飼い猫が、相変わらず元気で大暴れしているものの頻尿になってしまった。
夜中に鳴いてオシッコに起きるようになり、甲状腺か高血圧か認知機能?とひとまず無駄にならなそうなサプリメントを飲ませ始めたところで、排尿回数が増えて1回の尿量が減っていることに気がついた。
病院に連れて行くにも暴れるので大変だ。
まずは尿検査だけして本人が必要だったら運ぼう、と採尿を試みていたけれど、私が普段家にいないので新鮮な尿を出勤前の朝一番で採るのが難しかった。
血尿かな?と色のわからない炭入り消臭シートをやめて観察をしたら、肉眼的には血尿もなく、結晶のキラキラも出ていなかった。
なんでそんなにトイレにばかり行くんだろう、と腹部の触診をしたら膀胱の尾側付近に何か塊があった。
嫌がって逃げてしまうので、便なのか異物を飲んだのか腫瘤なのかわからない。
年に一度のワクチン&血液検査も大騒ぎをするので2人で連れて行って保定している。
新鮮尿を採れないから本人をとっ捕まえて検査に連れて行くしかない、と宣言をした。
というわけで結石がリハーサルを早く切り上げて帰ってきた。

膀胱が空っぽで見えにくかったけれど、レントゲンとエコーで中に白く光る物が写った。
結石にしては膀胱内で動かないし膀胱内にできた物が石灰化しているのかもしれない、と疑った。
そういえば頻尿の老犬で膀胱癌の子もいたよなぁ・・・と思い出す。
今年1月まで正常値だったのにBUN72.9とCRE3.32と腎数値が急激に上昇していた。
こんなに短期間で上がるなんて腎臓にも何かできているのか?
まずは腎臓の治療をしながら膀胱の再検査と手術を検討することになった。

膀胱内に何かできるとしたら悪性だろう。
すでに2~3mmありそうなので、手術をしてその場で細胞を見て、悪そうだったら大きくマージンを取って切除をするか、膀胱内に広がっていたら膀胱を全て取ってSUBシステムを入れるか、それなら最初から大学で手術の予約をしたほうが良いかな。
というわけで大学の先生やら周りの先生方に相談をした。
自分のところで猫の膀胱腫瘍の症例がないので周りに聞けば良いか、と思っていたら、猫ではかなりのレアケースらしく、2年前の学会で発表されていた。
よりによって珍しい腫瘍をこしらえているのか、腫瘍じゃないのか。







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までは備考欄へ「ミグノン寄付分」と書いていただいていましたが、今度からこちらよりお願いします。



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12/8(日)12:00~16:00 いぬ ねこ うさぎ とり いぐ 譲渡会

12/22(日)14:00~16:00 水越美奈先生 猫の行動学講習会 受講料 ¥3000 ☆予約受付中☆

12/28(土)12:00~16:00 いぬ ねこ うさぎ とり いぐ 譲渡会

12/31(火)~1/3(金)  クリニック冬休み
サロンは年末年始もお休みなし(12/31~1/8 スタッフ交代で休みます)  





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