公共事業の関係で、発注者とめずらしく直接お話をしての設計協議でした
洪水時に浸水する地域の対応策の話をするために、机上の理論で計算結果の数値を示してお話を進めていると、
担当者から、過去の洪水時の水位はどうなのでしょうか?
受注者の担当は、調査不足で回答ができませんでした
計算結果と洪水時の水位が同じであったとしても、
洪水時に、これだけきていたものが、改修をすれば、これだけ下がります等と住民に説明ができます
しかし、現状は○○の流量が流れます。改修すれば、現在より、これだけ、多くの水を流すことができます・・・
これでは、住民には少しわかりにくくなります
説得のための資料を作るのではなく、
納得してもらうための資料を作成する目線を大切にする
発注者の方は、地元から見た考え方で切り込んでくれました
設計者は、計算の数値には強い方が多いと思います
しかし、施工会社、発注者より住民目線は低い技術屋が多いと思います
何のために、誰のために・・・・
住民に納得して工事を実施して頂くためには
やっていることは同じでも、成果の見せ方を変えるぜよ
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