今年もあと2ヶ月だなんて…みんなわかってると思うから小声でしか言わないよ←
でもおかげさまで、10月22日金沢での風と緑の楽都音楽祭 秋の陣、たくさんのお客様にご来場いただき終演することができ、少しほっとすることができました!
贅沢にも2日間もリハーサルの時間があり、
初出しの曲で、リハの中でも上手くいかなかったり今ひとつ音楽を作れなかったりと一人でかなり試行錯誤悩みながらも、指揮の松井慶太先生、コンサートマスターの水谷晃さん、そしてOEKのみなさんからのアドバイスのおかげで、当日にはこういう音楽を一緒に作りたい!という感覚がすっと繋がって没頭できました。
本当に本当にオケが素晴らしすぎてこれでもかとかっこよくて、ステージで響きを体感するだけでもあの気持ち良さ。
特に今回は金管も多く入るため、なかなか普段のOEKでも聞くことのできない華やかな編成で、貴重な機会をいただけてとてもありがたかったです。
そしてアンコールは6手連弾だったので、その練習も笑
真剣すぎてかなり可笑しい。笑
さて、コンサート本番。
もちろん本番はリハともGPとも違って、いや突然どうした?!ってことも起こる本当に生物ですが(反省点は尽きない!)、でもその分お客様もあってのあの空間でしか生まれないものがあって、その瞬間に鳴らせるピアノは最高です。ピアニストになれて幸せだなと思います。
しかもGPの方が…思った部分もあったものの、録音を聞き返してみると、やっぱり本番の本気度合いは全く違うもののようで、断然本番の勢いがいきいきした生物でした笑
あっという間だけど、物凄くエネルギーに満ち溢れた時間を思いっきり楽しんで駆け抜けることができました!
リストのお誕生日にリストのピアノ協奏曲第1番を、こんなに素晴らしいオーケストラと素晴らしい会場で演奏することができて、本当に幸せです
アンコールのラデツキー行進曲はやっぱり手拍子が起きましたね笑
終演後はすぐにロビーにご挨拶に出ましたが、その際には義援金のボックスもあり、こちらでガルちゃんがその様子を報告してくれています!
松井慶太マエストロ、アンサンブル金沢のみなさん、一緒にアンコールも演奏したピアニストのお二人、そしてこんな素晴らしい機会を作ってくださった音楽祭の山田プロデューサー!本当にありがとうございました
地元金沢での演奏、石川・北陸だけでなく東京や遠方からも駆けつけてくださり、お聴きくださいました方々ありがとうございました
こちらの緑(というかエメラルドグリーンのような明るさですが)のドレス、「風と緑の…でぴったりだね!」と言われて初めて気がついたのは、すでに金沢入りした後。笑
まっっったく気が付かなかったくらいには、私の中ではEs-dur(今回の作品の調性、変ホ長調)は緑のイメージだったので、即決まっていたのです
ちょっと前に買ったまま隠し持っていた←ドレス、華やかな出番があってよかったです。笑
振り返ってみると、オケと共演したコンチェルトの数も、先月のブルガリアでのリスト2番に続いて、今回でちょうど10曲になったようです。
まだまだやりたいことだらけ・・・!
ひとまず次、金沢で演奏できるのはきっとまた春の音楽祭かなぁ…?と期待しつつ、またぜひお聴きいただけますように