2019年06月19日
キラリ☆一曲 【i】
鈴木氏いっぱいコレクションをウォークマン入れた時に容量オーバーにて整理したアルバムの1枚。
Kendrick Lamar 15年 【To Pimp a Butterfly】
このアルバムを知った切っ掛けは某掲示板のお薦めアルバムスレに書かれてた非常に熱量のこもった一文を信じてみようと聴いたのが始まり。
ジャンルはHipHop、今調べた感じレビューの言葉を鵜呑みにすると近年のこのジャンルでも稀なるアルバムなご様子で、尋常じゃない参加アーティストも相成ってか評価は非常に高く、ジャンルを超えての1枚と言っても良い。
ただ正直そんなに俺は響かなくて、もしかしたらジャンル柄心の準備と云うか、モチベーションを上げる要素も無く入ったのが少し間違いだったと今は思います。
そんな中で“i”って楽曲だけが俺の胸を熱くさせて、ジャンルらしいシリアスさも無い楽曲なんですけどこの楽曲はジャンルを超えて是非とも聴いて欲しいと思える面白さ。
本来この楽曲は脱力系というかこんなテンション高くなくて、ソレを聴いても何も思わないんですけどこのアルバムVer.はライヴテンションを想定しているらしくて非常に熱い。
多分この楽曲入りでアルバムを聴くと全く聴けなくなるキラーチューンにも近いですが、一曲だとしても俺は知れて良かったです。
メタルでも何でもそうですけど、モチベーションにハマる物が無ければ一曲たりとも心に響かずにウォークマンから削除する事の方が多いので、フラットな気分だとしてもキラリと輝く何かをこの楽曲は持っている。
本当はラストの“Mortal Man”こそ今作で特筆すべき楽曲らしいんですが、結局俺は最後までさっぱりでした。