タカシと別れ

 

私は、家に帰って来た。

 

今日の出来事私のアカシックレードに触れた感覚

 

あれは現実だった。

 

まだ、あの感覚は残っている

 

もう一度あの場所に行きたいと思った

 

そう、思っても今いる場所自宅から変化することもなく

 

夕食を食べお風呂に入り

 

寝る事にした。

 

布団に入り目を瞑った時に

 

タカシの声がした。

 

「また、あの場所に行きたい?」

 

私は目を開ける事なく心の中で「うん」と返事をした

 

大学を終わりに訪れた

 

建物の中にいた。

 

私のアカシックレコード

 

相変わらず輝いていた。

 

でも、形は変わっていない。

 

岩のままである

 

どうしたらこの中身が見れるのか

 

中身が知りたい

 

どうしても知りたい

 

衝動かられていた。

 

近くに岩を砕くための

 

トンカチなどが置かれていた。

 

誤って叩き割ってしまえば

 

見ることなく終わってしまう。

 

少しずつ

 

叩いて削ればきっと見る事ができるに違いない。

 

そう信じて少しずつトンカチで叩く事にしてみた。

 

トントン、トントントンと部屋中にいや空間中に

 

響き渡っていた

 

思ったより硬い