シャルバーグ八千代の＜フランスの田舎から＞

20代のころからメイクはほとんどしないタイプでしたが、
化粧水だけは特定の銘柄にこだわっていました。
といっても高いものではなく、「れんげ水」とか「へちま水」といったものでした。
クリーム類も時々は塗っていたはずなのに、何を使っていたか思い出せません。
30代でフリーの編集ライターとして働いていた時と事務所を作ってからは、
人に会うことが多かったので一応最低限のメイクはしていました。
40代で結婚してタヒチに住むようになってからは、
何しろ暑くて偉い人も短パンTシャツのお国柄、化粧水と日焼け止めだけでした。
ほぼ何もしていなかったと言えるでしょう。
フランス、ブルターニュに移ってからはさすがにそういうわけにもいかず、
再び基礎化粧品には気を遣うようになりました。
自分に合うものを探し、出会うまでに2年ほどかかりました。
その経緯は4年も前のブログに書きました。

今はヴァンヌやレンヌといったちょっと都会に行くときや遠出をするときは、
ファンデーションを塗り、粉をはたき、口紅を塗るようにしています。
でも近所のスーパーへ行くくらいは相変わらずのすっぴんです。
絶対に欠かさないのは朝夕の洗顔と基礎化粧品で肌を整えること。
これって特筆することでもない？
女性なら誰でも最低限していることかもしれませんね。
とにかくできる限り素肌を整えることに気を使っているということです。
それに上から塗るものだけでなく、体の中からの影響も大きいので、
食べ物、睡眠、運動など日常的に継続して気を遣うことが欠かせないと考えています。

一般的に女性は毎月平均どのぐらいの金額を美容にかけているのか、少し気になりました。
そこでネットで検索してみたら、40代の平均は21367円というのがありました。
ただその中身はコスメはもちろんですが、エステやネイルサロン、ジム、マッサージ、
美容室の費用が含まれていました。
他に2018年、パナソニックが働く女性500人に行ったアンケートの紹介があり、
美容経費は平均11887．1円。
何に使っているかというと、脱毛サロン40％、ネイルサロン25％、
週1回以上のジムやヨガに通うが24％。
さらに基礎化粧品に月5000円以上かけるというのも20％ありました。
私の場合、かつてはほぼ月一の美容室の費用と基礎化粧品、ヘアケア用品で月約70ユーロ。
円換算すると高いですが、経済実感は7000円といった感じです。
今はグレーヘアーに決めたので毎月の美容室代が減るから、
一か月平均の出費は一気に少なくなるかもしれません。
サロン、ジム、自分で毎朝スクラッチや散歩をしているので、にはお金がかからないし、
ネイルサロンは一度試そうかなとは思うものの、まだ行ったことがありません。
結果、化粧品、ヘアケア用品にしか通常お金をかけていないことに改めて気が付きました。
今や高齢者の域に突入し、これは最低限使うべきところだろうと思います。


今までの染め色がなくなり、完全なグレーヘアーになるのは多分ノエルのころ。
後ろで一つに結わける長さにもなったため、実際だいぶ雰囲気が変わりました。
悔しいけれど、オリヴィエの言った通りでありました。



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