堀田圭江子/音楽療法セラピスト®、音楽療法士、産業カウンセラー
堀田圭江子
洗足学園音楽大学 声楽家卒業。高校教員を経て音楽療法士となる。
25年以上の音楽療法の臨床経験を生かし「音楽療法セラピスト®養成講座」を主宰。
音楽療法セラピストを志す後進の育成にもあたっている。

音楽療法では
楽器を使ったプログラムも行います。

使用する楽器は様々ありますが
中でも扱いやすいのが
タンバリン」です。

今日はその「タンバリン」を
有効に活用する方法
について
お話ししたいと思います。

タンバリンの有効的な活用方法

◆使う楽器:タンバリン1個

◆タンバリンを使う目的

  • タンバリンの打面が大きく白色のため、
    クライアントさんが視覚でとらえやすい
  • セラピストが楽器を操作しやすい
    (素早く差出せる、 色々な角度に差し出せる)

◆方法

  1. セラピストがタンバリンを片手に持つ
  2. セラピストはクライアントさんの前に立ち
    ハミングしながら
    タンバリンを色々な高さや方向に素早く差し出す

    例えば、
    目の前、右側、左側、上部、足元に差し出す

  3. クライアントさんは出されたタンバリンを
    片手または両手で叩く

◆注意点

  • クライアントさんに集中を促してから始める

    始める前に
    「さあこれから目の前にタンバリンが
    来ますよ。よく見てくださいね」
    などと言葉による促しをする。

  • タンバリンをタイミングよく素早く差し出す

    クライアントさんの反応を引き出すために、
    セラピストはタンバリンを
    素早くサッと差し出すことが重要。

以上、
タンバリンを有効に活用する
方法を具体的にご紹介しました。

この方法は
音楽の特別な知識や技術も必要ありませんので
ぜひお試しください。

今日ご紹介したように
楽器の使い方に厳格なルールはありません。

なので
もしかしたら身近にある楽器も
アイディア次第で有効活用できる

かもしれません。

とは言っても

  • 楽器に馴染みがない
  • 使い方のアイディアが出てこない

思われている方も多いかもしれません。

そんな方には
音楽療法セラピスト®養成講座
「ソルフェージュ・伴奏法」の講座が
オススメです。

この講座では

  • 簡単な打楽器の有効活用
  • 楽器1つでも盛り上がる方法

についても紹介します。

なお、
楽器の演奏技術は不要ですので
どなたでも参加できます。

この他にも
「音楽療法セラピスト®養成講座」は
音楽療法に欠かせない

  • プログラムの作り方
  • クライアントさんの個人目標の立て方

についても分かりやすく
お話ししています。

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それでは
今日はこの辺で。

音楽療法セラピスト® 堀田圭江子