ゆる農記『3』 拝啓、梅原真様 2019年6月号 | 迷子の大人たち 3

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~ニワトリノニワ 非公認ブログ~ 
テキトー経営者のエー加減農業日記(昔は) 最近 っぽくなくなってきた。意外とマヂメ?更生した?

関東、東北北部まで梅雨入りしたというのに関西以西は晴れマークが続く異様な状況が続いております。

 

異様な、というのはこれまでの梅雨の定義が通用しない気候に変動しているからであり、今後ももし梅雨という季節を呼びたいのであれば梅雨の定義を変更しなくてはならないのでしょう。

 

とか、そんな時代になるとは40年前、小学校に入学したてで水たまりを黄色い長靴で蹴ってはしゃいでいた当時の私には思いもよらぬことです。

 

では、いつものヤツ。以下、毎月10日記述なのでそこんとこよろしくお願いします。

 

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梅原デザイン事務所  梅原 真  様 

 

いつも有り難うございます。

梅雨入り間近ですが週間予報を見る限り今年は延々と晴れマークが連なっております。空梅雨だとの予想もあるようですがここ数年のトレンド通り豪雨なんかも織り交ぜながらの天候にきっとなるに違いありません。

 

昨今の激しい気候の変動を見ると「地球の温暖化」というキーワードを思い浮かべずにはいられません。一方で地球は既に氷河期に入っていると主張する学者もまだ多数おり、地球の歴史を見ると約10万年おきに氷河期と温暖な間氷期が繰り返されて来たのだから今後も同様であるとの根拠らしいです。

 

また、そもそも地球の環境変動は太陽の活動周期の影響が最も大きいのだと考えている学者らも多く、人間ごときの活動が地球に影響を与えていると考えるのはオコガマシイのだと。私の考えでは、人類の文明活動による地球環境の激変、それも温暖化ガスと言われる炭素化合物や酸化窒素などによる大気成分の激変が地球温暖化を招いていると思っております。

 

何故なら12億年にも渡り植物が大気から地下、地上へと移動、蓄積してきた炭素を再び大気中に撒き散らしつつあるという事実があるからです。私は何事も必然性を考えるものであり人類が生まれたことにも必然性を感じているので、現在の人類の活動は地球が46億年かけて人類が住みやすいようにお膳立てしてくれた環境を台無しにする行為であると考えます。

 

さて、話は変わりますが1年3ヶ月うちで事務員をしてくれていたTが退職しました。数年前に四万十ドラマの地域おこし協力隊にいたので梅原さんと面識があると言っておりました。彼女はうちの事務員としては珍しく本を読まない人でしたが梅原さんの著作だけは持ち帰って読んだようです。

 

HPの制作などに長く関わって来た彼女は、これからは本ではなく映像の時代だなどとうそぶいておりましたが。確かに現代人は本を読まなくなったのは事実でしょう。だけどその代わりに電子書籍なども台頭している訳で。

 

そもそも映像で伝えられることと本で伝えられることとは深みが違うように私は思います。今のご時世、そしてこれから訪れるであろうAIの時代だからこそ自分が関わる分野の本も読まない社会人は、自ら進んで本を求め、知識と考え、更に真理の欠けらを見つけた数%の人たちに操られてしまうように思えます。

 

折しもSNSによるフェイクニュースが真実として烏合の衆により拡散される時代です。真実は何か、真理は何かを自分の頭で考えようとする意志こそが本を手に取らせるのです。悪い見方をすれば、操る人間と操られる人間とに両極化していく未来が見えます。

 

自分は操られないと思っていてもメディアに触れている限り操られている可能性が大きいということを頭の隅に置いてほしいものです。例えばAI時代の広告は今よりずっと巧みで洗脳的だと推測されます。

 

ま、それはともかくとして事務員Tで三人目です。事務員がオメデタで辞めることになるのは。こうも続くと次は大丈夫だろうか・・・と心配になってしまいます。良く考えればニワトリノニワの卵が健全の象徴とも言えるのかも知れませんけれど。。。

 

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