ちょっと前までの空梅雨がウソのように梅雨空が続いております。
雨の合間を縫って例の趣味であるゴルフに通ってます。この2ヶ月くらいでしょうか。ほぼ週一くらいで河川敷のゴルフ場通いです。
4月の半ばくらいまではほぼ毎日打ちっぱなしでしたがようやくスイングがまぁまぁできてきたのでグリーン周りの練習(アプローチ&パター)に移って、これは打ちっぱなしでは難しいのでゴルフ場通いという次第です。
2年前の7月半ばくらいから素振りを開始したのでほぼ2年間経ちますかね。4月に既に86というスコアを出しており、それ以降ほぼ90-100の間です。
86と言ってもパー68の練習ラウンド(普通72)なので実質90以上です。河川敷ゴルフ場のいいところはハーフコースしかないんですが平日2500円で何週でも回り放題なとこです。既に晩酌という悪癖を止めた私にとってはお釣りが来る訳で・・・
しかも専用カートを引きながら歩き回るので毎日やることないおGさん達と丸一日河原を徘徊すれば体力アップアップでメチャクチャ元気に☆彡
4月に調子が良かった時はドライバーが曲がらず飛びまくりで290ヤードとか飛んでました。未だ水泳も平行してるので体力は20代並み(自称)です。
ま、ともかくゴルフは難しいからハマるので日々調子を崩してはスマホで自撮り録画して分析→改善の繰り返しです。目標は脱アマチュアスイングです。プロみたいなスイングになりたいな、と。
あ、ゴルフ興味ない人は意味不明ですね。じゃ、いつものヤツ。以下、毎月10日頃記述なのでそこんとこよろしくお願いします。ちょっと読みやすくグラフとか加えてます。
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梅原デザイン事務所 梅原 真 様
いつも有り難うございます。
先月の速報で。高知県の人口はついに70万人を切ったそうですね。3年ほど前にたまたま高知県の人口を調べたことがあり、その時で73万人くらいだったので神奈川の相模原市と同じくらいしか居ないんだなと思ったことがありました。因みに70万人を割ったのは島根、鳥取についで3県目だそうです。
先日のこと。たまたま観ていたテレビのバラエティ番組でトカラ列島のある島に移住した家族のその後、みたいなのをやっておりました。5年くらい前に夫婦で移り住み農業で生計を立てようと鍬一本で放棄地を耕そうとしており、見かねた地元のオジサンがトラクターであっという間に1反ほどの農地を叩き終えてました。
「ああ、この夫婦は農業の現実に対して無知で無謀過ぎる。絶対現在残ってないだろう」と観ていたら5年後の現在はなんと漁師になってトビウオ漁に加わっておりました。
この夫婦。奥さんは地元の観光ガイド的なHPを作成する仕事をしているとのこと。子供が2人、3人目も間近だとか。この島の人口は百名ちょっとでよくある過疎化対策の出産支援金が1人目から支給され3人目は100万が支給されるとのこと。
そもそも奥さんの方の仕事も恐らく地域興しの支援事業かなんかの補助金で賄われているものと思われる。私と同年代くらいの旦那の方は、と言えば就農支援金が5年間毎月15万、総額900万が支給済みであり、また漁師の方も漁業就業支援制度というのがあり2年間月額15万、総額360万が支給されるのです。
それ以外にも農林水産業には機械やらハウスやらの補助金が山のようにあります。つまりこの夫婦が過疎島に移住したため税金が少なくとも1500万以上使われたことになります。サラリーマンの平均年収が400万として所得税が9万と仮定すれば実に約167人分の所得税に該当します。
さて本題。
日本の人口は2010年をピークとして減少を続け50-60年後には約半分にまで減少する予測です。
そんな予測があるにも関わらず過疎地にたくさんの税金を使って定住を促す意味などあるでしょうか?その過疎地とは一体いつから人が住み始めたのでしょうか?
そもそも地球の人口は現状を維持すべきなんでしょうか?維持できるものでしょうか?税金のために?
高知県は島根・鳥取と共に日本の歴史的推移の最先端に位置しています。今こそ我々が過疎化についてもっと本質的な議論をしないでどうするでしょう。
我々が目指すべきは100年先以降も残る「安定した衰退」ではないでしょうか。その真ん中に働くことの原点である農業があると私は考えています。
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