ゆる農記『3』 拝啓、梅原真様 2020年3月号 | 迷子の大人たち 3

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~ニワトリノニワ 非公認ブログ~ 
テキトー経営者のエー加減農業日記(昔は) 最近 っぽくなくなってきた。意外とマヂメ?更生した?

例のウイルス、全然おさまりませんな。

 

ていうか、いくらなんでも騒ぎ過ぎでしょう。テレビでもネットでも連日、日夜この話題ばかり。致死率や感染率から考えたらここまで脅威として騒ぐ必要はないはずです。そのリスクレベルも分かった上でメディアが取り上げているのだからたちが悪い。

 

視聴者の反応がリアルに分かるSNS社会の弊害。

 

大衆の関心が右に動けばメディアもそれにならいその振幅を増長する。右に行ったり左に行ったり、ガタガタと揺れ動くシーソーの上で転がるように社会が烏合の衆と化している。その社会を正すべき政治ですら今やSNSの反響に右往左往する有り様。

 

きっと20年前ならこんな話題ちょっと危ない風邪が流行っているくらいの扱いだったに違いないのですが。

 

真理を見抜く目。

 

与えられる情報は誰かの意図が入っている可能性が大きい。金持ちや政治に利用されないために自ら探求する姿勢が必要なのですが、現実は本すら読まない。

 

GAFAと呼ばれる巨大企業にまんまと操られる現代人・・・

 

 

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梅原デザイン事務所  梅原 真  様 

 

いつも有り難うございます。

新型コロナウイルスの話題でメディアはまだまだ溢れておりますね。マスクやトイレットペーパーを買いあさる群集心理を見ると度々ご紹介している、おフランスの心理学者ジャック・ラカンの言う、「人間の欲望は他者の欲望である」がまさに真実であることが良くわかります。

 

注意すべきは彼が欲望と欲求を使い分けていることです。人間の三大欲求というように欲求とは食欲・性欲・睡眠欲であり本能に根差すもの、生命体の維持に必要なモノ。対して欲望とは人間特有の煩悩と言えるかと思います。即ち生命体を維持する上では必ずしも必須ではないが、皆がマスクを買っていると聞くと自分も買わなくては、と思ってしまう。

 

そう言えばちょっと前に、うちの従業員の中でiPhone所有者がなんと私以外の5名全員だった事実に驚愕したことがありました。こんなことを言うと嫌われるかも知れませんが、私は大昔から携帯に金を掛けるのは貧乏人の証である、説を唱えておりました。

 

他のスマホに比べてiPhone安くはないです。しかも少なくとも従業員の中にその性能を生かし切っている者、ばかりか他社との明確な機能の違いを熟知している者は一人もおりませんでした。要するにiPhoneを所有していることにステータスを感じているのでしょう。

 

本当の富裕層ならばフェラーリ、中流階級ならばレクサス、下流層はせめて日常持ち歩くiPhoneでも、ということでしょうか。念のため言っておきますがiPhone所有者が下流層と言うのではありません。

 

仏教用語に慧眼(えげん)という言葉があります。意味は物事の本質を見抜く力、或いは将来を通す能力のことで、第三の目とも言われます。嫌味な言い方ですが月賦でiPhoneなんかを欲しがる見栄っ張りは望んでもタナボタ以外でお金持ちにはなれないでしょう。何故なら本当に必要なモノが見えていないからです。

 

ただ、慧眼を持つと恐らく人間社会での成功なんかがバカらしくて仕方ないことでしょうが。

 

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