車のトラブル、昨日の投稿に引き続きその2


その1は明らかに私の過失でしたが、

その2は多分古い車だから…??


車でうちから40分くらいの、

ベルリンのもう1つの音大の校舎に仕事で向かっていた。


3分の2くらいの所まで来たところで、

赤信号で止まり、信号が青に変わったので右折をしようと発進した。


確かに発進したのだから、

クラッチを繋ぎ損なってエンストをしたわけではないはず。


なのに、右折途中でエンジンが止まっているのに気付く。


咄嗟にハザードを出し、惰性で出来るだけ右に寄せる。出来ればもう少し交差点から離れたかったけど、そもそも発進したばかりの速度の惰性では6mくらいで限界…。


片側2車線のわりと広い通りだけど、

土曜日の朝だったので、交通量が極めて少なかったのご不幸中の幸い。


再びエンジンをかけようとしても、

いろいろ試したけど、いっこうにかからない。


こうなると、今までの経験上、数時間後か、遅くとも次の日まで待てば問題なくエンジンがかかるはず。


しかし、今止まっているのは交差点付近でしかも自転車道の上。

このままこんな所に乗り捨てては行けない。


仕事は、オーディションの伴奏なのでキャンセルもできないし、遅れられもしない。


せめて道の反対側の、駐車してもいいスペースに移動させたいけど、1人じゃ無理だし、


さてどうしよう…


人通りも殆ど無かったが、通りの反対側に、街の清掃員の制服を着た、

熊のように大きなドイツ人が2人、

仕事をするでもなくしゃべっているのを発見‼️


すぐさま、その人達の所に行き、


「お願い、車押して〜〜」


と頼むと、快く引き受けてくれる。

頼んだものの、手順をどうしたらいいのか分からない私に、


「はい、君は運転席座って、ハンドルしかっり握って、僕の指示が聞こえるように窓開けて、取り敢えず僕が合図するまでハンドルはこのまま真っ直ぐね、はい押すよー」


テキパキと指示する熊さん達押されて、

私の小さな車は軽々と押され動き出す。


対向車が一台来る。


「この対向車が過ぎたら、ハンドル切って反対側に移るよー、はい今だ!」


熊さん達の的確な指示で、車は無事に反対側の駐車スペースの先頭に持ってこれました。


「先頭ならもしADAC(日本のJAFが来ても

作業しやすいだろう」


そこまで考えてくれるなんて、素晴らし過ぎる!


100回くらいお礼を言って、

車はそこに置いたまま、

急いで近くでタクシーを拾い仕事先へ向かい、

なんとか時間には間に合いました〜。


数時間後仕事が終わり、

帰りにまた車のところに戻って来て、


「お願い、かかって‼️」


と神様にお祈りしてからキーを回すと…


✨✨かかりました〜〜✨✨


もう24歳のこの車。

流石にお歳で、機嫌の悪い日はエンジンがかからない事が良く有りますが、

走ってる時にエンジンが止まっちゃうのは本当に困ります…。


でも修理に出しても、

原因分からないって言われちゃうんですよねえ…😓


どうしたらいいんでしょ。


ちなみに、愛着あり過ぎて買い換える気は無し😅