ゲートキーパーという言葉をご存知でしょうか?内閣府の自殺予防ゲートキーパープログラムがあります。
仕事柄何かあった時走れるように靴は走ったりできるものを選んでいますが、如何せん身体が固くなってきていて走るどころか歩くのも歩幅か狭くチョコチョコとしか歩けずません。急いで早足になるとペンギンみたいです!!!!!!!!!(っ'-')╮ =͟͟͞͞🐧ブォン!どうも藤本です( ;⌄; )
不登校経験と自殺念慮?
「自殺念慮」という少し難しい言葉を私たちは使いますが、意味は死にたい気持ちをもつことです。
きちんと親が子育てをしてきているご家庭では、やはり1番心配なのは外での攻撃であるいじめだと一般的には思うところですね。
単体の悩みだけでなく複合的な悩み重なりもありますので、どの要素だけ心配ということありません。
日本財団の調べでは
自殺念慮を抱く経緯としては「いじめ経験者」の場合は58%と、やはりいじめがとても大きな問題だと再認識させられます。
またそれ以上に注意が必要なのが、「不登校経験者」にいたっては68%もの若者が自殺を本気で考えたことがあるというデータです。
直近の経験のみならず、過去の学校関連のネガティブな経験が自殺念慮と深く結びついていることもデータから見られます。
不登校の問題を今どうする、といことだけでなく、どのように消化させるかも、何年も先にまで影響することが分かると、本当に簡単な問題ではないと気付かされます。
実際の自殺未遂の経験も、「いじめ経験者」は24%、「不登校経験者」は31%と、その数字は他の経験よりも高いものとなります。
ゲートキーパーって?
厚生労働省によると
「ゲートキーパー」とは、自殺の危険を示すサインに気づき、適切な対応(悩んでいる人に気づき、声をかけ、話を聞いて、必要な支援につなげ、見守る)を図ることができる人のことで、言わば「命の門番」とも位置付けられる人のことです。
1人でも多くの人が、ゲートキーパーとしての意識を持ち、専門性の有無にかかわらず、それぞれの立場でできることから進んで行動を起こしていくことが自殺対策につながるはず、と考えられています。
不登校支援といじめ?
当たり前の話ですが、復学支援の際に学校に戻して良いのかどうかの判断が必要になります。
自閉症スペクトラムなど本人の発達傾向などによっては、実は本人や親御さんや学校が気づいていなかったが、学校が適した社会適応の練習場所として適していない可能性があります。
また、いじめの問題も慎重に確認しなければいけません。いじめられて危ない学校に戻すわけにはいきません。
いじめの問題、親御さんの話だけではなく、学校の話と本人の話を聞いて安全か確認します。
いじめは無いと聞いていても、必ず本人に確認が必要です。親にも誰にも言えなかった、ということないとは限りません。
もちろん誰も知らなかっ危ないいじめ、などは確率はそんなに高くはありません。
しかし、誰にも言っていなかった友達との諍いや、からかいなどは少なからず出てきます。
先にあげた自閉症スペクトラムにも関連がありますが、本人が気づかない独特の癖などが、からかいや友達との諍いを誘発していること多くあるので、よく観察してよく話を聞いて、それぞれのタイプの子どもに伝わる話し方をしてあげることが大切です。
「いじめ」られたから相手に謝らせて終わる、という単純な問題ではありません。
支援では専門の訪問カウンセラーが復学後もフォローかけて見てもらいますので、友人関係の経過を追って様子を見てもらい、本人の中、相手の中でどのような消化がされていっているかを注意して見てもらいます。
「不登校」の消化のさせ方も、実は細かなコツのようなものがあり、復学したことをいかに「自分で勝ち取ったもの」と感じられるようにしてやれるか、これは大切なことと感じています。
「私は元不登校です」というラベリングを子どもたちが自分自身にする必要が無いようにしてあげること、これは個人的に1番気にしているポイントです。
「そういえば私休んでた時あったよね?」
「私なんで学校休んでたんだっけ?」
そんな風に終わって、消化して、あんな時あったよね、と卒業したクライアントさんから子どもが言っていた聞くたびにニヤニヤしてます。
まとめ!
まずは親の私たちが子どもたちの「ゲートキーパー」でうあることをしっかり認識を持つことは大切だと思います。
単純に彼らに辛い経験をさせたくないと思うのではなくて、どんな経験もそれをどんな風に消化していくのか、ということがとても大切だと思います。
失敗も上手く行かないことも、その結果だけが大切なんじゃなくて、その後どう行動するか、どう消化するかが大切なのだと子どもたちに教えてあげられる大人でありたいですね!
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