August 19, 2018

痛風について

痛風 画像1 痛風(高尿酸血症)は、多量の尿酸が体内に溜まって、これが主に、足の指の関節などに結晶化して起こる病気です。初期段階では、自覚症状はまったくありません。しかし、ある日突然、激しい痛みにおそわれます。痛みは1〜2週間で治まりますが、尿酸値が下がらなければ発作は繰り返され、痛みは慢性化。足に見た目にもわかるコブができる方もいます。尿路結石や糖尿病、腎臓病などの合併症に進行する場合があるので、正しく治療を行うことが大切です。
 かつて「美食家の贅沢病」といわれていた痛風ですが、食事や飲酒などの生活習慣による影響もありますが、尿中尿酸排泄低下や尿酸産生過剰などの体質的な影響も、大きいようです。痛風の人は、プリン体を多く含む食品は禁止と聞いたことがある方も多いかと思いますが、それは過去の話。しかも、多くが腸内で分解されて排泄されるそうです。但し、過剰に摂取しても大丈夫ということではなく、日本痛風・核酸代謝学会の「高尿酸血症・痛風の治療ガイドライン(第2版)」では1日の摂取量が400mgを越えないことを推奨しています。
高尿酸血症になりやすい人の食生活
□ 早食い・大食い
□ 天ぷらや揚げ物など脂っこいものが好き
□ 外食やコンビニ食が多い
□ 朝食は食べない
□ つい間食をしてしまう(2回以上)
□ 野菜が苦手
□ お酒が好きで毎晩飲む(3合以上)
 当てはまるものがある方は痛風に要注意!近年では、エネルギ−の取り過ぎや運動不足で肥満になり、尿酸の量が増えるケ−スが目立ってきました。成長・発育の終わる20才ごろの体重を目安に、食べ過ぎやお酒の飲み過ぎに気をつけ、適度の運動を心掛け肥満を防いで痛風を予防しましょう。

By ルン        クリックお願いします。



attivobodycare at 00:30コメント(0)疾患(傷病)  

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