November 21, 2020

今の対応は、正しい?

ヒドロキシ 画像1 新型コロナウィルス感染症の対応が、一流医学誌や科学誌に掲載された論文に翻弄されていて、確固たる医学常識や身体の仕組みを理解したモノでないことが確認できる例の一つに治療薬が挙げられます。
 抗マラリア薬で安全性も確かめられているヒドロキシクロロキンと呼ばれる薬が、新型コロナウイルス感染症に有効とされていましたが、今年5月、世界保健機関(WHO)が臨床試験を一時中止し、6月に米国食品医薬品局(FDA)が緊急使用許可を取り消す騒ぎが起きました。論文撤回の経緯 画像1日本でも日本感染症学会の「COVIDー19に対する薬物治療の考え方第3版」まで記載されていたヒドロキシクロロキンの項目は第4版以降消されています。世界的に権威のある医学雑誌「ランセット」に、新型コロナウイルス感染症により世界671施設に入院した約9万人の患者を対象とした大規模試験の結果、新型コロナへの有用性は認められず、入院中の心室頻拍や死亡率が上昇したと指摘する論文が掲載されたからです。
不正データ 画像⓵ 論文の基になったデータは、米国の医療データ分析会社が提供していますが、その後、この論文にデータを提供したとされるオーストラリアの5つの主要病院が「データは提供していない」と証言しました。そして、他にもデータのおかしな点が次々見つかり、この論文は取り消されました。英国の報道機関が調べたところ、データを提供したデータ解析会社の本社は、従業員10人ほどで、SF作家やアダルト雑誌モデルなどが社員として登録されていて、とても世界中の医療機関がデータを提供しているようには思えなかったと報告しています。要するに、この事件はデータを捏造した情報をよく調べもしないでそれを採用した専門家が騙されたという構図です。
論文撤回の結末 画像1 結局、ヒドロキシクロロキンは、他の論文でも有効性が否定されていたので、政策変更も問題なく実質的な被害はないとされていて、この事件はうやむやにされています。つまり新型コロナに関する医学常識や政策は、確証のある取り組みではないと言えます。人の身体の持つ機能(免疫機能も含めた身体全般の機能)を今一度自分で確認する必要があると思います。

by ボヤッキー        クリックお願いします。





attivobodycare at 17:00コメント(0)Q & A | 対策 

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