December 01, 2020
風邪薬は危険?
高齢者が、無暗に総合感冒薬(一般的な風邪薬)を服用するのは、すごく危険です。特に、男性は『尿閉』に注意が必要です。風邪を引いた時に服用する総合感冒薬には、何種類もの風邪の症状を抑える有効成分が入っているため、なかには自分の症状に不要な成分が含まれている可能性もあります。
高齢者が注意したいのは、プロメタジンやクロルフェニラミンなどの抗ヒスタミン成分で、眠気やふらつきだけでなく、それらが持つ抗コリン作用で口渇や頭痛などが起こる恐れもあります。特に前立腺肥大の高齢者の場合、尿が出なくなる「尿閉」を起こすことも多いようです。総合感冒薬を飲んで、『尿が出ない』と夜間外来に駆け込む高齢男性は多いと救急病院の担当者は言っています。
風邪薬は、あくまでも症状を抑えるだけで、風邪を治す薬ではありません。薬を服用することによって、治りが遅くなることも多いので、時間に余裕がある方は、極力利用しないようにすることが重要です。
高齢者が注意したいのは、プロメタジンやクロルフェニラミンなどの抗ヒスタミン成分で、眠気やふらつきだけでなく、それらが持つ抗コリン作用で口渇や頭痛などが起こる恐れもあります。特に前立腺肥大の高齢者の場合、尿が出なくなる「尿閉」を起こすことも多いようです。総合感冒薬を飲んで、『尿が出ない』と夜間外来に駆け込む高齢男性は多いと救急病院の担当者は言っています。
風邪薬は、あくまでも症状を抑えるだけで、風邪を治す薬ではありません。薬を服用することによって、治りが遅くなることも多いので、時間に余裕がある方は、極力利用しないようにすることが重要です。
by 珍香鈴        クリックお願いします。