皆さんこんにちは。
週末はいかがお過ごしでしたでしょうか。




私は、土曜日には伊勢丹新宿店でのイベントを無事に終え
日曜日には仙台クラシックフェスティバルでの公演のリハーサルが始まり
おかげさまで充実の週末を心穏やかに過ごしておりました。








そう、あの
ハプニングス
を除けば……











えっと…

まずは伊勢丹イベントの御礼!!

イベントで演奏を共にして頂いた涼子(ピアニスト柘植涼子さん)と、マーリエブランド美女ボスの井端玲奈さんと
みーんなMドレス



私がプロデュースさせて頂いたドレスたちはもはや自分の子供のよう

皆さまがほくほく真剣に選んで下さっている表情に涙腺を刺激されては、愛を込めて育ててきた娘を嫁に出すような感覚でドレスたちの旅立ちを見送っております。

イベントにも沢山の方々がいらしてくださいました、本当にありがとうございました!

伊勢丹新宿店での開催は10/1まで
その後は銀座三越にて10/9から

皆さま、まだまだぜひぜひいらしてくださいね!!





そして店員さんバッチを外してからは池袋の芸術劇場へ、作曲家の藤倉大さんが監督をされているボンクリ音楽フェスティバル「出演者なしの電子音楽コンサート」をマリンバ奏者の塚越慎子さんと一緒に聴きに伺いました。

いやああああ不思議な世界観で、
大ホールがお母さんのお腹となり胎児に戻った気分になったり、フランスの寺院で聖なるコラールを聴いているのだけどひたすら闇を感じたり…
とても面白い体験、最高でした!

マリンバ奏者のりちゃんこと塚越慎子さんと作曲家藤倉大さんと


日曜日は仙台クラシックフェスティバルに出演するため、桐朋の先輩でもある素晴らしきピアニスト青柳晋さんとのリハーサルを青柳さんが先生を務めていらっしゃる芸大にて!


上野駅から芸大までが美しい散歩道。
所々、もう葉っぱが黄色いです。









…と秋を感じつつな穏やかなブログはここまで



ここからは音楽的でもなんでもない内容ですから
   

ご興味お有りのかたのみスクロールを進めて頂けたらと思います




































伊勢丹新宿から芸術劇場まで、
電車で約15分





19時の開演にこそ間に合わないが、
出入り自由の無人コンサートなので19時に伊勢丹で業務を終えて出れば失礼にならない遅刻で済むと思いコンサートへ伺うことを決めていた。




一緒に行くのりちゃんからは
「おつかれさま♡
先に入ってるね♪見つけやすいように後ろの席◯◯◯を買ったよ♪」という優しさ爆裂メールが入っており



おっしゃああああいくぞおおおお




と早歩きMax
競歩の勢いで伊勢丹を後にした




19時13分、見事に池袋到着




路上ライブで
「アーイラーブユゥーダァーリン…♪」
と、君の瞳に恋してるがガンガン歌われており
なんだか照れながらも(題名や歌詞に自分の名前が入ってると勝手に照れちゃう)
極力気を取られぬよう
無駄な動きをせぬよう
芸術劇場へ向かった


秋の夜とはいえ、競歩である

汗だくで芸術劇場のコンサートホールへ到着


開演してしまっているため、がら〜んとした長い長いエスカレーターを駆け上がる


顔から湯気が立ち昇っていたように思う


ぜえぜえと息を切らせながら受付へ行くと
優しそうなボランティアスタッフの女性がにこやかにそして急ぎ気味にチケットを切り始めそうな勢いでご対応下さりそうだったので
   

「チケット買います!」


とものすごい勢いでお財布を開いた瞬間





























お札が一枚も無い
 


がーん






34歳にして、お札が一枚も入っていないお財布を持って今日一日過ごしていたのかというショックと共に、コンサートが聴けないという事態に慌てた






ひ「す、す、すみません…カ、カ、カードで買えますでしょうか?」

優しい「え!あ…申し訳ございません、19時の開演前まででしたらご購入頂けたのですが…」

ひ「そ、そうですよね…お金をおろせるところ近くでご存知でしょうか…?」

優しい「一階の郵便局かコンビニエンスストアでしたら…」

ひ「ありがとうございます!出直してきますっっ!




再び無人のエスカレーターを駆け下り郵便局へ…




もう競歩どころではなく短距離走選手であった






手持ちのカード3枚試すものの…


「こちらのカードは使用出来ません」

ウィーン

ぴーっぴーっぴーっ


全敗…



しょうがないので近くのセブンイレブンいい気分へ駆け込み、引き出しを試みるが…
上記に同じ…


ダメ元でコンビニ店員さんの列に並び、順番が回ってきて

「すみません、カードで買い物してお釣りを現金で頂くことは出来ないですよね?」

と聞くものの、店員さんは心から申し訳なさそうに「すみません…」

そりゃあそうだ!
聞いた私が大バカ者なのだ
「うわうわうわすみません悲しい顔しないでください変な質問してすみませんでした!!」
と謝り、外へ飛び出した




19時33分…
ううう
刻々と時は過ぎてゆく…




何か良い方法はないか…



そうだ



のりちゃんが休憩時に出てくることを待って、恥を忍んでお金を貸していただこう…そろそろ休憩だろうし…



とぼとぼと芸術劇場へ戻った。




優しいボランティアスタッフの女性が不安そうに到着した私を迎えてくれた



ひ「お金…おろせなかったので…中にいる友人に貸してもらいます……あれ…でも…もしかして…今夜のコンサート…休憩無しですか…??」


優しい「はい…」



沈黙



非常に気まずい空気が流れる



しかしなぜかふとカバンのポケットにたまたま入れていた自分へそくり1000円札を思い出し、このコンサートが25歳以下なら1000円であることを思い出した!!!!!!


ひ「ああああの!!!
わたし…U25じゃないのですが… 
いま1000円だけお支払いして…
後で友人と落ち合ってから返しに伺ってもよろしいでしょうか……?

と提案させて頂くと

優しい「全然大丈夫です!!」

とすごい勢いでお返事を下さった。

ひ「ありがとうございます!泣 
お返しに伺うお約束の印として私の名前どこかに書かせてください!」

優しい「大丈夫です!」

ひ「いやでも…!

優しい大丈夫です

 
ひ「あ、ありがとうございます、では絶対に…また後ほど!
  



こうして優しいボランティアスタッフの方のおかげで無事に聴けて、終演後にのりちゃんから1000円借りて、優しいボランティアスタッフの方へお返しさせて頂いた…


そしてのりちゃんとは終演後一緒にご飯を食べたので、私がカードで払わせて頂き、お返しさせて頂いた。。




スタッフさま、のりちゃんさま、本当にお騒がせして申し訳ございませんでした。
ご慈悲をありがとうございました。。




本当に情け無い…




お財布の中身は毎朝確認しよう…    




そしてヘソクリは1000円ではなく10000円にしよう…







土曜日の不協和音、終わり。






日曜日の不協和音は、また次のブログで…