りゅうこん日記

静岡県にある磐田市竜洋昆虫自然観察公園です。
遊具やこんちゅう館、ビオトープと呼ばれる野外観察公園があります。

明日より開館!

2020-05-17 13:17:37 | 昆虫紹介
本日までコロナウイルス感染防止のため閉館しておりましたが、明日より開館となります。
というわけで昨日、バックヤードから展示スペースに複数の虫たちを移動、展示に登場してもらいました!


こちらはヒメマイマイカブリです。カタツムリにあまたを突っ込んでたべるため、カタツムリ(マイマイ)をかぶっているように見えることからマイマイカブリという名前になったようです。
マイマイカブリは飛ぶことができず、川や大きな山脈があるとそこを越えることができません。結果的にそれぞれの場所で少しずつ色や形が変わっていき、そこ固有のマイマイカブリとなります。

ヒメマイマイカブリは関東地方などに生息するマイマイカブリの小さいバージョンです。胸と頭は青、緑、黒などの色をしています。


こちらもヒメマイマイカブリですが、千葉県の房総半島という場所のマイマイカブリです。房総半島の南部にいるヒメマイマイカブリは体がしっかりしていて、体長も大きいことが多いです。しかし、なかなか採集することが難しいのでめったにお目にかかれません。


こちらはキタマイマイカブリです東北地方にすむマイマイカブリで、胸は赤、赤紫などの色をしています。翅の部分は黄緑色に輝き、とても美しいです。マイマイカブリのなかで最も美しいといわれることもあります。


というように、昨日登場した新顔はマイマイカブリばかりです!笑
だんだんあったかくなってきたので、バックヤードの寒いところに置いていたマイマイカブリたちを呼び起こしたのです。

これからもぞくぞくと新登場する予定ですのでお楽しみに!

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1 コメント

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モンキアゲハ (K)
2020-05-30 21:42:25
はじめまして、以前ゴキブリ展にでかけ、おおいに楽しませていただきました。! 虫さんたちへの、職員の皆さまの愛を感じました。
私は県内の図書館職員です。きょう、ご自身が見たチョウが何かを調べに来た方がおりました。図鑑などで見ていただいたところ、モンキアゲハに似ているが、羽の白い模様がもっと小さかったし、羽の下の方の赤い模様はなかったとのことでした。雄雌、また、生息地域、年齢で模様が変わってくるということはないでしょうか。
その方は、また別のチョウの本を市内他館から取り寄せたので、取りに来られるときに、何かわかればお伝えしたいと思っております。私も調べてみますが・・・。
確か2階にもチョウの標本がありましたよね。何かご存じならば。教えていただけるとうれしいです。

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