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ステップあやです。
 
なかなか更新できず久しぶりになってしまいました。
 
このページで全部伝えるのは不可能だけど、気になる部分の説明を”ちゃんと書こう”と思うと長い記事になり、それを目指すから更新が滞っているんだな。
 
と思ったので、”ちゃんと”を目指さず更新します。
 
 
それは私がいくら丁寧に説明しようとしても、このページだけであれもこれも説明できないのでこのページだけで、解決しようとしないでね。
 
疑問に思う部分は、まずは過去の記事(特に記事冒頭のリンク集 )or/and 私の著書を読み直しすと、そのときどきの疑問に対するヒントが出てくる、と思います。
 

 

ということで、このページでは、少し前にいただいたコメントのご紹介。

 

 
 
過食嘔吐の方ですが、はかない過食の人もそのメカニズムもそこからよくなるためにやることも、指針はおなじなので、共通点を拾ってみてください。
 
 
02月13日 00:46

あやさん、体の声を聞いて食べるって難しいですね。
 
私は先日、過食を止めるために吐くのをやめる事の重要さを改めて感じて、過食したくなっても吐くのはやめようって思いました。
 
今日は帰り道、すごく頭が重くてつらくて食べたいものが何も浮かばず、何がしたいかって考えたら、チョコレートを気がすむまで食べたいって思いました。しかも〝吐くこと前提の気が済むまで″です。これは体の声じゃないですよね。
 
〝甘いものでほっとしたい″は体の声かもしれないけど、チョコレートを一袋食べたいのは体の声じゃなくて、「普段禁止してる甘いものにリミット外してのめり込みたい」っていう気持ちで、つらさから逃げたいだけ。

なんか、そう考えたら、痩せたいって思うこと自体が、私が考えてる以上に負のエネルギーになってるのかもって思いました。
 
だって体型をコントロールしようとしてる限り食べ物への差別が出て来る。一袋食べないと気が済まないのは、きっと差別が過食のエネルギーになってるからですよね。
 
だから、太ってもいいって思えるようにするところからかなって思いました。食べ物を差別しないために。そうしたら、がつーんと甘いもの欲しても、一袋食べなきゃ気が済まない状態には陥らなくなるかな(。-_-。)
 
体の声を聞こうとしても、こんな風に頭で考えてる状態があるとどうしても邪魔しちゃうのかもって、ちょっと実感しました。
 
 
 
まず、「吐かずに食べる」「過食しても吐かない」いうことについて補足つけます。
 
吐かないタイプのむちゃ食い障害の人にとっては「むちゃ食いしても絶食や野菜だけダイエットをしない」に相当するし、チューイングの人は「味わったものは飲み込む」に相当するよ。
 
つまり、味覚で味わったものは消化して代謝してウンコとおしっこ出すところまで体に体験させてあげるからこそ、脳がこんなに食べてればこんな栄養やカロリーはいってくるんだ~って学んで、正常な食欲を出すようになるんだよということです。
 
 
これ↑↑の詳しいことは、このページでは割愛しますが、過去の記事、私の本に、栄養面から、脳の仕組みから、ホルモンの仕組みから、分厚い情報かいていますので、気になる方はリンク集や本よんでみてね。
 
 
ナゼそれが必要なのか、頭でイロイロをわかっていても、少しでも太ることが怖くてできないというときがあるのも、わかるよ~。
 
そんな心まで食べて解決ってことじゃなく、それができるように心の声を聞いていこう、「コミュニケーション」「生き辛さ」に向き合っていこう、という概要ですので、それはそのテーマに振り分けた記事をよんでみてねキラキラ
 
 
さて、こちらのコメントをいただいて私が思ったこと、ここから。
 
 
体の声を聞く=太る食べ方 ではなくて、本当はリバウンドのない究極のダイエットだよ~~。

 

 

 

やせる前に”上げどまり”まで太る時期っていうのもあるし、落ち着く体形は制限ダイエットで一瞬なれたようにはやせてないかもしれないけど、本当のダイエットだと思ってる。
 
 
食べ物に制約(あれはだめこれはだめ、こうするべき)を加えるダイエットっていうものは、最初から効果が出ないか、一瞬やせても続かず元通りになるのが大抵の場合オチなのだということは、さまざまなリサーチで証明されているのね。
 
 
そういう制約ダイエットをしてる人が肥満に陥る確率は、ダイエットをしていない人の三倍というリサーチや、食事に制約を加えたグループと(体が喜ぶものも選択肢に加えつつ)自由に食べるグループでは、前者は太り後者のほうが減量率が高いとリサーチも、過去の記事で紹介したとおり、。
 
 
ダイエットとリバウンド繰り返しても一瞬だけでもやせればいい、と思うとき、そういう人は、制約ダイエットもいいと思います。
 
「一般にはどうでも、自分の場合は0.5パーセントといわれるダイエット方法で痩せて維持もできるタイプだ」と思うなら気が済むまでダイエットするのもいいと思う。
 
私も2桁の年数、カロリー計算も栄養計算も含めいろいろなダイエットやったから、それで痩せても楽しくなかったし、痩せても元通りになるから吐いたり無茶な運動してたわけなので、身をもってフツーのダイエットが効果ないのは分かったわけなので、何年も何十年もとことん気が済むまでやるのも無駄ではなかった。
 
 
ただ、「太れない体質の人を太らせる方法も、制約ダイエットをさせること」だということもお忘れなくね。
 
バランスのよい食事を「制約」にしてればリバウンドは起こらないわけじゃなく、心がある人間には「満足感」てものも必要で、体は満足でも心に我慢させてばかりだとそれはそれで「反動の過食」がおこるひとにはおこるのです。
 
 
 それなので、私は体の声を聞くダイエットにきりかえた。
 
本当に、体の声だけで食べる、それしてたら何食べても、それが毎日ケーキ食べてても、自分にとってリバウンドのない範囲でだけど低めの体重になるよ。
 
つまり、自分の「セットポイント(遺伝子で決まった自分にとって維持可能な体重で4~5キロの範囲がある)のなかで、低めで落ち着くってこと。
 
ただ体の声を聞くのも、人それぞれどこまでやるか、はその人の自由。
 
私は個人的に、体形コントロールを優先する人よりも、人との関わりの中で食べたくなくても食べられるだけ食べておいしいね~って食べる人になりたいので、、体の声以外でも食べています。明らかに体が嫌がっている食べ方はしないけど、そんなに食べたくないときも食べるよ。
 
すると、体の声だけで食べる、食べないして生きてるときの体重より+2キロくらいのときが多いですが、まあそのくらい。
 
 
・・・という話をすると、過食嘔吐や過食とリバウンド繰り返してる真っ只中の人が「自分が体の声に従ったら食べたくないときなんてない」って思うと思うのですが、体の声だけを頼りに食べるのは、「食欲のリハビリ期間」のあとのことだよ〜。
 
 
食欲のリハビリ期というのは、食べたいかどうか定かでなくてもこれまで禁止してきた色んな食べ物の味と体に入るカロリーや栄養の関連を学ばせてあげる時期のことです。
 
量や時間の禁止もしかりで、禁止と仲直りする。
 
それで気持ち悪い感覚も心地よい感覚もあるけれど、それをただ感じていくことで脳が学ぶわけなので、いいも悪いも体が感じることを感じる時期。
 
 
っていうことを書こうとおもっていたら、stellaさんから暫くして次のようなコメントが。
 
 
基本を見直す
by stella
02月14日 18:18


あやさん、何度もコメントごめんなさい。
 
体の声も、正しい食べ方も、よく分からなくなっちゃって、あやさんの昔の記事をもう一度読み直しました。
 
糖質制限を信じ出してから極端な食事内容になってきちゃってたから、あやさんの「何をどれだけ食べたらいいの?」の記事をもう一回読んでみたら、ご飯の量150gにピンときた。
 
最近たんぱく質を増やすためにご飯の量を2/3くらいにしてたけど、私の場合はそれじゃ必要なエネルギーが作れなかったのかも。
 
本当は、ごはん150gとか油大さじ二杯とか細かく決めずに体が心地よい満足感感じるまでがいいのだと思うけど、今の私はまだ体に任せて本当に大丈夫なの?って不安になると安心して食べられないので、まずはあやさんの提案してくださってた三食の量をもう一度実行することにしました。
 
 
そしたら、ランチについてくるご飯少なめの量を残さず食べるようにしてみたら、昨日まであんなにあった甘いもの食べたい!って気持ちが消えてます。
 
 
三食大事ですね。
 
炭水化物減らしてちょっと近道して痩せられるかと思ったけど私には無理。過食のデメリットのが大きい。太りながらでも、体に聞く食べ方で、美人を目指そうと思いました。
 
 
おやつにクッキー食べちゃったけど、ココロが疲れてる時はお砂糖やチョコなど甘いものを脳が欲するというのも理解してあげて、心に聞いて、納得して食べたら、一枚でじゅうぶん落ち着きました。
 

砂糖依存の記事も、初めて読んだように心に沁みたな。無理せず、だんだん、お砂糖以外のお芋やフルーツを甘さで体が喜ぶ感じを覚えさせてあげようと思いました。
 
思ったこと感じたこと言う場が欲しくて、また書いちゃうかもしれないですが、誰かに言いたいだけなので気にしないでください(^-^;
 
あやさん信じて、一からまた心地よく食べる努力します!
 
 
 
おお~! 色々気づけてよかったね!

 
stellaさんみたいに、三食食べてもお米150Gでも食欲が落ち着かないよ~って言う人もいると思うけれど、それもふつーだよ。
 
stellaさんもそんな時期を通りながら、
 
●過食は食べはじめたところですぐ止まらないけど、”吐かずに食べる”を続ける 
 
●過食しても吐かない 
 
・・・を続けてきてだいぶ食欲が落ちついてきていた人だよ。
 
 
それで自然に食欲おちついて、自然にやせてくると、やせたことがきかっけでもっと痩せたいと欲張って制限ダイエットしたり吐いたりしちゃってまた反動の過食が・・・っていうのは、stellaさんだけでなく、ほんとうにほんとうにほんとうに、”回復期あるある”です。
 
 
でも、おなじことを繰り返してるようで、毎回、学んでゆきます。
 
人により、そのときにより、今の自分にはお米減らすと過食になるなぁとか、お米で一回よくなった人は「米は許可食になったけどパンは絶対駄目!っていつのまにか禁止してたから今回の過食はその反動かなぁ」とか。
 
それは私とのセッションで気づくひと、本やブログ自分で読み返して気づくひと、ほかの誰かや近くの人の食行動見て気づくひと、色々ですが。
 
そういう意味で、この前書いたきがするけれど、同じことを繰り返してるようで、ちゃんと螺旋階段を一段ずつのぼっているから。
 
そんな自分にも気づいてあげられるといいね。
 
 
 
 
あ・・・ コメントだけ載せようとしたのに結局、気になる部分の補足や説明書いて結局長くなっちゃった(汗
 
 
まあ、でも、簡単に書くぞ!と思ったら腰が上がったのでよかった、ということにしときましょう。
 
 
体の声を聞いて食べるというのは最終的にできるようになるといいことなのですが、過食か拒食ダイエット( 食べないことだけが拒食じゃないよ)になってるときって、自分の食欲=体の声がわからないんだよね。
 
たとえばさ、カロリーや炭水化物を自分にとって必要な量より抜きすぎてることが原因で、甘いものを過食したい反動の過食衝動が出てるときに、その食欲に任せて甘いもの”だけ”過食体にいれててもなかなか止まらんしね。
 
それも体の声の一つなんだけど、その体の声のメッセージは「抜いてるものを入れてほしい」だよ。
 
 
そんな人の「食欲のリハビリ期」について書いた記事をいかについけておきます。
 
バランスよく食べるっていってるけど、色んな食べ物と仲直りする、って考えてよいとおもいます。
 
今日も読んでくれてありがとう~音譜
 
 
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