こんばんは。ステップあやです。 

 

この記事は

後半「治すときも完璧主義

の話です。

 

前半は来月(9月)に開催予定の美人塾への参加を考えている方にご連絡です。

 

 

まず、仙台会場につきまして。

 

最小催行人数を設定させていただいている関係で、絶対確実でなくても参加を迷っている方は、9/8までにお申込みをお願いします✨ 仙台は次回(来年)の冬は取りやめになりますので、この機会にぜひお越しください✨

 

 

大宮会場のほうも来年の”冬”は大宮開催はございませんので、ぜひこの機会にいらしてください。大宮駅は、東京、池袋から快速で25-35分、新幹線停車駅です✨

 
 
摂食障害の方の家族・恋人のみを対象とした会は当事者は参加できません。 当事者向けの会も家族や恋人の方も(当事者と一緒でもそうでなくても)お申込み可能です。
 
 
 
▼ここから、”完璧主義”のお話。
 

 

美人塾に参加はしたいんですが、いまはまだ一人で食事ができないんです。一人で食事する勇気がないんです。

 
今は義理のお母さんが常に一緒に食事してくれて、食べた私を認めてくれて、それで頑張れている状況です。

あやさんの講演を聞きに行って、その日の昼食を一人でできるかっていうとまだ不安なんです。
 
もし、美人塾の日までに一人でも食事ができるようになっていれば聞きに行きたいし、お義母さんが付き添ってくれそうだったら(先日通院の際も一緒に来てくれました)、行きたいと思います。
 
 
お昼挟むので、こういう人いるだろうなとは思っていたんですが、、こちらの方への私の意見としてはこのように返信しました。
 
 
00:07 aya  いいですよ。でも、1日くらい、食べることはできてもできなくてもあまり回復には差しさわりないので、そんなに頑張らなくていいとおもうよ~
 
00:08 aya   治すことも、完璧主義になってるのかも。そんな毎回毎回勝負みたいに頑張ってたら、続かないからさ。食べることは、どっちでもいい感じでいいとおもうよ。
 
 
 
と返信したら、拍子抜けしたっておっしゃってました☺
 
 
 
食べるって決めたら絶対食べなきゃ!
一日たりとも決めたルール崩しちゃダメ!
 
って、完璧主義になってしまっていたのかも。
 
 
食を理由に、やりたいこと、生きたい場所、諦めることになっちゃってストレスになっちゃうから、力を抜いて大丈夫ですよ。
 
 
 
 
頑張りの方向性が、
食べない → 食べる に変わってきたのは、
とっても素晴らしいことだと思います💕
 
 
 
でもさ、
 
ダイエットの時もそうだったと思うけど、完璧目指した努力って続かなくなる。
 
ちょっと予定通りにできないときがあると、あーもうだめだーってガラガラと崩れてしまったりしてさ。
 
 
なので、
当日の目標は、
会に出て話を聞きたい、と思った
自分の希望を叶えてあげる、それだけ。
 
 
食べることは、
うまくできてもできなくても、
まあどっちでもいいや、
ってくらいで良いと思いますよ。
 
 
 
ただ、あんまり低血糖だと話に集中できないだろうから、許可食でもなんでもいいので、ちゃんと頭回るよう最低限の食べ物、飲み物で栄養とカロリーの補給ができたらいいですね。
 
 
 
それも100%目指して
100ができないから行かない(ゼロ)
ーってなるのはもったいない。
 
 
行きたいなあって思うなら、
100%じゃなくても
1割でも2割でも聞いて考える
ってことができたら
 
その時点で
”得るもの得てる”んだと思うよ。
 
 
 
今の私も、ある先生方の勉強会に出席することがあるのですが、疲れたまま夜の会に出席して、なかなか話に集中できないこともあるりました(先生方には失礼かもしれませんが)、
 
でもね、
 
1割でも、二割でも
そこに行かなければ聞けない話
を聞ける。
 
よくも悪くも
何かを感じたり考えたりする機会がもらえる。
 
だからそれでも
十分”得てる”し
”わたし合格”って考えていってるよ☺。
 
 
100%を目指して、
100の自信がつくまで行かないでいたらゼロ。
 
でも一割二割でもいいやと思って
重ねてれば大きな収穫になる。
 
1割x10回=10割!100%一回と同じだよ☺
 
 
 
こういう考え方
仕事や勉強でも
”遊び”でも
”見たい景色を見ること”でも、
 
やりたいこと全般について
同じように考えるようになりました。
 
 
 
今でもそう考えているけど
回復期ならなおさらだと思う。
 
だって、回復期ってまだ症状もあるわけだから、元気な時の自分や病気がない人と比べたら、100%楽しむことはできないことって多くて当たりまえだもの。
 
 
 
でも、
1割2割でも楽しめるなら、
それ重ねていきたい!て思うときがきたのね。
 
 
 
それまでは
100%楽しめないから行かないヤラナイ。。
 
っていって、ダイエット以外の楽しみゼロにしちゃってたから。
 
 
1割2割でも、いいやって思ったらフットワーク軽くなり、経験も思い出も、私の中に積み重なってゆきました。
 
 
 
 
そしたら、自然に
 
これが私なんだ 
わたし中身があるんだ
入れ物(体型)だけが私じゃないんだ。
 
体型って、
私の”入れ物”という
私の一部にすぎないんだ。
 
って自分について思えるようになってきた。
 
 
そう思えるようになるにつれ、食べることや太ることに対しての恐怖も少しずつだけどらくになっていったの。
 
 
だから、、
 
治すことも
やりたいことも
全然完璧じゃなくても大丈夫💕
 
 
 
 
それにしても、相談して下さった方の文章の中で、お母さんじゃなくて「義理のお母さん」と書かれているのが印象的でした。
 
 
私も自分の母にはあまり受け入れてもらえなかったけど、旦那と義理のお母さんは、病気の私も「治しなさい」とか「食べなさい」とか言わず、どんな食べ方してても、運動ばっかりしてても、「そういう人」と認めてくれて、そっと見守っていてくれたことを思い出しました。

 

 
 
個性として受け入れてもらえたら、どういうわけか、自分のペースだったけど、治りたい、吐かないで食べられるようになりたいっていう気持ちになってきたんだ。

 

 
実の母は、摂食障害が病気だということを認めきれなかったようで、、(おそらく母なりに私の将来を思ってのことだと思うのですが) 
 
 
「こんな生活続けて将来どうなると思ってるの」
 
「またそんなダイエットなんかして!」
 
「まだ吐いてるの」…

と、いう具合で、
 
私のためを思って、ヘルシーな食事(でも私には恐ろしい食事)を作って出してくれていたのだと思うけれども、
 
 
食事も
言葉も
 
病気のあなたではだめ
今のあなたなんか愛されない
 
と責められてるように感じてしまうし、
 

母の期待にこたえられない自分に罪悪感。
そんな自分を隠すことに必死。
 
ってなってしまって、
 
”自分のペースで治す”ことにまったく集中できなかったことがありました。
 
 
 
私も、なんで自分の病気を理解しきれてなくて、ちゃんと説明できなかったから。。
 
 
なかなか自分の親には”病気”なんだと理解してもらえず、ワガママ病だといわれてきました。
 
 
「親が拒絶するだから、他のみんなはもっと私を軽蔑するだろう」とか思って(← 一般化の思考癖ですが)、誰に対しても心閉ざして、
 
病気は
誰にも知られてはいけない秘密
 
と思いながら、
一人抱えて十数年生きていました。
 
 
それちがったよ。
 
 
別に血縁あるからとかないから、どうってことじゃない。
 
 
全部理解するのは経験者同士でも難しいけど、摂食障害が病気であってワガママだとか意志が弱いとか甘えてるとかじゃないんだなってこと、本人も苦しんでること、、
 
くらいは、言葉で伝えれば
血縁関係なく分かる人には分かる 
ことだと思います。
 
 
うちの母みたいに、いくら話しても分からない人には分からないけど、その人がそういう人というだけで、病気の自分はダメだとか価値がないとか幸せになれないという事実はどこにもありません。
 
 
 
美人塾以外に、2019年は9/12~10/12に日本に滞在します。この間大宮にて対面個人セッションあり。オンラインのセッションも日本時間の夜の時間帯も、追加料金がなくなります(通常は16時まで)。→個人セッションのご案内

 

 
今日の記事はおわりです。
 
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