こんにちは、ステップあやです。
 
こんな時に私の個人的な話に需要があるか分かりませんが、私が書きたいから書きます。
 

 
 
 
ここ数日、というか、
ここ一か月くらい、
割と、、心がしんどかった。
 
 
 
摂食障害やうつ治すときもやってきた、人間関係のこと、コミュニケーションのこと、、ちょっとつまずいていてね。
 
 
大好きな人だから傷ついて、
大好きだから腹が立って、
大好きだからこそ
”気持ちを伝える”ことをして、
 
大好きな人だからこそその人に
”選ばれない覚悟”をして
自分の気持ちを伝えて
 
これでいいんだと思ったもののの、ネガティブな気持ちを相手に感じることも、それを言葉にする自分も、すごく嫌な奴に思えてきたり、、

 

一か月ほどたって、好きでもこれが私だから、仕方がないか、と立ち直ってきたのがここ数日。

 

 
 
 
 
今度は、、愛犬のチビちゃんが天国にゆきました。
 
父と同じがんでした。
 
 
 
 
大切な存在を失った時は、悲しくて当たり前。
いろんな後悔も、愛があったからこそだと思っています。
 
 
だから、亡くなったことは、感じ切ることで癒えていくものだと思う。
 
 
 
ただ、ここでも家族の中での人間関係がしんどかった。
 
 
 
 
亡くなる前に、父と弟がチビちゃんに延命治療をするか、家で看取るかでもめて、そのことで人間性を否定しあっていて。
 
 

 

結局、父の決断で病院に預け、病院で亡くなったのですが、弟は父のことを” 看取る気がないひどい”やつだ” ”自分も看取られなくていいんだろうから俺はあいつを看取らない”と。
 
 
 
父とチビちゃんは同じ病気、がんです。
 
 
父も何度も転移し、二か月前にまた脳に転移し、治療を繰り返しながら体力をなくしているところです。
 
 
 
 
 
私も、
 
「そばにいたなら、延命治療で冷たい病院で過ごすより家族のそばで看取ってあげたかった、チビちゃん寂しくなかったかな」
 
と考えて寂しくなってしまう方だから、弟の気持ちもわからないでもない 。
 
 
けど、父は父なりの考えで、愛していたんだというのは、普段、プライベートで父と一緒にいること話すことが多かった私は知っています。
 
 
自分もがんで、何も食べられず、意識朦朧としていく辛さを思うと、犬のことも放ってはおけないと普段からいっていて、だからきっとお金をかけても病院で治療受けさせて楽にしあげたかった、それが父の気持ち。
 
 
 
 
愛していたらそんなことはしない

 

愛していたらこうするはずだ
 
あんな行動をするのは
気が狂ってるとしか思えない
 
って弟は父に対していっていて、悲しかった。
 

 

 

何が愛なのか

 

どんなことが”かわいそう”なのか、

 
 
 
そこの考え方が違うだけで、二人とも愛は一杯あるのは同じなのに。
 
 
 
 
 
実際はどっちが正しいなんて正解はないんだと私は思う。
 
 
 
 
私も、
家で看取ってあげた方が幸せだったんじゃないか、
 
病院のあんな牢屋みたいなところで
家族から離れて寂しかったんじゃないか、
 
治療なんかしたくなかったんじゃないか、、
 
 
って、色々想像して泣いていたけれど、
 
 
 
でもそれは
”人間の立場”での想像にすぎず、
 
しかも
”私だったら”の想像に過ぎないわけだから。
 
 
 
 
こういう「愛があれば~するはず、しないはず」みたいな”思いこみ””決めつけ”による人間関係のストレス、コミュニケーションのストレスは、摂食障害の時は自分では最初気づいてないけど、症状でバランスとっていないといられないほどの大きなストレスになってることが多いので、テーマを作って一杯記事を書いてきてるやつだよ。
 
 
 
 
 
”あの犬はかわいそうな死に方をした”と決めつけて勝手に悲しくなってた私も、違うと思った。
 
 
 
だから私は父の判断に任せてたんだけど、家族同士の憎みあいみたいになってしまったのは、聞いていて寂しかったです。
 
 
 
 
そんな中でのワンちゃんの死。
 
たかが犬、だけど、私にとっては大切な大切なワンちゃんでした。
 
 
正直私が摂食障害とうつの真っ只中だったら、ペットのことでこんな寂しくは思う気持ちは、、なかったです。
 

うつや摂食障害の症状が辛いとき、逆にペットに助けられてたという人もいるし、みんなが私みたいじゃないと思うけど、私のひどい時は自分のことしか考えられませんでした。
 
 
 
太るくらいなら死にたい…、治りたいけど太るのが怖い、過食と嘔吐してるか、過食とダイエット繰り返してるか、、というダイエット地獄の日々で精いっぱいだったから。

 
症状まっただ中のころは、もう、同じくがんで死んでいった母
のことも、苦しんで死ねるなんて羨ましい、苦しんでも心配してもらえるなんていいな、、、としか考えられなくなっていましたし、
 
 
そのころに家にいたペットもいたけど、そのころの私の頭の中は
 
食べたもののカロリーと
食べ過ぎたもののカロリーと
この後消費すべきカロリーと
この後食べるもののカロリーで頭一杯で
 
痩せた太った
痩せる太る
食べなきゃ
吐かなきゃ
運動しなきゃ
 
そんな強迫観念に突き動かされるばかりで、本当に苦しくて自分のコトで精いっぱいで。
 
 
 
だから、そばにいる人のことも動物のことも、心から愛おしく感じる感情が湧いてでてこなくなっちゃってたの。
 
 
摂食障害18年やって、やっと70%くらい摂食障害から抜け出して、
 
なんとか、食症状と体重増加の不安に振り回されずに、そのほかのやりたいことを、自分の人生を楽しめるようになってきたころに我が家にやってきたのが、チビちゃんだったんだ。
 
 
 
心の中の愛の器を満たすには
愛されることだけじゃなくて
愛することでも満たされるんだ
 
 
っていうことを、チビちゃんへの愛を通じて実感した時、、本当に嬉しかったんだ。
 
「私人間らしい気持ち戻ってきた」って。
 
 
 
太った体が好きになれなくても、そんな感情を感じる自分のことは好きだった。
 
 
 
--
 
 
 
 
父も弟も、チビを思う気持ちは変わりないのにな。
 
家族だからケンカはして当然と思う。

 

 
でも、何が愛なのか、、そこの考え方が違うからといって、父のことを頭がおかしいとか、あいつも孤独死すればいいとか、人間性や存在自体を否定する言葉を弟から聞くのは、やっぱり寂しかったです。
 
 

でも、”言葉”に振り回されないようにしたいとは心がけています。

 

 

弟は言葉がきついけど、きっと、カッとすると思ってもないこと言うだけで本心ではなく、ハートは優しい人なんじゃないか、、とも思っています。

 
 
父もそんな人です。
 
 
父のことは、私は母の死後一緒にいる時間も多かったので、いろんなことを話すようになり、そのうちに父の言葉の影に隠れた優しさがわかるようになった。
 
 
でも弟は、まだ個人的に話すようになったのがまだ最近なので、彼のコミュニケーションの癖を私が把握できてないので、言葉が本気なのかそうでないのか分からないので、ちょっとしんどいのもあるかもしれません。
 
 
 
そのうち、私が弟のコミュニケーションの癖を把握し、言葉に振り回されず安心できるようになればいいなと思います。
 
 
 
 
 
本当にね、見た目も性格もかわいい犬だったんだよ。
 
 
緑内障で失明してしまった時もかわいそう、、と思ったけど、本人はすぐ慣れて散歩も食事もそつなくこなして甘えてくれて。
 
癌になっても頑張ってくれて、元気になって、私たちを癒してくれた。

 

 

 

家族が自分のために、お互いを侮辱しあうなんて、チビは望んでないよね。

 
 
そして、きっと、お父さんもお医者さんも、自分のために最善を尽くしてくれていたんだって、知っててくれてたんじゃないかな、、
 

 

 

チビちゃんは、このブログの誕生と同じ12年前に生まれ、うちに来てくれました。
 
 
いろんなことを感じ、学ばせてくれました。
何よりちびちゃんを愛する時間がとても幸せでした。

 

 

-
 
 
家族のこともそれ以外のことも、ここ最近のバタバタで心折れそうになっても、折れずにいられたのは、、ただただ話を聞いてくれたお友達と父の奥さんのYちゃん(父の再婚相手)のおかげです。
 
 
*あ、よく考えたら友達のうちの一人は冒頭に書いたケンカの相手だった!
 
 
 
でもそれも、ちゃんと、話を聞いてもらおうと自分のために動いた私のおかげだから、私にも感謝です✨
 
 
 
昔の私なら、こんな話聞かされても困るよね、と勝手に相手の気持ち決めつけて、黙って一人で抱えて小さな不安を大きな不安に育て上げて病気になっていたと思います。
 
 
 
今は、”辛い悲しい”が限界を超える前に適切な相手に聞いてもらうことができるようになって、ただ気持ちを言葉にするだけだけど、かなり助けてもらっています。
 
*(適切な相手と書いたけど、相手間違えると、逆にストレスだからですww)
 
 
 
 
そして、ここのみんなにも、個人セッションでお会いする皆さんにも、救われているよ。
 
 
自分にとって悲しいこと、つらいことと向き合う時間も大切にしていますが、それと同じくらい、自分にとってつらい”そのこと”以外の誰かや何かのことを考えたり動いたりする時間も私にとっては、大切で、やはり、救われているなと感じるんです。
 
 
(↑これ自分のためにやってるだけじゃんていう人もいるけど、私はそれを悪いことだと思っていません。人のためじゃなくて自分のために生きること、みんなに教えてる立場ですから私もそうしています)。
 
 
 
だから、、皆さんにもありがとう、です。
 

 

一日一回皆さんの応援クリックが励みです✨

   ↓      ↓      ↓

にほんブログ村 メンタルヘルスブログ 摂食障害へ にほんブログ村 メンタルヘルスブログ 過食症・過食嘔吐へ

 

 

コメント&メール相談を送る前に

>必ずコチラの注意事項とお願いをお読み下さい

 *SNS経由、LINE経由のメッセージも同じ扱いですのでご注意下さい

 

コメント・ご相談メールは>こちらから

 

 

 


個人セッションのご案内
  摂食障害と生き辛さ
 本人&支える周囲の方もどうぞ

通話/チャット-SKYPE・LINE・Zoom
 ↑米国滞在時も日本滞在時も可!

対面セッション@大宮
↑日本滞在時のみ受け付け

 

 


ベル摂食障害と生き辛さに
 当事者/家族/恋人 対象の会


>美人塾ってなあに?

 

不定期開催。LINE@に登録いただくと次回以降の開催、臨時開催、申し込み開始のお知らせなどを最新情報をLineで配信いたします。
 

↓ご希望の方はこちら↓
Add Friend

ベルメールでお知らせ希望の方はこちら⇒★

 

 


右矢印 ステップあやの書籍&お薦め本 

このブログはリンクフリー(無許可でリンクをはってもOK)です