ここっとさんは小さいころから
野の花が好きで
下を見ながら歩いている子だった。
小さくて上品な野生の花が
昔から好きだった。
7歳から9歳までスイスで暮らして
ヨーロッパの野の花が大好きになった。
その後、フランス、ドイツ、スウェーデン
行く先々の野原や道端で
いつも咲いてたこの花が好きで好きで
(雑草だけど)
花を手に取り香りをかぐと
すごくいい匂いで。
ヨーロッパの牧草地や花畑には
必ずある花、それが
セイヨウノコギリソウ
英名Yarrow(ヤロウ)
Achillea millefolium
とうとう苗を買ってしまった。
苗かったら花がついてた!ラッキー!
小さな花、一つ一つを見ると
本当に可愛くて大好き。
ドライにしてもいい香りで可愛いです。
ヨーロッパではすごく昔から薬草として
利用されているこの花。
なんと、ネアンデルタール人の遺跡から
ヤロウが発見されているんですよ!
ネアンデルタール人は苦みを
感じる能力があったらしいので、
この植物を食用にしていたとは考え難い。
この植物は薬草として利用されていたのでは
と言われています!
きゃあぁぁ!
オタクの黄色い叫び
そして、ヤロウの学名Achilleaは、
ギリシャ神話の英雄、アキレウスから。
トロイア戦争の時に
アキレウスはヤロウを
止血に利用したそうです。
先史オタク、ギリシアオタクの
ここっとさんにはたまりません~
ヨーロッパでは先史時代から
魔除けと考えられていたようです。。
ヤロウは止血の他にも血液の浄化や
殺菌などにも使えるし
お茶は熱が出た時にいいそうです。
(妊婦の利用は不可、そしておそらくマズイ)
のこぎりの形の葉っぱは少量
サラダに加えることもできるとか。
苦いだろうけど今度試してみます。
とりあえずここに植えましたが、
ヤロウのすごいところは、
コンパニオンプランツとして
一緒に植えている植物を
元気にしてくれるところ・・・
ただしすごい繁殖力なので、
その辺のバランスが難しい。
色々試してみますね。
この場所は日当たりが足りないので、
後で植え替える予定。
今まで植えてなかったのは
あまりにも雑草感が強かったため。
でもやっぱ近くに会ってほしい
ハーブなんだなぁ。