先週の土曜日、福岡県で1カ所だけ残っていた
道の駅むなかた へ行ってきました。
道の駅むなかたは、いつでも行けるからと後回しにしていたものです。(^^;)
ここは “福岡県宗像市” に2008年にオープンしましたが、集客力、売上とも常にトップクラスです。
店内で最初に目についたのがこの看板です。
この数字は平成30年9月現在ですから、オープンして約10年ということになりますね!
年平均で170万人ですから、やはりすごいことだと思います。
この道の駅の最大の特徴は水産物が売り場面積の3分の1を占めることです。
鐘崎漁港、神湊漁港、大島漁港、地島漁港といった港から毎朝獲れたばかりのさかなが並びます。
水揚げから売り場に並ぶまで最短40分、最も遠い漁港でも2時間以内というから驚異的です。
ただ、周辺のスーパーなどへの配慮から刺身にはしません。
100円という料金で、3枚おろしまではやっていただけるシステムです。
順番が逆になってしまいましたが、道の駅の外観をお見せしておきましょう。
弧を描いた木造の建物がメインですが、以前来た時にはなかった2つの施設が増えていました。
メインの建物の右手にあるこちらは、“宗像観光みやげ館” と書かれていました。
名前の通りこの中は宗像の様々な土産物が並び、その一角が観光案内のコーナーになっています。
道の駅のHPを見てみると、この建物は最近新設されたようです。
もうひとつ、メインの建物の左端にあるのがこちらの建物です。
こちらは、米粉パンのパン工房 “姫の穂” と、写真にあるソフトクリームなどのテイクアウト “宗像や” が入っています。
米粉パンの工房は、JAむなかたの直営店です。
ちなみにこの建物の2階には多目的ホールと授乳室があります。
さて、メインの建物に戻りましょう。
3分の1のスペースを占める水産物だけでなく、農産物のコーナーも随分と広いのですが、とにかくお客さんの数が半端ではない!
マスクをしている方は半分もおらず、新型コロナウイルスどこ吹く風!!といった感じでした。
さて、“宗像” といえば皆様思い出されることがあるかと思います。
2017年(平成29年)7月にユネスコの世界文化遺産に登録を果たした “「神宿る島」宗像・沖ノ島と関連遺産群” です。
その遺産のひとつである “宗像大社” はこの道の駅から約2km、車で4~5分の距離です。
宗像大社は、天照大神御神の三柱のお子様の三女神を祀っています。
この三女神が、上の地図にあるように沖ノ島、大島、そして本土と3つの場所に祀られています。
・田心姫神(たごりひめのかみ) ・・・沖ノ島「沖津宮(おきつみや)」
・湍津姫神(たぎつひめのかみ) ・・・大島「中津宮(なかつみや)」
・市杵島姫神(いちきしまひめのかみ) ・・・田島(本土)「辺津宮(へつみや)」
この三宮を総称して 「宗像大社」 というのだそうです。
道の駅むなかた は、道の駅の成功例として度々テレビなどでも紹介されてきました。
これに今度は世界遺産まで加わって、更に来場者が増えるのではないかと思います。