日中越境EC雑感

2008年に上海でたおばおに店を作るところから始めて、早もうすぐ10年。余りの変化に驚きの連続

京都風の商業施設、中国で営業停止

2021-09-03 | 中国経済関連

つい先日このブログにあげた大連の京都風の町。実は不動産販売が目的だったんだ-と書いたところだったのに、なんと営業停止してしまったという。

 

不動産開発については第一期は販売済、現在は第二期の販売をしている。8/25に開業した商店街については以下の様な写真にある通り結構観光客を呼び込んでいてまぁ上手く行ってたみたいだ、微信などでもそれなりに実際に訪問した人たちのコメントを見ることができる。

 

休業の主な原因はネットの上で、以下の様な反日コメントが沢山上がったことだそうだ。一応コロナ対策で人の集まりを減らすとも書いてはあるが。。

・この京都風商店街は、日本製品のみの販売しかみとめないという、ふざけるな。

・大連は日清戦争の時に日本軍による虐殺が起きたところなのにふざけるな。

 

大連は一般的には親日と言われる街だけど、韓国に駐在した後に実際に行ってみて韓国人のふりをしたところ、タクシ-の運ちゃんも、町の羊肉串のお店でも、かなり日本を嫌う発言を聞かされた。

 

しかし、戦後76年だっても全然変わってないのだなぁ。。中国における反日教育の影響もあるのだが、まぁほんと中国を選択したのは間違いだったなぁと改めて思わされる。無視はできない国なんだけど。

 

 

 

京都風の商業施設、中国で営業停止に 「日本文化の侵入」と批判(朝日新聞デジタル) - Yahoo!ニュース

然而两天后,即9月2日,一份小京都商业街停业休整的通知,再次引爆网络。通知称,商业街已完成试运营工作,公司针对运营期间出现的问题,现进行停街休整,正式开街时间另行通知。

据极目新闻报道,小京都商业街内部工作人员表示,商业街开街比较匆忙,近期人流量大,暴露出一些问题,加上疫情防控的需要,公司决定暂时停业休整,“后期可能会对商业街内的一些商业业态作出部分调整。”他说,现在尚未通知何时重新开街。

朝日新聞社

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東京都の区別コロナ感染率

2021-08-29 | 中国経済関連

東京都のコロナ感染者数が急激に増加し、先週から少し落ち着いてきたみたいだけど、地域や年齢によってどうなのかなと思って一寸見てみた。

東京都のサイトを見ると、感染者数の一位は世田谷区で、結構飛ぶ抜けて見えるね。次いで大田区、新宿区、江戸川区、足立区。。この辺って若い人が多いのかな?と思ったのだけど、世田谷ってどちらかというと学生の住む町というイメ-ジはあまりなかった。

新型コロナウイルス 東京都 区市町村別の感染者数|NHK特設サイト

だけど、よく考えたらそれぞれの区でも人口が異なるよね。じゃぁ人口比で感謝者の率がどのくらいあるのかを計算してみたら、下記の通り。まぁ、東京都の感染者数というのは、PCR検査で陽性になった人の事だから、全く無症状だった人も若い子には結構いるはずで、そういう人はPCR事態を受けていないよね。受けた人ってのは濃厚接触者候補だった人が多いだろう。

 

で、各区市町村の人口と、感染者の比率を出してみると。。。まぁ予想通りだけど、新宿、渋谷、港、豊島、中野、目黒。。。凄いな、新宿区の住民の20人に1人が感染しているんだ。外国人も多く、若者比率が高そうな地域だけど。。無症状感染者が20%といわれているようだから、実際にはこれより2割り増しくらいで見ないといけないのだろうね。

  都道府県 人口 コロナ感染者数 感染率
1 新宿区 307,404 15,993 5.2%
2 渋谷区 219,929 8,947 4.1%
3 港区 240,318 9,283 3.9%
4 豊島区 260,842 9,240 3.5%
5 中野区 316,823 10,840 3.4%
6 目黒区 272,122 9,140 3.4%
7 中央区 162,292 5,124 3.2%
8 台東区 188,859 5,772 3.1%
9 世田谷区 898,208 24,751 2.8%
10 千代田区 64,159 1,647 2.6%
11 荒川区 198,271 5,042 2.5%
12 品川区 393,062 9,865 2.5%
13 杉並区 556,769 13,940 2.5%
14 葛飾区 441,328 10,734 2.4%
15 墨田区 263,216 6,382 2.4%
16 北区 330,887 7,991 2.4%
17 江戸川区 659,375 15,559 2.4%
18 江東区 495,909 11,675 2.4%
19 大田区 709,550 16,685 2.4%
20 板橋区 542,959 12,710 2.3%
21 足立区 657,396 15,316 2.3%
22 文京区 216,241 4,717 2.2%
23 練馬区 719,971 15,200 2.1%
24 武蔵野市 144,420 2,768 1.9%
25 西東京市 200,997 3,576 1.8%
26 調布市 233,265 4,096 1.8%
27 三鷹市 186,453 3,259 1.7%

 

参考、

コロナ感染 2割は陽性判明時に無症状 60代以降も高い割合 東京 | 医療 | NHKニュース

この記事では高齢者の方が無症状率が高いとあるけど、10代みてるとどうかなぁ?0-20歳までの無償擁立の高さを見ると、これは感染した人の家族濃厚接触者と思うので、20-30代だって本来の無症状率はもっと高いと思う。PCR検査を受けた人の無症状という事で統計にバイアスがかかっているとしか思えないんだよな。

さて、問題の観戦したらどうなるかってところだけど、産経には結構過激な見出しこんな表迄出ていた。まぁ、見出しだけ見ると若い人たちがワクチンを積極的に打たないけど、重症者がどんどん増えているのだからもっと打ってね、という内容に見えるよね。テレビニュ-スなどでは渋谷などの幾つかのワクチン接種場所では列をなしているとか、予約が取れないという話が出てきている。

都内でコロナ重症の若者急増 ワクチン接種進まず - 産経ニュース (sankei.com)

でまた、本当のところどうなの?と思ってひろって見たらこんな感じ。

建ては世代別、横は4月から8月までの世代別感染者数の推移。確かに7月から加速度的に増加しているよね。個人的には息子の高校が始まるので、僕自身が平気なのか正直気になっている。まぁだからこんな数字拾っているのだけど。で、世代別感染者。重症かだから7月も入れたほうが良いかもしれないけど8月だけで見てみる(7月後半も似たようなものだろうから)。

う-ん、微妙。まぁ中等症状でも結構きついとも報道されているので何ともこれだけじゃ言えないんだけど。50代が最も高く、60代で少し減り70代以降もっと減るってのは、これはワクチンのおかげだよね。お年寄りはワクチンを打つことによって重症化率を40代の人並みに下げることができるという事だ。売ったから死なないとか重症化しないという事はないけど、リスクは大幅に減ると言えるね。

で、この10-20代、、、20代でワクチン接種の副反応で亡くなった人が5名位いたはずだけど、時期を考えると糖尿病とか基礎疾患を持っていた人の確率が高いよね。そうすると。1万人に一人とかってどう考えてもその方の健康状態に何らかの問題があったと考えたほうが素直な気がするのだけど。

こうやって見てみると、ワクチン接種を進めるべきなのは40-50代の未接種者だよね。後は60-65歳、まぁ僕もまだ迷いながら打ってないんだけどね。。50代で100人認に一人が重症化するというリスクをどう見るかなのだけど、このリンクを見ると分かるけど、日本に糖尿病患者数は1千万人、うち7割が治療を受けている。

そして、「糖尿病が疑われる人」は12.1%(男性16.3%、女性9.3%)に上り、1997年以降増加していることが判明。男性では50歳代で12.6%、60歳代で21.8%、70歳以上で23.2%。女性は50歳代で6.1%、60歳代で12.0%、70歳以上で16.8%が該当する。との事。。そうなると重症化している人って大半が糖尿病その他の基礎疾患を抱える人の又一部としか考えられないんだよね。確かに社会人で営業系の人は糖尿病にかかっている人が結構いる。僕の最初の大手ゼネコンの役員も3割以上が実は糖尿病を抱えていた(秘書部にいたので内部情報だけど)。友人にも、全然そんな風に見えない=肥満でもないのにコロナ騒ぎで引きこもっているので何故かと聞くと糖尿病。奥様は乳がん経験者。また別な友人にも大動脈解離で死に損ねた人がいる。結構ガタが来ている人っているんだよね。そうすると僕は、胆嚢を去年とったことが気になるけどまあそういう問題はないんだよな。

 

ワクチン自体の有効性は現段階では確かにあるのだけど、今はまだ世界的に治験をしているというのが実態。イスラエルやイギリスなど次々に新しい発見が出て来るけど、どうも変異株に対しては重症かリスクはあるけど感染予防効果は薄い、いずれにせよ定期的に打ち続けないといけない。まぁ、従来のインフルエンザの強い奴みたいな感じだよね。という事で可能ならもう少し様子を見て決めたいなぁと。

海外に出かけること考えると、欧州で導入しだしたワクチンパスポ-トが必要なので、未だと打たないわけにはいかないけど、感染予防=第二次感染を起こす人、にならないのであれば、結局隔離を避けることはできないだろうし、又見直しが入るのだろうな。それにしても、厄介なことになったものだ。

 

日本の糖尿病有病者は1000万人超 予備群は減少 国民健康・栄養調査 | ニュース | 糖尿病ネットワーク (dm-net.co.jp)

    感染者数 重症者数 比率
10代   17,118 1 0.0058% 10万人に6人
20代   35,377 4 0.0113%  1万人に一人 
30代   23,955 23 0.0960% 1千人に一人
40代   18,259 49 0.2684%  1千人に2-3人 
50代   12,553 109 1.6941%  1百人に二人弱
60代   3,424 58 1.1830%   1百人の1人強
70代    2,282 27 0.5258%  1千人に5人
80代 1,141     6  0.2427% 1千人に2人強
  10代 20代 30代 40代 50代 60代 70代 80代 各地の感染者数 各地の死者数
4月 1,809 5,246 3,437 2,894 2,171 1,085 724 724 18,090 121
5月 2,188 6,126 4,157 3,501 2,625 1,313 875 875 21,879 164
6月 1,557 3,894 2,596 2,206 1,557 649 389 260 12,979 179
7月 5,284 14,972 9,247 7,045 4,844 1,321 440 440 44,034 59
8月(27) 17,118 35,377 23,965 18,259 12,553 3,424 2,282 1,141 114,120 140
重症者数 1 4 23 49 109 58 27 6 277  
重症化率 0.0058% 0.0113% 0.0960% 0.2684% 0.8683% 1.6941% 1.1830% 0.5258% 0.2427%  
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文字が読めるか読めないか。。それが問題なのだろうな

2021-08-25 | 中国経済関連
中国近代史関連の本をここの所読んでたのだけど、清朝の末では99%が文盲と書いてあった。それは幾らなんでも酷いのではないかと思って検索していたところ、華中師範大学の修士論文によれば、中華民国時代に80-90%が文盲だったそうだ(正確な数字は無いのだろう、概ね80%という数字を使っている時が多い)。学校教育が清末1900年代に入って始められているので、そこである程度の所得層の就学によりかなり改善したのではないだろうか。それ以前に関しては、本当に1-5%程度しか字を知らなかったのだろう。
 
1920年代の文盲率は、日本は0.9%。スイス、スウェ-デンには負けているがアメリカの4.3%よりよい。ソ連は43%、メキシコ62%、ブラジル70%、インド・エジプト・南アフリカが90%なので、中国は一部の教育が進んだ民国時代もせいぜいその辺だった。
 
中国らしいのが修士論文なのに民国時代の文盲率の低さを徹底的に非難し、共産革命後の大幅な改善を指摘している。当時の大陸内の混乱を考えればやむを得ないだろうに、共産党にゴマをすらないと学位も取れないという事だろう。まぁ中国は理系は今はかなり進んでいるのだけど、社会科学系はレベルが低いとい聞くけどさもありなんと思う。
 
そして、今は96.8%の人が字が読めるという。元嫁の生まれた40年前が65.5%しかいなかったので、短期間に大幅に改善したようだ。40年前と言えば文革が終わったころ。革命後に漢字を繁体字から簡体字に変えたりしたけど、文革で教育の進歩も止まっていたのだろうね。それが改革開放後に急激に進化した。レベルは別にして40年前だと大学進学率は5%に満たなかったのに今は半分超えてるんじゃなかったか。まぁ日本同様に、それって大学??という所もかなり増えたとは聞くけど。
 
65歳以上の高齢女性は7割が文盲とかってデ-タがあるのだけどこれ本当かな?文革の影響とはいえ、さすがに上海の元嫁の親族にはいなかったような気がするのだけど。
 
いずれにせよ、戦前の中国と同じレベルの識字率が20%なのは、アフガニスタン、南ス-ダン、マリ、ブルキナファソ。
で、話題のアフガン。。。。民主主義なんて無理に決まってるじゃないか。南ス-ダンも滅茶苦茶だものね。民主政治といっても国民党のように一部が汚職で金持ちになりまくるという世界じゃないのかな?まぁ中国共産党もそういう傾向はあるのだけど。
 
210 エチオピア(2007年) 39.0%
211 ソマリア(2001年) 37.8%
212 チャド(2011年) 35.4% 35%
213 マリ(2011年) 33.4% 33%
214 ブルキナファソ(2007年) 28.7%
214 ニジェール(2005年) 28.7%
216 アフガニスタン(2000年) 28.1%
217 南スーダン(2009年) 27.0%
 
で、アメリカさん。。やはりこういう国には中国みたいに同じ状況を克服した国に支援を任せた方が良いと思う。ああいう強権独裁体制が良いとは思わないけど、国の成長の過程では踏まなければならないステップ何だろうと思う。その後如何に民主化するかってのは中国見てると課題だけど、韓国や台湾は日本の素地があったにしろまぁまぁ上手く行ったよね。
 
しっかし中国って、僕が初めて行った頃の識字率って今のバングラ、パキスタン,アフリカ諸国並みだったのか。繊維などの軽工業がこの辺の国に生産拠点を移す=まぁ人件費が安い、というのも納得できる。
 
だが、15-24歳の識字率の推移を見ると90年に90%を超えており、2000年以降は十分に先進国レベルになっている。80后か90后あたりからだね(文革の影響もあっただろう)。ネットのおかげもあるが今の若い中国人に関しては反日を除けばさほど違和感を感じないだろう。年寄りには動物としか言えない人が結構いた。。ようやくこれから人民が文化的になってくるのだろうね。日本とは別な意味で、早く若返りをしてほしいな。
 
 
 
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大連に中国最大の日本タウン、京都の街並み再現 って。。

2021-08-25 | 中国経済関連

大連に中国最大の日本タウン、京都の街並み再現 パナソニックや広島銀も参画 と、8/18の日経新聞の記事に載っておりました。で、よく見てみると。

【大連=渡辺伸】中国東北部の遼寧省大連市に21日、中国で最大級となる日本をテーマにした複合商業施設がオープンする。不動産開発の大連樹源科技集団が京都の街並みを再現した。総工費は60億元(約1千億円)。パナソニックなども参画し、日本商品を売り込む一大拠点を目指す。

https://www.nikkei.com/article/DGXZQOGM131ZU0T10C21A8000000/

名前は盛唐·小京都。中国人から以前、京都は唐の時代、鎌倉は宋の時代の中国がそのまま残っていると伺ったことがありますが、その辺からこのネ-ミングになったのかもしれませんね。昨年開業したようですが、今年になって京都でお店の出店の会議をしたようです。中国側の記事だと、JPM公司(在日中国人の会社みたいです)に加え、イオンや、渋谷、丸井、六甲アイランドを開発した日本嘉莱德公司がプロジェクトの管理運営をしているとの事ですが、之って架空の会社ですよね??三井不動産並みの企業という事になりますが。

2021年6月21日下午,盛唐小京都项目建设方—大连树源集团与日本嘉莱德公司、日本JPM公司通过视频形式,举行了项目二期商业街规模性招商说明会,主会场设于日本京都,京都工商企业界20余个商家参加了说明会。 日本嘉莱德公司是以商业开发运营、海外事业管理、不动产开发为主的企业,在日本先后参与永旺商场、涉谷餐饮街、丸井百货、三宫OPA百货、神户六甲ISLAND商业、大阪城公园城下集市等策划开发及运营;

https://www.sohu.com/a/473784273_121123902

場所は金石灘にある日本でいう国立公園みたいなところのようです。大連からは50キロ位、車で1時間以上かかる処ですので、日本でいうと、熱海かな?大連という町を考えると、関西の明石、もしくは小樽みたいなところと考えたほうが良いのかもしれません。 町の写真は微信に幾つか乗ってますがこんな感じで、まぁ海外で作るのだからこれはこれでよいのかなぁと。。この招き猫はどうもお相撲さんをイメ-ジしているように見えちゃうのですけど。 で、なんでこんな投資をしているかというと、将来はホテルなども考えているようですが、今今は不動産物件の売買で、値段を見ると日本基準で100m2程度の戸建てが最低価格で340万元、まぁ6千万円といったところでしょうか。。別荘と考えて買うところだと思いますけど、景気が良いというかまだ場打ってるんですね、きっと。

さて、日本のサイトでは、又物まねかよっていうサイトも幾つか見噛めましたが、中国側でも反発はあるようです。微信にはいくつも写真を載せてそれなりに楽しんでいる人もいるので、これが事実かどうかは知りませんが、以下紹介すると。

大連の60億元(1000億円)も投資して、110万m2の土地を開発し、京都風の町を作ってるが僕らは受け入れるのか?80%のネットユ-ザ-は否定的である。日本は1894年(日清戦争)の時に旅順港略語大虐殺を行い、2千から2万人の殺したのだ。歴史を忘れるな、絶対反対。文化侵入も戦争と一緒だ。 まぁ、日本が好きな中国人。。比率から言えば10%-20%という事でしょうか?まぁそんなものというのが実態でしょうね。

以下原文 大连斥巨资建造日本京都风情街,会被国人接受吗? 看了一天大连斥资60亿建日本风情街的新闻,支持的占10%,反对的占80%,无所谓的占10%。 关于大连日本风情街这件事,我也查了一下资料: 大连一家房地产开发企业投资60亿元(约960亿日元),仿建日本京都风情街,完全复制日本京都风貌,要打造一个占地110万平米景区,整体规划以日本京都传统商业街区为蓝本,结全中国唐代传统建筑风格,意图打造纯正日式风情的文旅小镇。 大部分网友表示不能接受,无论如何不可以在大连建造日式建筑,1894年11月日本攻陷旅顺,对城内进行了四天三夜的大屠杀,死难者估计在2千到2万之间。作为中国人,我们无法忘记历史,坚决反对。 我们中国的文化底蕴深厚,有那么多历史文化可以广泛推广,为什么非要在这片曾经被日寇蹂躏的土地上大兴日本文化呢?这难道不是在伤口上撒盐吗? 这次开发,不少日企也有加入,除了利益的因素,也要提防日本企业别有用心,文化入侵也是一种战争方式。 https://www.163.com/dy/article/GI6H9UO90534LAZS.html?f=post2020_dy_recommends

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ロボット革命 でも日本では厳しいかも

2017-07-01 | その他













ロボット革命 なぜグーグルとアマゾンが投資するのか(祥伝社新書) 
クリエーター情報なし
祥伝社


 日本はロボット技術は世界一といわれ、事実産業用ロボットの輸出額ではまだ世界一だと思います。玩具系でもデアゴスティ-ニのロビが合計で18万円もするのに日本だけで10万台以上売れ、売り上げが140億円になったとか。最近ではロビ2や、講談社からアトムが販売され、その2番戦時を狙っています。まぁ私もロビはヤフオクで落として作り子供が遊び、今はアトムを定期購読中なのですが。

 本書は3年近く前に出版されたものですが、この3年でいえば玩具系、教育系のロボットは中国シンセン発の様々なメ-カ-が注目され、実際に私も幾つか持っていますが、なかなかにコストパフォーマンスが良く、こりゃ-こっちの分野も日本はトップじゃいられなくなるだろうなと実感しています。

 本書の副題のグ-グルやアマゾンは、今では多くの方が認知されている、グ-グルの自動運転車、アマゾンのドロ-ンによる配送が挙げられているのですが、本書の中を見てみますとジェネラルな様々な用途で使われるロボットの紹介と、日本のロボット産業の課題が取り上げられています。著者は元パナソニックのエンジニアで今は大学で教鞭をとられているようですが、起業時代の経験弾などを見ておりますと、ロボット産業だけではなく日本、そして今の日本企業の抱える問題が指摘されており、一見の価値ありだと思います。

 バブル崩壊後失われた20年という言葉が使われておりましたが、その失われたという意味は色々あるでしょうけど、著者は。

「技術で勝って商品化で負ける」

 とされています。

 確かにこの20年で日本の電機産業はボロボロになり、シャ-プは台湾の傘下、東芝もまだもめておりますが、将来の花形部門候補を売却のうえほぼ解体、パナソニックもソニ-もかっての勢いは全く見られず、韓国台湾勢にやられた後、今は中国勢がその韓国台湾の競合になりつつあるというところでしょう。幸いいまだに電子部品系の産業は強さを維持していますが、母体のエンド商品の製造販売業が日本から出て行ってしまい、韓国もそうですが中国なども周辺産業も当然自国で育成していこうとしますので、果たして長期的に安定的かどうかは分かりません。幸い車もAI化などに伴いこれら電子部品系も使いますので、日本の将来は今の所自動車産業の強さを維持できるかどうかにかかっているのかなという風に思っています。

 本書に記載されている日本の課題は幾つもあるのですが。
・アメリカでは起業研究者と大学研究者の人材交流(移籍)が行われているが日本では極めてまれ。日本の大学は最先端研究に特化しており商品企画や出口戦略を構築できる機能がない。
・日本はハード(ものつくり)に拘り、物を必要としないソフトの分野で負けた。
・CPU,OSというコア技術をアメリカに抑えられデファクトスタンダ-ドが持てなかったことから日本市場のミニフォ-カスしすぎガラパゴス化した。
・リスク担保優先主義。おどろいたのは1990年代にパナソニックでもルンバと同様のものを開発していた。しかしあらゆる使用場面を想定したところリスクなしとは言えないとして開発が中止になった。
・サ-ビスロボットの開発が進まないのは
 技術オリエンテッド⇒エンジニアのマスタ-べ-ショんの世界
 グロ-バル市場を見ない ⇒ 投資効率が悪くなる
 生活に役立つロボットいうイメージを共有化できる場がない
・学閥、ケイレツなどによる政治的要因による阻害

 まぁまだ3年しかたっていませんからごくごく当たり前ですが、ここに指摘されている事項は近年の日本社会の特徴といってもいいのではないでしょうか。

 メイカ-ズム-ブメントも、日本でも鎌倉や渋谷にラボができ数年たっています。一方でおたくの世界でとどまっているという指摘も伺います。私自身の近年の趣味の模型やラジコンの範囲で見る限り、日本は個々人のスキルが非常に高い人が多く、芸術品と思うようなものや、改造して遊んでいらっしゃる方がいます。一方でそういう世界に入ろうとすると、子供ならともかく年配者だとなかなかに入りにくい(子供には教えるけど一定の知識がないなら来るなという壁を感じます)。そしてではどうすればという意見を聞いてみても、何かとても高度な世界を目指すような話が出てしまい、ちょっと違うのじゃないのかなと思っています。

 3Dプリンタ-の技術は当然のように年々進み、今では飛行機のエンジンや高度な医療機器も作れる。これはまぁ最先端だと思います。一方で鉄道模型の部品を作ったり、フィギュアを作るという軽い方面でも使われています。ロボットも1台数千万円もするような産業用ロボットから20万円しないロビなどの2足歩行ロボット、最近の中国製の様に5万もあればそこそこの機能のあるmake robotやJimu。ひと事でロボットといってもすそ野はものすごく広い。

 IOTとかいろいろな言葉がどんどん出てきてはいますが、結局プロセッサ-の能力が物凄く進歩し、それに伴うソフトウェアや周辺ハ-ドの機能も急上昇し、そしてネット接続によりクラウドというかある意味世界のプロセッサ-同士が横につながることができる様になった。そういう流れの中でメイカ-ズだとか、ロボットとか、AiとかVRなんて色々な言葉が生まれているのですけど、プロダクトアウトのものも出てくるでしょうが、マ-ケット側、消費者側からの発想を以下に取り組むかがこれからの製造業ではもっと大事かもしれませんね。

 個人としては、この辺は玩具レベルでいいのですが、著作権問題を覗いて勝手に欲しいものを書いていけば
・鉄人28号とそのリモコン操作の機械を1/10程度の大きさで。R2B2の半分くらいのサイズのものでもよい。
・戦艦のプラモデルがあり、その船体をスキャンしたら、ラジコン組み立てのキットができる。
・戦車プラモのサイズ別稼働キット
・自動車、単車、自転車の点検機械と変えるべきパーツの指摘
で、この辺部品や説明書も全部出てくる

 でもこんなの、今の既存技術ならとても簡単にできるはずなんですよね。でいろいろな人がこんなのあったら便利だって音楽とか絵を描くとかそういう趣味の分野ではたくさん需要があると思うんです。もちろんその多くがニッチ市場なのかもしれませんけど、それも日本だけじゃなくて世界とかアジアを見たらそれなりのサイズにはなる可能性もあると思うんですけど。

 まぁ今の日本で最もだめだなと思うのは。
リスク担保優先主義。そこにあると思います。アメリカも電子レンジに猫を入れて死んだから賠償なんてあほな事例がありましたが、日本はそこまで馬鹿じゃないですよね?向こう傷を恐れないでチャレンジする。そういう社会にならないと。でも多分もう無理でしょうね。そういうのは今なら中国に行ってやるしかないのかな?と思っています。






 









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のらくろという漫画をご存知ですか?

2017-06-28 | 中国経済関連
のらくろ上等兵 (1969年)

ある程度年配の方しか知らないと思うけど、のらくろ。

先日実家に帰った時に子供の頃かったのが7冊あり、息子が興味を示したので持ち帰ったうえに、かけていた3冊に続編5冊をアマゾンで買って眺めてみた。戦後書かれた続編の単行本が糞高いのですが。

僕が持っていたのは昭和44年刊なので、小学校の4-5年の頃に見たのかな?何がきっかけでこの漫画を読みだしたのかは記憶がないのですが、当時はて気に入ったので実家に残っている唯一の漫画だった。その頃の値段で680円していますので安くはない。小遣いをはたいて買っていたんだと思います。おっちょこちょいでかわいいキャラのの野良犬が軍隊でどんどん出世していく成功談ですね。

 

全10巻のうち、7巻くらいまでは結構純粋に子供向けの内容で,サルや河童、カエルとの戦いはあるけど、まぁかわいいかなという感じ。昔の言葉使いなので読みにくいけど、別に息子が見てもいいんじゃないのかな。8-9巻は原本の発売時期が昭和12年以降なので、明らかに日中戦争を背景にしている。

クマ(ロシアだろうな)にそそのかされた豚の国(中国)が羊の国(満州)を遅い、そこに犬が羊の保護から豚と戦ってかつという。古いなりにギャグが一杯で、トンカツ将軍って蒋介石の事なのかなと思いながら見ていたけど。豚京城とか3つ落とすけどそのあとのちょうちん行列とか南京陥落あたりでこうだったんだろうね。


戦後編は昭和33年から56年ころまで続いていたんだ。サルとの戦争で合意して軍隊は解散、色々転職しながら最後に結婚するまで。確かに子供の頃丸という雑誌で見たことはある。でも自分が生きてきた軍隊が無くなり、色々な職業に就くけれど失敗ばかりでなかなかうまくいかない。連隊長や中隊長は社長や議員になってそこそこの社会的地位を得ている。元部下が経団連の理事になったり、プロレスのスターになっている。のらくろ自体は無事に喫茶店のオ-ナ-になり、好きな雌犬と無事結婚するというところで大団円になるんですが、これも元軍人の戦後の苦労を表しているのでしょうね。作者の田河先生もいろいろ思う事がありながら書かれたのじゃないでしょうか、決して楽しい話とは言えないです。

 

 中国がらみの仕事をしていますと、どうしても旧日中戦争や太平洋戦争に関する話題が出てきます。日本が過去中国や韓国で何をしてきたのか、悪い事ばかりだったのか、それともよいこともしたのか。まぁよく見えないことも多いのが実態だと思います。こののらくろが少年画報に掲載されたのは昭和6年から16年。満州事変の起きた年から、太平洋戦争が始まる直前まで。子供向けの漫画ですので、どこまで政治的意図があったのかは疑問ですし、内容的に軍隊、特に帝国陸軍をほめたたえるような内容でありながら軍部からは反感を受けていたという。今なら十分に愛国教育とか軍事教育っていうカテゴリーに入っちゃうと思うのですけど。
 

 日中戦争開始後になると、やたら節約、ぜいたくは敵だ、お金は軍備に充てようとか、兵隊さんへ慰問袋を送ろうとか、後方支援色が強くなっている。既に日本は経済的に厳しい状態だったことがうかがわれる。一方で、動物に戯画されている他国に、アメリカとかイギリスは見当たらない。あくまでも本当の敵はクマ=ロシアというところが見えて、日清以来の日本の仮想敵国はロシアだったのにと思わされます。台湾が出てこないのに、朝鮮が同じ犬というのが少し興味深いところです。多分に二等国民扱いをしていたのだろうと思いますが。当時はアジアに対しては日本が保護しないと全部欧米の植民地にされてしまう、そういう意志が強かったのでしょうね。まぁ実態としてもそうだったと思いますが。

 最後の刊はのらくろが満州に行って鉱山開発をするんだけど、これまた若い子は大陸に行かなきゃって結構あおっている。で、豚、羊,ヤギ(モンゴルかな)、なんと朝鮮は同じ犬で完全な同胞として位置づけられている。5族協和をこういう風に描いていたんだね。その後の悲劇を考えると、こののらくろを見て満州に行った子がいたとしたら。。

 

 でまぁ、この漫画昭和16年の秋に軍部の指導で終わっているんだよね。今の感覚だとどう見たって戦争あおっている面もあり(言葉としては、平和を愛し戦争はすべきではないというところがでてくるが)、かなり軍国主義教育的な色彩が見られるんだけど。それですら甘いという時代に入ってしまったのか。

 

 戦前の日本がどういう国だったか、当時の子供漫画を見ても色々と見えるところがあります。

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
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AIが政治や経済を救う時代が来るのかな?

2017-06-28 | 日本・日系企業

 昨日NHKで、AIは脅威か好機かという趣旨の番組をやっていた。深夜だったので再放送かもしれない。

 

将棋で佐藤名人がボナンザに敗れたことがメインに取り上げられ、その中でも開発者が人工知能がどういうロジックでこういう手を指すのかが解らなくなったという発言があり、それを意識したのだろうか、他にも人事評価をAIが行うのだがその判断基準が示されないので理由がわからないという形で報道されている。

 

正直自分の頭では理解できないことで、いきなり結論を出されたら普通の人間は戸惑ってしまうし、そこに大きな不満や不安が発生するのではないかと思う。AIが神に近い存在になってしまうかもっていう不安と、AIにより人間の能力がもっと伸びる好機ととらえるかでその印象、運用、開発なども大きく異なってくるだろう。

 

個人的には年齢を重ね、色々な人と交渉事をしていて見ると、国民性や所属組織、個人の社会的背景などまで見てみると、人間の思考法には一定のパタ-ンがあるだろうとはうすうす気が付いてくる。だから、今でいうビッグデ-タを上手く分析すれば、AIが出してくる結論に従う方が効率的な面が多いだろう。ただ、その類型化できないパターンをどうやって拾えるのか等はとても気になるけど。

 

昨日の番組の中で一番興味深かったのは、韓国の事例。歴代大統領が汚職やらなんやらで逮捕されたり自殺したり、ろくなことが起きていないことから政治にAIを活用しようというプロジェクトが動いているそうだ。まぁ、一つの国だけでAIを運用できたとしてそれがどこまで有効に機能するかは疑問な点でもあるが、昨今の加計や森友問題、そして安倍政権になる前の民主党政権のあまりのひどさを顧みると、まず日本の同じ取り組みをしてほしいと思う。

 

昨日ザクッとウィキの歴代内閣という項目から拾ってみたのだが、日本の明治以来の内閣の平均年数と内閣総理大臣の在位平均年数。第二次内閣とか第三次内閣とかが発生するので、内閣そのものより内閣総理大臣の方が長くなる。

内閣平均寿命 内閣総理大臣平均寿命
明治  1.71     3.43
大正   1.36      1.88
昭和戦前 1.11      1.33
昭和戦後 1.55      3.00
平成    1.17     1.69

どなたかが調べられた他国の状況は以下の通り。日本は2011年より後だと野田さんと安倍さんの2名追加か。

※まず1989年から2011年までの各国歴代首脳の人数。
日本       17人
フランス      3人
アメリカ合衆国   5人
イギリス      5人
ロシア       4人
ドイツ       6人
イタリア 4人
カナダ       5人

 

 いかがだろうか?平成に入ってから自民党55年体制が崩れたこともあり、政治的な混乱が続き、首相がころころ変わるという印象は強い。実際にも内閣は平均1.17年。総理大臣は小泉さんと安倍さんが平均を上げているけど、それでも2年にも満たないというこの事実。そしてこの表を作るまで認識していなかったが、短命政権が多いのは戦前の軍部介入による混乱の時期だけではない。大正時代も2年以下。比較的安定しているような印象の強い明治、昭和の戦後ですら4年は無い。なんと短い事だろう?

 

 他国の状況については私が調べたわけではなく、ググった時に見つけた方のを記載しているが、平成元年から22年の間の先進国歴代首脳で最も変わったドイツで平均3年以上。まぁそれ以外も4年以上。政治的混乱の目立つ韓国も大統領制なので同じようなものではないだろうか?中国は実質人気年なのでまぁ3人。いずれにせよ政治の首脳がこれだけころころ変わっているようでは、日本の将来を考えるとかその具体的施策の実行なんてとても期待できない。まぁ現状はそうなのだけど、明治の初めや、戦後の比較的長い政権が続いた時代を除き、日本人は移ろいやすいのか、政治力学ですぐにぶれてしまうのか。その背景には世論というメディアのあおりもあるのではないだろうか。いずれにせよ健全とはとても思えない。

 

  日本が様々な面で行き詰っていることは、多くの日本人が認識しているように思える。一方で今今の痛みからは目をそらし、結果的に現状維持の選択をしているのが、今の国の政治であり、行政であり、多くの民間企業、そして個人の生き方の様に思う。久しぶりに日本に帰り、地方都市、大阪、東京とそれぞれ短期間ではあるが住んでみると、実に日本は快適な面の多い国だと思う反面、これは将来厳しいと思わざるを得ない。高齢化社会の到来や、少子化問題、それに付随する労働者不足や移民受け入れの課題。こんなものは少なくとも20年前には見えていた課題だが、この20年間国や行政は何の手も打ってこなかったし、今も有効な手を打っているとは思えない。いや、それどころか有効な議論が行われているとも思えない。

 

 一方で、加計問題などを見ても、安倍政権による不透明な対応についての非難の声はあるものの、その問題の起因が良くわからないで、目先の事実に対する非難で終わってしまっていることが多い。いや、これはなんでもそうで、東芝やタカタといった企業に関してもやはり表層的な問題指摘、対応で終わっている気がする。

 

 なんでそうなっちゃうのか。まぁそこには日本的なリ-ダ-選出システムとか様々な問題が絡んでいると思う。国民のレベルが低い。メディアの質が悪すぎる。いずれもその通りだと思うのだけど、だからと言ってそのままでいいという事は無いだろう。

で今後どう日本の将来を良くしていけるのかって事に関しては、現状では全く期待ゼロ、という人は僕意外にも多いのじゃないだろうか?本来なら自民一党から2党政治にというべきだし、確かにそういう議論があったことから民主党が政権をとったけど、あの酷さはさすがに今でも忘れられないみたい。またとんでもないのを党首に選んだので民主が民進に名前を変えてももう終わった政党という評価しかできまい。

 

で、思うのだけど。。。政治、それが内閣の運営なのか、もしくは内閣府にその機能を持つかではあるが、AIをいれたらどうだろう。そして行政。超大手クラスの大企業の経営。いずこも経営企画的な部門を抱えて入るのだが、政策提言や事業企画・計画という名前を持ちながら、ただの数字集めで終わっちゃっている事例が多いのではないかと思う。そして人間の政治力により結論はゆがめられてしまう事が多いように思う。本来リスクを分析し、リスクをマネジしながら利益獲得を目指す金融分野では、特にマーケットがらみではもう既にAIがジャッジして、人間はその重りをしているのに近い状態になっている。政治や行政には携わったことがないが、大企業の経営も本来は事業リスクをとって利益の獲得を目指すのが本誌であり、それは国家の大系とかって世界も同じだろう(利益を国民の福祉と安全と読み替えるのかもしれないが)。

 

そう考えると、この短期政権が当たり前になっている日本では、政治や行政もAIをさっさと導入し、そこで出てくる結論はメディアが国民に開示し、政治的意思決定は現政権に委任するけどチェック機能を国民が持てる形にしたらどうだろう?

今の日本に関して言えば、国家が担うべき数少ない責任のうちの一つ、防衛をアメリカに依存しているのだから、全部依存してもいいんじゃない?

 

人間がハンドルできない、という事で怖い面もあるけど、どうも日本に関して言えばそっちの方が良いのじゃないだろうか

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

2011年も終り。今年も日本は首相が代わりました。首相が代わる度に、そしてワイドショーが首相を取り上げる度に日本の首相は1年でころころ変わると言われます。実際、私が物心ついてから何人首相になったのかさっぱりです。そこで今回は1989年…
gogatuageha.hatenablog.com
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息子の転校と移民問題

2017-06-22 | 日本・日系企業

日本では、少子化問題とそれに伴う若年労働者の不足から、移民受け入れの検討が色々な分野で行われています。移民については国内でも賛否両論、どちらかといえばネガティブな意見が強いように思います。

最近でもフィリピンから介護人材にとどまらず、家政婦さんを受け入れるようになったという報道をテレビで見ました。

 

現実には特別永住者を含めると現在日本に滞在する外国人は約230万人。永住者と特別永住者を合わせるとうち100万人になります。人口比でいえば1-2%。

そして、近年国際結婚比率は下がってきているようですが、それでも結婚の中に占める国際結婚比率委は3%もあります。最近もダルビッシュ選手をはじめ、陸上のケンブリッジ選手、テニスの大阪選手、サッカーの酒井選手、大相撲の高安関等

スポーツの分野で活躍する混血の子は増えているように感じます(そういえば大鵬関も混血ですね)。

 

まぁ私自身としては、遺伝子の発展を考えれば私や妹同様国際結婚は悪いことではないと思いますし、移民も必要なら受け入れるべきだとは思うのですが、一方で業務を通してみる限り無差別な移民受入には反対ですし、日本では簡単に移民受入なんて言えないよと思います。また、気軽にそういう話をされる方についても、その本音はどこかに疑問を持っています。

2年半前に帰国してから私は単身で、愛媛の松山、大阪、そして今の千葉の新浦安と移動してきましたが、その間に息子と娘を体験入学という形で居住地の学校に受け入れてもらいました。最終的にこの5月から息子だけ新浦安の学校に転校させていただいております。

 

なお、私自身が小二と小四の時に転校した経験があり、正直自分自身の人格形成に大きな影響があったと思っています。まず息子が最近経験したことを記しますと。

 

息子は転校早々二人友人ができ、毎日遊びに行っている。上海で経験できなかった事なのでとても安心している。

先日私が不在時にそのうちの一人の家による8時までお世話になって食事もいただいたという事でお礼に訪問したところ、先方のお母さまから「ずっと遊んでくださいね、という言葉をいただき素直に感謝と共に違和感があった。

後で息子から聞いたら、その子は学校でいじめられて一週間くらい不登校になったことがあるらしい。もう一人の友人は昨年夏までは上海日本人学校でクラスは異なる」が同窓生。レスリングの関東大会で優勝するなかなかイケメン子なんだけど、その子も転校してからいじめられたとの事。

まぁ息子は上海でも浮いていたし、俺と異なり性格が優しいのですごく心配をしていたのだが、いじめられっ子3名が仲良くしているんだ。たった50人程度、二クラス、半分は中学受験をする環境だからまぁもうそれなりに存在感があるのだとは思う。

まぁ僕も小学校2回転校し、今でいえばいじめなのだろうか、とにかく毎日のように喧嘩をしていた記憶しかないのだけど、やっぱ日本は子供の世界でも外部からの流入者には厳しいのかな。この辺は新興住宅地で比較的親の所得レベルとかは同質だし、転校転入も多い(今年の6年も息子で3人目)ので平均よりは部外者受け入れになじんでいるはずなんだけど。

 
子供の発言のいじめという言葉が、メディアなどで取り上げられるいじめ問題のいじめと同じとは思いません。ちょっと変わった子、外からの新規参入者、まぁどこに行っても異分子として扱われるのは人の世の常だと思います。不登校というのも、そこまでひどかったのか、その子や親に問題があったのか、その場で実際位見極めないとなんとも言えないと思います。この学校に関しては、息子曰く、進撃の巨人に出てくる巨人みたいな顔をした子供がいる。でもいつも先生がそばにいて守っているという話をしておりましたので、おそらくその子の容姿は病気から来るものでしょうし、学校としてもちゃんとケアをしているという事でまぁ常識的というか、僕らの時代に比べればずいぶんと対応が良くなったのではないかと思います。
 
 
が、この異分子に対する対応に関しては、私自身も広島から東京に転校した経験、社会に出て転職したときの経験、30代後半から20年近く米中韓に滞在した経験などを踏まえて考えると、日本は特に異文子アレルギーが強いと感じます。まぁ、狭い国土の平地に人口が密集した島国ですし、わずか100面前までは小さな藩という準国家がたくさんあったわけですから、やむを得ない気質とも思います。母の強度でもある松山を含め仕事で地方の方と接しますと、必ずあなたは○○のご出身ですかと聞かれます。そして違いますと答えると、そこで一気に距離が開くようにも感じます。東京や大阪ではそういう経験はありませんが、たまたま以前からの知人のいた大阪でもやはり仲間内に入るか外かで随分と対応が異なるとの事。東京はさすがによそ者が集まった街ですので、地元意識は希薄ですがそれでも転職や転校、いや社内の転勤で新たな組織になじむところで苦労されたことがある方は結構いらっしゃると思います。
 
私自身の過去を思い前しますと、小二から小4までの学校では、ほぼ毎日のように喧嘩をしたり、漫画のようですが同級生の兄を含む上級生3人に体育館に呼び出されて殴られたり、正直ろくな思い出がありません。小4からは中学卒業まで同じ学区の学校にいたこともありだいぶ様相は変わりますが、転校時点ではやはり同じようにけんかばかり。こちらが強いと思われると5人がかりで両手両足を抑えられて殴られたりしました。まぁ7年もいると子供の世界で、あの時はこうだったよな、汚いよ、などとかわいい思い出話で終わって適当に仲良くはしていましたが、思い返してみるとひどい話だったなぁとも思います。転職や転勤も日本企業同士だとなかなかに難しく、一定の年齢とポジションを伴った場合はこちらから呼びかけることでまだ入っていけるのですが、下っ端だった最初の転職だけは未だに公開しています。
 
私の場合海外に接したのは、35歳で外資勤務、38歳でアメリカ、それ以降は日本企業に属しながら韓国を経由したのち2004年からもっぱら中国にいたのですが、こちらが年を重ねたこともありますが、様相はだいぶ異なるというのが正直なところです。中国や韓国は同じアジアの国であり、日本という国の地位が高いのでその分割り引く必要がありますが、それでも日本に比べれば転職というのが当たり前の世界です。日本は近年だいぶ状況が変わってきたと思いますが、なぜこれほど転職が少ないのだろうと思います。もちろんその背景には、会社のブランドが確立し、会社の名前や役職=その個人の価値という概念や、年功序列式給与制度や、社会保険制度などで同一組織にいたほうがメリットが多いという事はあると思います。
 
ですが、それに付け加えて外部からの参入者に対する組織的な防護意識が極めて高い民族なのではないかと思うところもあります。アメリカや中国などでは、外部人材についてはまずは受け入れるだけ受入、やらせてみてダメならさっさと切り捨てる。まぁ結果オンリーに近い文化がある。一方日本はなんでも和気あいあいと皆一緒になって進めていこうとし、それが美徳とされる。絆とかのスローガンを見るとどうにもそういう意識が強いなと思わされます。逆にその絆の中に入ってしまうといごごちが良い、優しく温かい世界だなと。
 
この最後の部分は、近年の日本の大企業における経営問題などの一面は解き明かせるように思います。、一度組織に入り同じ釜の飯を食った人間同士はお互いに傷をつけ合うようなことをしてはいけない。そしてそういう仲良しこよしの組織として目標に向かって一丸となる。そして組織のリーダーは目標を立てて皆を走らせるタイプではなく、まずその組織を仲良くまとめることができる人がなる。概ねオーナー企業以外はこういう組織が官民問わず多いのではないでしょうか?近年急にこのような組織になったのではなく、昔から日本ではこういう形態の組織が作られていたのではないかと思います。そういう意味では天皇陛下がその代表ですが、旧藩主家、オーナー家などがお飾り=バランサ-として組織の長にある方がまとまりが良いのかもしれません。人で作られた組織という表現ができると思います。
 
一方アメリカの民間企業では、まず組織として結果を求める人材を要求し、その結果を出せるか否かで組織に適合するかどうかが問われる。あくまでも組織が第一であり、組織の機能の一部として使えるか使えないかが個人の存在意義になる。
 
 
正直どちらが組織と個人の在り方として良いのかを論じてもあまり意味はないと思います。それは受け止める個人の意識の中の問題であり、選択肢があるならばいずれかを自分で選ぶとよい。正直私にはアメリカ型の方が性に合うのですが、それは日本人としては若干ずれているともいえるでしょう。
 
さて、日本人ですらこのように思うのですから、外国人はこういう社会に来た場合、このような社会になじめる人となじめない人が必ず発生するはずです。で、おそらくなじめない人の方が比率的には高いのではないかと思います。フィリピン人メイド受け入れに対する意見をテレビ報道で見る限り、言葉が通じない、もしくは全くの部外者だから家庭内の会話などで気を使う必要がないという意見がありました。ここは私も同意することで、日本人同士の噂話などで家庭内のことが外に漏れるのは日本人としては懸念するのでしょう。でもそれってその家政婦さんはあくまでも外国籍一時滞在者だからだよね?もしその人が完全に日本社会になじんだらどうするの?と思います。
 
 
若年層労働者がいないから移民受入。こういう主張をしている人も多くはこの程度なのじゃないかと思います。確かに閉塞した日本社会において、文化の異なる外国人が増えて池袋のチャイナタウンの様にベトナムタウンやタイタウンなどができれば、私的には面白いし遊びに行くと思います。でも圧倒的多数の日本人は、表に出さなくても陰湿に避けるか嫌うのじゃないのかなと思います。
 
日本でも海外通という人が結構います。でも数的には多くは海外に旅行に行ったり、2-3年滞在しただけ。正直まだお客様扱いの段階で終わっています。私の少ない中国経験でも、日本向け、日本人向けの経験と、中国人向けの経験では体験したことがあまりにも異なります。現地に留学し現地採用で働いていた日本人と、駐在で赴任した大企業派遣者とでは見る世界も全く異なるでしょう。そして私が見る限り意見の大きい移民受け入れ派の多くはこの表面しか見ていない人が多い。つまりリアル、ファクトを見ていない人が多いと思う事です。
 
少子化による人不足は確かに大きな課題でしょう。でも日本の組織や社会を徹底的に見直しタラ、多分違う問題が出てくるだろうと思います。移民受入は必要かもしれない。でもどういう人をどの位、どうやって受け入れるのか、もっと議論が進むことを望みます。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
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米空母ロナルドレーガンのスーパーホーネット発着艦の映像

2017-06-22 | その他

FBつながりの日経新聞の太田記者の、米海軍の原子力空母「ロナルド・レーガン」のビデオリポート。

 

南太平洋で行われた取材だそうですが、場所を考えると対中国というか、東南アジア諸国に対するプレゼンだと思いますけど、映像を見るとすごい迫力です。

 

2年半前に愛媛松山の実家の整理で日本に戻り、そのまま日本に一人で残っていたのですが、結構暇でやたら戦艦などの艦船プラモデル作成が趣味になり、その延長でこの一月ほどは飛行機モデルに手を出しています。

船は第二次大戦当時のものの方が好きなのですが、飛行機はゼロ戦や飛燕を作った後、たまたま米軍のF18スーパ-ホ-ネットを作ってからもっぱら現代の戦闘機ばかり。こういう兵器も見るだけなら非常にかっこいい。

 

たまたまこの映像を拝見しコメントを見たのですが、現代の技術というのは凄いとしか言いようがないですね。そして最先端技術は残念ながら軍事から始まることが多いという昔からのセオリーを再確認したような思いです。

第二次大戦当時の空母は、日本の赤城や飛竜などを見ても解るように直線の航空甲板。でも戦後ジェット機になったことからアングルドデッキという直線に重ねて斜めの甲板が付くようになっています。それは戦闘機の発着艦

の時の駐機スペースを作るためという事でしたが、この映像を見るとほぼ発艦と着艦を並行して行う事もできる様です。それに記者の感覚知という事ですが発艦はわずか2分おきにできるとの事。70機もこんな水準で飛ばす

事ができるというのは驚きです。

 

ところで、最近空母いぶきという漫画があるのですが、日本は航空母艦は不要と思っていました。空母ってまぁ国から遠くの地域で戦闘機や爆撃機を飛ばすというイメージが強いですよね。まぁ実際そうだと思いますが、最近

しったのは今のジェット戦闘機って飛行時間はわずか1-2時間。苦衷給油がない場合航続距離は500-600キロ程度しかないそうです。ということは。。沖縄から尖閣って400キロちょいあるので沖縄の米軍や自衛隊機は

苦衷給油なしで尖閣上空に行くと、防衛行動って多分10-20分位しかできないみたいですね。

 

もしそうなら、最近のヘリ空母も戦闘機を飛ばせるようにしないといけないのかなと思いました。まぁそういう事態は避けたいのですけど。ただ、蒸気カタパルトは原子力空母でないと技術があっても載せられないそうなので、

スキージャンプ方式か。。それにF35Bを新たに買わないといけないし、金はむちゃくちゃかかりますが。。

 

まぁ難しいことは考えずにこの映像は一見の価値ありです。

 

映像の編集がおわり、さきほどまず日本語版を公開しました。
先日、少しだけアップした米海軍の原子力空母「ロナルド・レーガン」のビデオリポートです。

こういう話は、文章で書くより映像で見た方が伝わりますね。

 南シナ海の某所を展開する米空母「ロナルド・レーガン」に日本経済新聞の太田泰彦編集委員が乗艦。離着艦で忙しい甲板や操舵(そうだ)室の様子をリポートする。
nikkei.com
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できない脳ほど自信過剰

2017-06-20 | その他

 

できない脳ほど自信過剰
クリエーター情報なし
朝日新聞出版

池谷先生の本が面白くてぶっ続けで4冊ほど読んだんですけど。まぁ現代脳科学の研究成果を分かりやすく書かれているのですが、この本の中では一つだけあげます。いや他にも面白い内容がいっぱい。

今年2月に発表された論文だそうですが、人類交配史の遺伝子地図帳というものがあり、世界中の民族から遺伝子を採取して分析したところ、過去4千年の歴史事象が明らかになったというところ。

中米マヤ民族にスペイン人の遺伝子が、しかも1670年ころから。モンゴル民族の遺伝子がアフリカの一部を除き世界中に残っている。それは13世紀、つまりモンゴルの世界征服の影響。

史実に残されていない交雑も見られるとの事で、その辺はとても面白いかと思います。原文探してみます。

で、日本人は目立った交雑の記録がないんですって。。

正直意外でした。日本人のルーツって、南から九州へ、北から北海道東北へと入ってきた。その後弥生文化の移民が何度か行われ最終的に入ってきた人が今の天皇家につながると、他の本では書かれています。そして、大陸の変動で百済難民は相当に日本に入ってきたはず。4千年のタイムフレームの中にはいろいろあったと思うのですが。

では仮説ですが。。みなま日本府は実在していた。少なくとも当時の新羅や百済と日本人は遺伝子的にもほぼ同じだった。彼らが変動により日本に来てまじりあってもそれは元がほとんど同じだから痕跡が残らない。

ところが現代韓国人と日本人にはかなりはっきりした違いがある。じゃぁ現代韓国人はどこから来たのか?新羅や百済が類似人種なら三国志の後の時代の影響は受けていない。党が滅びた5第十国の時代あたりからか。そのころ渤海や新羅も滅びていますし、高麗の王様は中国の出身みたいですから。契丹や金、遼等の圧力も受けていたはずなので、その辺で韓国人の遺伝子に大きな変化が起きた。まぁそう考える方が普通じゃないのかな?実際に肉体的には韓国人は日本人よりは大きいですし、中国の中の北方系に近いですもの。

近代史に拘るのもいいけど韓国ももう少し自国の歴史をちゃんと科学的に調べてくれないかな?まぁそれが実利として意味があるかは別ですけど。

また逆に、日本以外の国と比べると、過去色々なことが起きて入るけど日本は4千年も同じ人種でいられた世界でも極めてまれな民族なんだなぁと感心します。そりゃー移民受け入れなんて簡単じゃないわな。。

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