今後、市場からバターが消える?
ここ最近、仕入業者から無塩バターの入荷が
品薄でしてコンパウンドになって
しまいますが🙏見積もりをお持ちしました。
そう言われて…まさかの、ため息ひとつ😱
知人のケーキ屋に即電話して現状を聞いた。
確かにどこの大手食品売り場に地元の
スーパーでも今後の見通しが立たない
ケーキ屋さんは大打撃だよお菓子や
パン作りに必要なバター
(特に無塩、発酵バター)が市場から
本当に消えると考えたらマーガリンや
ショートニングでは、出せない
"うまみとコク"がある。
しかも今回のバターに似せたものも販売されて
いるけどやっぱり栄養面からいっても落ちるし
カロリーも高いコンパウンドとは何ぞや
これは別名「コンパウンドマーガリン」と
呼ばれている商品植物性油脂と
動物性油脂を配合して作られていて
バターの風味とマーガリンのお手軽さも
あって中々良いです。バターの配合比率の
高いものから低いものまで、種類も
多数あります。バター配合比率の高いものは
やはり風味もバターリッチで満足ですし
植物性油脂の比率が低ければ、トランス
脂肪酸の摂取量も減るので
安心ですホテル仕様のバターは中々…
使えないのでコンパウンドマーガリンで最近、
ホームべカリーなど自宅で作る主婦層や
取り扱うお店が増えつつある。
まぁ~バターの代用品なのですが評価は様々
ただ…やはりバターよりはあっさり味で
しかも味が好みでないと言う意見も多い
風味がバターに比べたら少ない、逆に
さっぱりした味わい。安全安心・手頃な価格
扱いやすいなど意見は多い。
このままでは、消費者も生産者側に
とっても残酷な状態に陥ってしまう
何とか対策をして欲しいものです。
根本的にバターの原料となる国内産生乳
(せいにゅう)が飲用牛乳の消費
低迷の影響で減産された所に、
国際的な穀物相場高騰が酪農経営を直撃
飼料値上がりで生乳を増産しにくい状態となり
バターの原料不足が簡単には解消出来ない状況に
陥りました。飼料高を受け生乳の価格も上昇し
雪印乳業やよつ葉乳業、森永乳業など乳業各社は
消費者にとって「品不足」と「値上げ」の
ダブルパンチとなった訳です
農林水産省によると2017年4月から
2018年1月の国内バターの生産量は
前年同期比4.5%減乳業会社などの
バター在庫量は前年より2割程度落ち込み
「原料を確保出来ないのですぐに出荷量を
大幅に増やすのは難しい」状態とか
業務用バターの価格も、供給不足を
反映して急上昇している。国内産の生乳は
消費落ち込みで供給過剰が続き、今度は
中国などで乳製品の需要が強まり、
国内でも生乳がチーズなどに使われる
ようになり一転して生乳不足になった。
バターの国内シェア2位のよつ葉乳業は
「出荷量はすぐには増やせない。
生産者が乳牛を増やしたとしても、乳が
出るまでに2年はかかるからだ」と説明した模様
結局、我々消費者に原因があるんだけどね
業界内には「乳牛を増やしたら、また
供給過剰になるかもしれない。飼料高で
経営が苦しい酪農家にとっては大きな
リスクを伴う」との懸念もあり、
簡単には増産出来ないのが実態だと言う事です