本日2回目の更新です。

 

今日は心斎橋ブルックリン・パーラーにて

OSK日本歌劇団 天輝レオさん主演のショー『ジェントルメン2』を観劇しました。

 

ここに来るのは2度目です。

 

 

『ジェントルメン2』の主演は天輝レオさん。

下級生の依吹圭夏さんと南星杜有さんがサイドを固めています。

南星さんは『へぼ侍』にも出演されていたので、親しみを感じます。

私はOSK初心者で劇団員を全く把握できておらず、

パッとみて依吹さんより南星さんの方が上級生なのだと思い込んでいました。

天輝さん、依吹さん、南星さんの順番なのですね。

 

ここから先、記憶違いがあったらごめんなさいね。

 

『ジェントルメン2』は1時間弱のノンストップショー。

その中で4つの、テイストが違う衣装をお召しです。

 

第一部はシルバーを基調としたお衣装で4曲歌われたのかな?

このお衣装、前から見ても素敵なのだけど、後ろにも斜めに飾りがあったりします。

3人がちょっとずつ違うのも、見比べる楽しみあり。

割とふんわりした衣装に合う、爽やか系な歌が続いた後、4曲目だけ背景も曲調も和風だったのが印象的でした。

レオ様は胸元が開き気味で、シルバーの十字架のネックレスが光っていました。

 

第二部はジャズだったと思います。

衣装は白を基調に、赤、オレンジなどポップな色合いで可愛らしい感じ。

 

第三部はギャンブラーの場面。

衣装は、レオ様が白地に黒のストライプのスーツ。ストライプは幅が不均等なのがおしゃれ。

最初は何がテーマの場面かわからなくて、レオ様のスーツがまるで

ミュージカル『ガイズ&ドールズ』のビッグ・ジュールみたいだなーと思ったら

ギャンブラーの場面だとわかり、ますますビッグ・ジュールやん、と思いましたわ。

依吹さんと南星さんは黒くてラメが入っているようなスーツ姿。

3人とも帽子着用です。

 

この場面はジャズの場面から続いており、先にはけたレオ様が着替える時間を稼ぐため、依吹さんと南星さんが小芝居をします。

いきなり「兄貴(レオ様)が違法カジノ(違法ギャンブルだったかも)に出入りして…」的なセリフがあり、最近世間を騒がせている水谷一平さん(元 大谷翔平選手専属の通訳)を連想してドキッとしました。

この舞台が作られた時には、まさかこういうことなろうとは予測もしていなかったのでしょうが、妙に居心地悪く感じたのは私だけかしら?

 

まぁ、それは置いておき、ダイスを振って投げるような振り付けがカッコいい。

 

2曲ほど歌った後レオ様のMCが入りまして、みのおエフエムのインタビューの際に耳にした優しく品のいいレオ様の語りを楽しみました。

そこから次の歌の紹介に移るのですが、ふんわりテイストの素のお喋りから一転して、低く突き放したような「Paradiso」に悶絶。たぶんファンの人はみんなここでキャーってなっていることでしょう。

 

ただ、私は若干の不満を感じました。

私が演出家だったら「Paradiso」の前にトークは入れない。

あの曲はイントロがすでにザ・男役なのだから、私だったらギャンブラーの場面の冒頭に入れるか、もしくはラストに入れたい。

 

そいでもって、もう一つの不満は、なんで「Paradiso」を3人で割って歌うのよ!!

この曲はレオ様一人に歌ってもらいたかったのよ!

(依吹さん、南星さん、ファンの方、ごめんなさいね)

贅沢を言うなら、娘役さんと絡みでお芝居テイストで歌ってもらいたかったなー。

依吹さんをこの場面だけ娘役にして、なんてことは無理だとわかっていても、脳内で妄想してしまいました。

全く、偉そうに、上から目線ですみません。

 

私がこの曲を初めて聴いたのは、1995年 真矢みき(当時)さんの『ダンディズム!』にて。これが松本隆作詞、南佳孝作曲だと知ったのは後になってからで、最初は、宝塚歌劇のオリジナルだと思っていました。それくらい、男役のためにあるような歌詞と曲調なので。

あれから30年近く経っても全く古びない、そしてやっぱり男役さんのために作られたとしか思えない曲だと、レオ様の歌を聴きながら思いました。

 

ちなみに振り付けは元宝塚歌劇団の風馬翔さんなんですってね。

嬉しいことです。

 

最終の第四部は緑と黒を基調としたお衣装。

私はこの衣装が一番好きかも。

やはり胸元を広く開けたレオ様、緑色の大きなジュエリーがよく似合ってらっしゃる。

ラスト近くに、楽しみにしていた撮影タイムがありました。

私は昨日から、ものすごく迷ったのです。

一眼レフを持って行って、写真撮影に専念するか、それともスマートフォンで動画を撮るか。迷いに迷って、スマートフォンで動画撮影をチョイス。

と言うのも、以前一度ブルックリン・パーラーの公演を拝見した時、大道具や小道具を使いにくい分、背景や床に映像が映し出されることを知っており、多分一眼レフでは、設定が難しすぎて、ろくな写真が撮れないと思ったのです。

 

撮影した動画はYouTubeにアップしました。

ぜひご覧になってください。

 

※サムネイルは、レオ様だけを切り出し、別の背景を組み合わせています。

 

 

あっという間の1時間弱で、ずっとレオ様の男役としての色気に圧倒されっぱなし。

お話ししているときのふわふわさと、男役のときのワルそうな目つきのギャップよ。

レオ様がウインクを飛ばすたびに、あちこちの人が被弾しズキューン、ズキューンと胸を射抜かれている様子がわかりました。これが戦場だったら屍累々ですね。

私はウインクは直接いただきませんでしたが、一度、視線をいただきました。嬉しい。

 

『へぼ侍』を見た時は、ショーが見たいと思い、ショーを見ると今度はお芝居を見たいと思います。

そうして沼にハマっていくのでしょう。

 

チャンスがあったらもう一度この公演を見たいものです。

 

 

おまけ

 

OSKのチケットにはワンドリンクチケットがついておりまして、併設のカフェでいただくことができます。

心斎橋を数分歩くと汗ばむ陽気だったので、ジンジャーエールをいただきました。

 

 

お店はとても広くて、角度によって色々な雰囲気があります。

 

 

 

フルーツのパンケーキも食べちゃった。

 

ブルックリン・パーラーは大阪メトロ御堂筋線 心斎橋下車 徒歩3分くらい。

御堂筋沿いを歩くのは久しぶりです。

今、御堂筋の両側の側道を潰して、自転車専用道路を作っているんですねぇ。

路上駐車がこれで減るのかもしれません。

 

帰りにはお買い物も楽しめて、楽しい1日でした。

 

 

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  3月27日(水) ブラックボード&ポストチョーク

 

みのおエフエム「デイライトタッキー」水曜日。

 

呉竹さんのポストチョークでブラックボードに描くイラスト。

今回は、OSK日本歌劇団さまのロゴを真似したつもり。

全然似てないけど。

 

おまけに文字が薄くて読みにくいですね。すみません。

 

 

 
 

  図書館だより

 

「図書館だより」では、ふくだじゅんこ さんの『ぶたくんの とどかない とどかない』をご紹介しました。

 

背中が痒いのに手が届かないぶたくん、ちょっと困った顔が最高に可愛い!

 

 

 

 

 

  今月のMyスポットライト

 

デイライトタッキー 第4水曜日の11:00から(生放送)は、

大好きな舞台や映画などについてあれこれ話す「今月のMYスポットライト」の時間です。

 

今月は、OSK日本歌劇団の男役スター 天輝レオさんへのインタビューをお届けしました。

 

内容のダイジェストはこちら。

 

 

著作権に配慮し、テーマ曲やBGMなどを削除した、トーク部分のみの音声をyoutubeにアップしています。よろしければお聞きください。

 

 

 

 

  天輝レオさんサイン色紙プレゼント

 

天輝レオさんのサイン色紙プレゼント!

 

 

 

 

 

応募方法はこちらをご覧ください。

(締切:2024年4月2日)

  ↓

 

 

  季節を味わう

 

デイライトタッキー11:30から(生放送)は季節の話題をお送りします。

 

今週は3月の花(菜の花)の俳句についてお話ししました。

 

 菜の花や月は東に日は西に 与謝蕪村

 

 菜の花のどこに立ちても真正面 たむら葉

 

内容はこちらにまとめています。よろしければお読みくださいね。

 

    ↓

 

 

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  みのおエフエム 「デイライトタッキー」水曜日

 

私がパーソナリティを担当している

大阪府箕面市のコミュニティFM

みのおエフエムの「デイライトタッキー」水曜日。

 

選曲は基本的に自分でしています。

今日番組で放送した音楽のリストです。

 

タイトルをご覧いただくだけでも、

楽しいかもしれません。

あれこれ音楽に関するご意見をいただけたらありがたいです。

 

 

◎印:リスナー様からのリクエスト曲

△印:リスナーさんのリクエスト曲をかけることができず、

   別の曲に差し替えた印

◯印:ご出演者からのリクエスト曲、

   またはゲスト様本人の曲、

↓印:FacebookなどSNSを通して寄せられたリクエスト曲、

   主に中学高校時代の友人からのリクエストです。

 

どんな歌か、ご興味がある方のために、

Youtubeに動画があるものは、リンクさせています。

アップ主様、ありがとうございます。

 

クリックしてお聞きください。

 

●You Gotta Be/デズリー(◎)

 

●Anniversary/KinKi Kids (◎)

 

●すみれの花咲く頃/岸田今日子(△)

 リクエストは「宝塚歌劇団の歌で」とのご指定でしたが、

 今日は後半に OSK日本歌劇団 天輝レオ様のインタビューをお送りするため、

 私の個人的な判断として、歌手を変えてリクエストにお応えしました。

 

●ごはんができたよ/矢野顕子

 

●Bling-Bang-Bang-Born/Creepy Nuts (◎)

 

●Here Comes The Sun /ザ・ビートルズ

 

●Paradiso/南佳孝

 

●桜咲く国/OSK日本歌劇団(◯)

 

●卒業写真/松任谷由実(◎)

 

●春雷/ふきのとう(◎)

 

●サクラ色/アンジェラ・アキ(◎)

 

●Heaven Knows feat.ブルックリン・ドリームス/ドナ・サマー

 

 

今日は天輝さん登場前に南佳孝『Paradiso』を、

番組エンディングに『Heaven Knows feat.ブルックリン・ドリームス』を選曲。

レオ様ファンがニヤリとしてくださるかな、と思ってこだわってみた。

リクエストの数がちょうどバランスが良くて、こだわりをそのまま使えたのが嬉しかった。

 

 

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サムネイル

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重松清さんの『その日のまえに』を読了しました。

 

 

この作品は、7つの短編集です。

目次をご紹介しましょう。

 

ひこうき雲

朝日のあたる家

潮騒

ヒア・カムズ・ザ・サン

その日のまえに

その日

その日のあとで

 

文庫版のためのあとがき

(重松清さん『その日のまえに』目次より引用)

 

最初の4作品のタイトルは、音楽のタイトルと同じで、読みながらその曲が聞こえてくる気がしました。

後半の3作品は「その日」が共通するタイトルからお分かりのように、連作です。

当初、「その日」シリーズ以外は単独の作品として書いておられたようなのですが、あるきっかけから、7作全て、登場人物がどこかで繋がっているように書き直したそうです。

それに関しては「あとがき」を読んでくださいね。

 

実際の登場人物のつながり以外にも、この短編集に共通するテーマがあります。

それは「生き物は皆『その日』に向かって生きている」ということ。

その日とは、命を終えて旅立つ日のこと。

 

それでは7つの短編の中から、文庫本のタイトルになっている『その日のまえに』をご紹介しましょう。

 

妻、和美とは結婚して20年になる。

結婚してしばらくは最寄駅に各駅停車しか停まらない、家賃の安いアパート住まいだった。

入社1年ほどで退職。学生時代から好きだったイラストレーションの世界で生きていくことにした。もちろん本当にそれで生きていけるのか、仕事のあてはないし先の保証などない。もしかしたらフリーターの先駆けのようなものだったかもしれない。生活が不安定な時にも和美は明るく支えてくれた。

今では自分の事務所を構え仕事は安定している。子どもにも恵まれ、4人家族でこれから色々な思い出を作っていこうと思っていた矢先に、和美が余命宣告を受けた。

夫婦で話し合い、息子2人には最後まで本当のことは言わないと決めた。和美は最後の最後、ギリギリまで、中学2年生と小学5年生の息子二人の屈託ない元気な顔を見ていたかったのだ。そこから夫婦2人で力を合わせて「その日」に備えてきた。奇跡があると信じながら。

(重松清さん『その日のまえに』内の「その日のまえに」の出だしを私なりにご紹介しました。)

 

本当に仲のいい夫婦です。

新婚時代、入社後すぐに脱サラしてしまった夫が、なんとか一人前になり、今では何人も人を雇用するまでに成長して、さあ、これから楽しいことをいっぱいしようと思っていたのに奥さんが余命宣告されてしまう、辛いですね。

もっと早く発見できていれば、と後悔します。

 

私は子どもがいないので、もしこういう状態になったとしても、夫は私がいなくてもなんとか生きていけるでしょう、と思うことができます。

でも、まだ育ち盛りの子どもさんが二人もいたら、どうでしょう。

心残りがありすぎますね。

だからもちろん希望は捨てないし、体にいいと思うことはやるのですが、一方で、自分が亡くなった時、困らないように、色々な準備をしておかねばと思うわけです。

「その日のまえに」。

 

子どもには知らせないと決めたから、あまりにも辛い時は、深夜に寝室で二人、ハグしながら声を殺して泣いたりもします。

その様子がリアルに思い描けて、胸が詰まる思いがしました。

 

とはいえ、私自身はいつ「その日」が来てもさほどおかしくない年代に差し掛かってきています。以前なら小説世界に没入して、主人公たちに感情移入し、悲しんだりしたかもしれませんが、今は、現実世界で私も「その日」に備えないといけないと切実に思うばかり。

 

もちろん「その日」は年齢順に訪れるわけではありません。

この短編集の中には、10代で「その日」を迎える人もいます。

現実世界でもそれは同じことで、幼いお子さんが病で天に召されることもあるし、健康に見える壮年の人があっけなく命を落とすこともあります。

 

この短編集を読んでいると「明日死んでもいいと思えるように生きる」という言葉を何度も思い出しました。

同時に、自分が先に旅立つパターンだけではなく、大切な人が先に「その日」を迎えることも想定しなくてはいけないとも思いました。「その日のあと」も、残された者は日々をしっかり生きていかなくてはならないのだな、と。

 

子どもの頃、高齢のお爺さんが「ワシは1日でもいいから嫁より早く死にたい」なんておっしゃっているのを聞いたことがあります。

当時は「ご飯作ってもらえないと困るもんねぇ」くらいの理解しかできませんでした。

今の私は、私の方が先に天に召されたいナと思う反面、人を見送る時は悲しみだけではなく、煩雑な事務処理の数々があることを思うと、私の方が少しでも長生きしてあげないと、あんな邪魔くさいことしてもらうのが忍びないなんて思うこともあるのです。

できたら夫婦二人同時に天に召されて「後は野となれ、山となれ」が理想なのですが。そんなわけにはいきませんよね。

 

とても軽いタッチで、時に笑いながら読めるのですが、中身はとても深い短編集でした。

 

 

  声の書評@stand.fm

 

アプリstand.fmでは声の書評をお送りしています。

このブログとは違う切り口でお話しするようにしています。

 

本当に面白いと思った本だけをご紹介するので、それほど頻繁にアップできないでいたのに、なんと、今回が100冊目です。

よろしければお聞きください。

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ウォーキングアプリといって、

散策しながらスマホでゲームを楽しむ…

逆かな?

スマホでゲームを楽しみながら散策できるアプリがありますね。

 

「ポケモンGO」がリリースされたとき、すぐにダウンロードしましたが、続けられませんでした。

 

私はポケモンの世代ではなく、思い入れが全くないため、張り合いがなかったから。

 

その後「ドラゴンクエストウォーク」がリリースされた時は嬉しかった。

私のドラクエデビューは社会人になってから。

「ドラクエⅢ」から。

夜更かししたり、再起動の呪文が分からず1からやり直す憂き目にあったり。

鳥山明先生のキャラクターデザインも大好きで、

毎日楽しく歩いています。

 

さて、その「ドラゴンクエストウォーク」では、いろいろなゲーム、アトラクションが用意されていまして、いろいろな場所に建てられた ほこらを撃破していくオプションゲームもあるのです。

 

先日、チャレンジしようとした ほこらの地名を見てびっくり。

大阪府大阪市猪名寺?

 

 

猪名寺は尼崎市の地名のはず。

念の為、大阪の地図に同名の地名があるかチェックしてみたけれど、ありません。

 

私の生まれた尼崎市は市外局番は大阪市と同じ06。

だからか、よく大阪と混同されます。

尼崎市に限らず、兵庫県西宮市にある阪神甲子園球場も、高校野球中継で「地元大阪の学校が…」なんて発言があるせいか、大阪にあると思っておられるかたも多いのでしょう?

 

兵庫県民にしてみたら、「ちゃうちゃう?大阪とちゃうで!兵庫県やし!」と声を大にして言いたいところ。

 

そこで、X(旧Twitter)に こんなポストをしてみました。

2024年3月19日のことです。

 

 
 

その後、また同じ地域のほこらを見つけてチャレンジしてみたら、おお!兵庫県尼崎市猪名寺に直っている!(3月21日)

 

 

私のポストだけではなく、他にも指摘があったのでしょうね。

 

スクウェア・エニックスさん、訂正ありがとうございました。

スッキリした〜

 

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