お釈迦様の正しく見る「正見」とは・・・ | 仏光さんの心の相談室

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今日は日曜日。東京からの参加者の方に午前中瞑想修行の指導をした後は、スポーツジムのお風呂に入ったりしてゆっくり過ごしました。身体を休ませたので明日からまたハードに筋トレをするつもりです。昨夜から気温が下がって寒くなりましたね。それに合わせたように依頼していたNFLのアメフトジャケットがアメリカから届いたという知らせが知人からありました。レイダーズというチームの暖かそうなジャケットです。親切なその知人は私のためにジャケットをアメリカから輸入してくれたのですね。

 

日本で買う値段より半額くらいで手に入りました。これで今年の冬は大丈夫だと思います。今まで同じジャケットを何年も使っていたので、そろそろ変え時でした。まだ実物を見ていませんが、似合えばいいなと思っています。今年は南米のチリ沖でエルニーニョが発生しているみたいで、暖かくなりそうですが、太平洋側でも雪が多く降るのではないかなと思っています。そうなると山の上にある自宅周辺が雪に覆われるので、私はしばらく仕事場近くのゲストハウス暮らしをする事になります。

 

さて、今週も末期がんの人達が来ています。がんの人には無痛自律神経療法と同時に私が患部に手を当てる「手当て」をするのですが、どうもそれががんの人の症状が改善する理由だと思っています。私の手から何らかのエネルギーが出ているのは確かなのですが、それがどのようなエネルギーなのかは分かりません。以前、懇意にしている大阪大学工学部の教授と一緒に名古屋大学に行って、名古屋大にある特殊な装置で一日かけて解明しようとしましたが分かりませんでした。

 

原因不明で病院に通いながらも目が見えなくなった女性が除霊をする事によりその場で目が見えるようになったり、毎日その他多くの人の症状が無痛自律神経療法だけではなく除霊により改善しています。それらも私から出ている何らかのエネルギーが関与していると思っています。霊と言っても私は量子物理学で提唱されている、平行して存在する違う時空が作用し合っているのだと今のところ考えています。ただこういうことを話すと世間ではもちろん「科学的ではない」とか「胡散臭い」と言われます。

 

以前あるおばさんが、「そんなのは科学的でないでしょう?私は科学的でないものは信じません。」と言うので、私は「でも結果がちゃんと出ているし、結果の再現性もあるのでこれは究明しなければならないものだと思いますよ」.と話しました。そこで「あなたは科学的な人で科学的判断で、これは胡散臭いと言うのですね。」と言ったら「そうです」と答えます。あまりに「科学、科学」と言うので、できるだけ優しく「大変失礼とは存じますが、そんなにあなたが科学的なのであれば、とりあえず過酸化水素の化学式を言ってみてください。」と言うと、そのおばさんはウッと詰まって答えられません。

 

水(H2O)の次に簡単な過酸化水素の化学式など中学の理科で習います。それすら答えられないで「私は科学的です」とそのおばさんは思い込んでいるのですね。ましてや太陽の周りを地球を含めた惑星が何故一定の周期で回っているのかなど決して分からないでしょう。これは第二次世界大戦の頃にアインシュタイン博士が相対性理論でちゃんと説明しています。私は本当に困ってしまいました。まあそのおばさんに理解して貰う事は諦めましたね。それ以上議論してもしょうがありません。一体世間の多くの人は自分の何を基準として自分は科学的とか科学的判断と言っているのでしょう?NHKのテレビ番組ですか?

 

今のところ物理学で分かっている宇宙の力というのは次の4つです。重力と電磁気力、それから原子核内の強い力と弱い力です。これらの力は力を伝える素粒子が行ったり来たりして影響しあっていると言われています。まあこの4つの力くらいは高校の物理で習います。私から出ているエネルギーはこの4つ以外のエネルギーだと思います。

 

すると世間では「科学で証明されていない力なのでそんなものは胡散臭い」という事になるのです。ところがそうではないのです。科学で分かっている宇宙の星やガス、塵など通常原子でできている「物質」は宇宙全体の4.9%しかありません。量子物理学であとの95.1%はあるのは分かっているのだけれども、何なのかは分からないダークマター(暗黒物質)とダークエネルギー(暗黒エネルギー)で占められています。ダークマターが宇宙の26.8%、ダークエネルギーが宇宙の68.3%であるところまでは分かっているみたいです。またそうでないと物理的な計算が合わないのです。

 

言い換えれば宇宙の95%の物質とエネルギーについては今のところ科学では何も分かっていないのですね。ところが世間一般では「今の科学でほとんどの事が解明されている」と思っています。世界の物理学者が宇宙の4.9%しか分かっていないと言っているのに、世間一般では「宇宙までロケットが飛んでいるではないか!IPS細胞があるではないか!」と科学でほとんどの事が解明されていると思い込んで仕事をしたり、学校に行ったり、スーパーマーケットなどで買い物をしているのです。これはおかしな話ですね。

 

ダークマター、ダークエネルギーと言っても一つの種類とは限りません。もっと色々な種類の物質やエネルギーがある可能性の方が大きいでしょう。私が患部に手を当てることにより、本人が元気に過ごしているだけではなく、CT検査などでがんが小さくなっていたり、無くなっていたりしているのが確認されています。私の手から何らかのエネルギーが出ていて、それが作用してこのような結果が出て、それがまだ解明されていないダークエネルギーと関連しているのでは無いかと思う方がより科学的だと私は普通に思います。今のところ抗がん剤などの治療をしていない人の方がより効果が出る事も分かっています。

 

だからと言って「私は癌が治せます」などとは決して言いませんし、治らないケースもあると思います。結論を出すにはもっと多くのデータが必要ですね。がんの部位ではなく、種類によっても違いが出てくるのかもしれません。またその人の心の状態も大いに関係するとも思っています。今現在私のところに来ているがんの人は肺がん、すい臓がん、肝臓がん、腎臓がん、悪性リンパ腫、大腸がんの6人ですが、その人達については今のところ良い結果が出ています。過去にも数人悪性リンパ腫や甲状腺がんなどの方が回復されました。でも私はここで科学やがんについて話すつもりではありません。私たちは一体何を基準にして判断を下しているのか?という問いを投げかけているのです。

 

中世では世界人口の99.9999・・・・%の人が天が回っている(天動説)と思い込んでいました。その時コペルニクスやガリレオなどほんの数人が「いや天ではなく地球が回っているで」と地動説を唱えたのです。そうしたら当時の世界の人は「お前らおかしいで。何寝ぼけたこと言っとんねん」と裁判にかけたりしたのですね。でも結果的には当時の世界人口の99.9999・・・・%の人が間違っていたのです。今の世界で地球ではなく天が回っていると思っている人はほとんど居ないでしょう。

 

それと同じことを今の私たちはしているのでは無いかと私は思うのです。出ている結果を自分のフィルターをかけずにあるがまま見るという姿勢が大切だと思うのですね。お釈迦様が説いた苦しみから逃れる八つの道、「八正道」の最初に物事を正しく見る「正見(しょうけん)を挙げています。「みんなが言っているから」とか、「テレビで見たから」とか中世のカトリック教会みたいに「我らの教義と違うから」などというのは、もしかしたら昔人口のほぼ全員が信じていた天動説と変らないかもしれません。

 

私はお釈迦様が説くようにできるだけ物事を自分のフィルターを通さずに客観的に見るようにしています。だから目の前で起こっている現象について「科学的に説明できないから無かったことにしよう。変に思われるから」とは思わないのですね。いくら多くの人が否定しようとも、目の前で起こっている事は客観的に「あるものはあるし、居るものは居る」のです。否定するのはいいけれども否定するだけの科学的根拠も必要です。それが私は科学だと思うし、今は分からないけれども厳然として「ある」という立場を目の前で起こっている客観的事実に基づいて貫く事が私は「正見」だと思っています。誤解されたりするのは辛い事もあるけど、やっぱりその姿勢は貫いていきますね。

 

合掌

 

仏光

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