天に感謝
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昨日は土曜日でいつものようにとても忙しく、昼は腕の筋トレをする日でしたが、私の知人の９０歳になるお母さんの具合が急に悪くなり、来て診て欲しいという連絡がありました。急遽筋トレは中止にして昼休みにそのお母さんのところに行って来ました。
心臓の調子が急に悪くなり、酸素吸入をしているものの呼吸は早く浅く、そして荒く、とっても苦しそうです。うまく血液を循環することができないので足には浮腫が出ています。肺での酸素と二酸化炭素のガス交換もうまくできておらず、血中酸素濃度は８０％を下回り７０数％という状態です。９８％以上が正常値ですから、これはかなり苦しく厳しい状態です。
いよいよかも知れないと遠くからも親族が集まっていて、中には喪服持参の人も居ます。診察した医師は年齢と体の状況を考えて臨終が近いと思ったのでしょう、家族には「この状態が改善することはありません」と告知していました。その状態の中で私が呼ばれて行ったわけですが、目の前で死にかけている人が居るというのはさすがに緊張感が走ります。でも意識的に明るく話しかけて「大丈夫ですよ」と言ってあげました。そして手当（手から出ているパワー）でできるだけのことをしました。
しばらくするとお母さんは少し楽にはなったようで、「ありがとうございます」と私に手を合わせています。一旦私は午後の仕事に帰りましたが、まだ苦しい状態は続いていて、またお母さんが呼んでいるとの連絡があり、夜の瞑想教室が終わってからもう一度お母さんを診に行きました。そして同じような処置をして、少し落ち着いたようなので昨夜は帰って来ました。知人は心配なのでお母さんの横で寝ることにしました。
すると夜中にお母さんの容態が回復してきて、朝には随分楽に呼吸ができるようになって、足の浮腫もだいぶ引いたとの連絡がありました。昨日の状態を見ているので、本当に嬉しく思いました。そして日曜日でしたが、今日も午後に行くことにしました。実際に見てみると本当に状態は良くなっていました。まだ呼吸が少し早く浅かったので、もう一度手当をすると呼吸がもっと楽になり、血中酸素濃度を測ると９５％にまで回復しました。お母さんも酸素マスクを外して普通に「本当に楽になりました」と話しています。これでお母さんの「今そこにある危機」は回避されました。
病院の医師は「この状態が改善することはない」と言っていましたが、ちゃんと改善しました。まあ今までも私のところに来る人はどこの病院に行っても治らなかった人がほとんどで、その人たちが普通に回復しているので、このケースも同じと言えば同じなのですが、今回は私もさすがにお母さんの状態が悪過ぎるので、「この一両日が山かな」と正直思いました。だから病院の医師が臨終が近いと思い、「改善しない」と家族に告知したのも無理はないと思います。
私は普段から人は寿命が来たら何があっても死ぬと思っていますので、今回もお母さんはこれが寿命かなと思いました。ただあまりにも苦しそうなので、「このお母さんは９０年も生きてきて、死ぬのは仕方がないとしても、この苦しみの中で一生を終わるのはあまりにも可哀想だ！」と心底思いました。そして少しでも楽になるようにと私ができることを一生懸命したのですね。
私自身、お母さんがあの状態からこんなに早くここまで回復するとは思っていませんでした。でも本当に楽になっている姿を見ると心から「良かった～！」と思います。それでも知人には「お母さんは遅かれ早かれ死にます。」と伝えた上で、「次回は苦しむことなく一生を終わることができると思うよ」とも伝えました。９０年間も一生懸命生きてきた人は、「苦しむことなく死ぬ権利がある」と私は思っています。
天から与えられた手当の力が功を奏してお母さんが回復して本当に嬉しく思います。今回はお母さんの状況から無痛自律神経療法の施術はほとんどできず、手当だけで回復を試みたのですが、私の手から出ているパワーが以前から比べると飛躍的に上がっていると思います。
今日の朝、お母さんが回復しているとの連絡があった時、私は思わず手を合わせて天に「ありがとうございます」と感謝しました。こういう力が出ることを願って毎日瞑想修行をしていますが、天はそういう私をちゃんと見ていてくれているのだなと思うと、ありがたくて涙がこみ上げて来ました。これからも精一杯精進していきます。今回も本当にありがとうございました。いつもありがとうございます。
合掌
仏光
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