『困難な時ほど自分が頼り』

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昨日から昼休みにゲストハウスの筋トレルームでトレーニングをしています。もちろん今まで通りとは行きませんが、なかなかのトレーニングになっていると思います。自前のトレーニングルームとしては合格ですね。これから毎日ここでトレーニングをしていきます。こんな時期にこんなことができているのは本当にありがたいことです。

パンデミックは誰も経験したことがないので、これからどのようになるのかなど誰にもわかりません。それぞれの人が感染を防止する手段を講じなければなりません。ただ、「怖いから外に出ない。何もしない。」ではコロナに感染するリスクは下がるかもしれないけれども、引きこもりで心を病むリスクや、家の中でじっとしているストレスから免疫力が下がるリスクが出てきます。要するに心身ともに元気がなくなっていくのです。

特に老人は今まで活発に行動していた人ほど、家に引きこもると認知症を発症したり、体力が極端に落ちて行ったりするリスクがあります。もちろん大人数が集まるようなイベントは企画すべきではないし、行くべきではありません。しかし開放的なところで、少人数で、マスクやアルコール消毒などの予防対策をとっていれば感染のリスクはかなり下がり、そのような活動は心身に対して有益になっていきます。

首都や大都市などはロックダウンの可能性があり、外出自粛要請も出ており家に居るのが賢明です。しかし都会と比べてかなり人の少ない田舎ではそこまでのリスクはないので、色々な対策を取った上で活動をすることもありだと思います。実際子供たちをずっと狭い家の中に閉じ込めていると、ストレスによる心理的な健康リスクが高まります。この際公園など開放的なところで遊ぶことで今までにない良い発見があるように思います。

実際仕事場近くの公園で多くの子供たちが遊ぶ姿を見ました。そういう光景を最近見たことがなかったのですが、私が子供のころに見ていた普通の光景がそこに再現されていました。今までこれらの子供たちは塾に行き、習い事をして毎日外で遊ぶことが少なかったのだから、もう一度子供が外で遊ぶ社会が戻ってくればいいなと思います。絶対に子供の脳や心の正常な発達には、部屋の中でのスマホのゲームより外で思いっきり遊ぶ経験が必要だと思いますよ。

感染が収まるまで不自由な生活をしていかなければなりませんが、その中での工夫が心身の健康を保つためには必要ですね。私は事業主なのでこれから予想されている未曽有の経済危機を乗り越えていく算段をしていかなければなりません。もうできることから始めています。どちらかと言うと「チャンスはピンチの顔をしてやって来るがそのまま来たー！」という感じです。こういう時代のサバイバルが次の時代のばねになるので楽しいとすら感じます。

たとえ外出禁止令などで療法院を開いていることが困難な状態になったとしても、いつまでもコロナ感染の問題が続くわけではないので、その間は休眠して感染が終わればまた事業を再開すればいいのです。その間の生活のことを皆さん心配するのですが、私は禅道場で一汁一菜の食事と、「立って半畳、寝て一畳」の生活に慣れていて、そういう生活で何の問題もなく修行をしながら暮らしていけます。要するに究極に質素な生活でも修行と共に楽しむ自信があります。そういう意味でまあ物質的な面での心配はありませんね。究極に質素な生活を楽しめばいいだけです。

今の状況を客観的に判断すると、地方なのでそこまでの心配は無いのですが、質素を楽しむ心の境涯を持っていれば危機的な状況の中でも平穏な気持ちで生活できます。ありがたいことに私の事業や生活に今のところ全くコロナによる危機的な状況は発生していません。ただ何かあった時の準備だけはできる限りしています。

いざという時にその人の本性が見えてきますが、とにかく２年～３年は危機的な状況の中でも普通に暮らしていく自信はあります。実際にそういう事態に遭遇したいとは全く思いませんが、もしそうなったら色々工夫しながら不自由な生活を楽しもうと思っています。

人生の工夫、生活の工夫は困難な時ほど大切ですね。将来を不安に思う暇があれば、「今自分で自分を救うには何をすればいいか？」と自分の人生を救うことを考える方が１００倍得ですよ。こういう時にこそ「自分が自分の救済者である」というお釈迦様の言葉が響いてきます。本当に真の自分の救済者は自分なのです。

合掌

仏光

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