都内で唯一の香港式フットマッサージを受けられるサロン フットケア香蓮
都内で唯一、香港式フットマッサージを受けられる「フットケア香蓮 」に行ってきました。
飯田橋駅から徒歩約3分のマンションの一室にあります。店内はとても清潔で落ち着いた雰囲気。
20年整体師をやられていた女性の先生が施術してくれます。
フットケアというとイメージするのは、痛みが伴う台湾式やリラックスがメインのリフレクソロジーなどがありますが、
香港式はその中間といった感じ。足裏をグリグリやるのではなく、どちらかというとさするようなイメージです。
着替えが用意されているので、タイトなパンツを履いていっても大丈夫。
着替えたらまずは足湯からスタート。薬草を煮出した薬湯が木桶に入っています。
温めている間に先生が香港式フットマッサージについていろいろ説明してくれます。
温まったところでいよいよマッサージへ。
確かに痛みはほとんどなく、でもしっかりと足裏の芯をとらえたような不思議な感覚のマッサージです。
よく「足裏を触れば病気がわかる」なんて言いますが、だとしたら内科の先生は聴診器なんか使わずにまず足裏を診ますよね。
でもそうしないっていうことは、足裏を触ったところですべての病気がわかるはずがないっていうこと。
足裏と体の不調の因果関係が解明されるのはこれからなんだとか。
足のツボをギュウギュウするのではなく、なでるように触りながら不調を探り当てていく施術で、
足のかかとだけをついて歩いていることや、小指側を巻き込みながら立っていることを指摘されました。うん、確かに。
一番びっくりしたのは左足首の内側を触っていた先生が「あ、捻挫してますね」って言ったこと。
実は1年くらい前に左足首を思いっきりひねって以来、全然痛みが引かずにいたのです。
でもそれはくるぶし側だから先生が直接そこに触ったわけではない。
でも内側をグリグリ(これはちょっと痛かった)していくと、不思議なことに捻挫の痛みが取れたんです。
もう一生治らないかと思っていたのに!これは本物だとその時点で確信しましたね(笑)。
直接患部を責めるのではなく、そこにつながっている筋肉や緊張をほぐすことで治していくので、例えば膝裏を刺激することで
腰の痛みがなくなっていったりもするそうです。確かに施術後は腰も軽くなっていました。
足のマッサージの後は、軽く肩と首回りもほぐしてもらえます。これもギュッと揉むのではなく、つまむような感じ。
でも肩が凝り過ぎていて奥まで届かないって言われました。
もう万年肩こりなので、自分の肩がどれだけ堅いのか自覚がなくなってるんですよね…。
最後に正しい立ち方を教わります。
足裏のかかと側だけではなく、つま先側もきちんと使うことで体幹がブレなくなり、しっかりと立つことができるようになりました。
少しかかとを浮かせて体を上下に揺らすだけでも体幹に効果ありです。
施術後はなんだかポワンとした感じになり、今度はもっと長いコースを受けてみたいなと思いつつ、お店を後にしました。
しかし駅に向かって歩いていた時、そろそろ電車の時間が迫っていることに気づいて小走りしたら、なぜか右膝に激痛が(笑)。
体のほかの部分のバランスを取ったことで、好転反応が出ちゃったのかしら。
もともと右膝には爆弾を抱えているので、次回はそのあたりも相談してみたいと思います。