御影石でしょうか。黒い石に西光院と刻まれております。

真言宗豊山派の青竜山、西光院です。

その後ろには、開門時間と閉門時間が書いてあります。午前7時から午後6時まで。

思ったよりも朝早くからで、しかも長時間ですね。

 

今年は、七福神めぐりをお正月に2回行ったというお話を書きました。

実は、3回目も途中まで行く予定だったのです。

しかし、七福神めぐりは、やはり松の内、7日までに行ったほうがいいよというお話を書きます。

1月10日まで、川口七福神めぐりを行っているということで、最後の最後に行ってみようと思いました。

しかし、最初の弁天様のところで、すでに七福神は何処へ?という状態でした。

七福神はやはり7日までに済ませておくべきでしたね。

第一、参拝する人がいない。

もちろん、お詣りすることは、可能ですよ。

私は、東川口駅から西川口駅を目指したのですが、私の場合は寂しい気持ちになって、途中で別の神社に行くことに方針を変えました(あと大黒天の寺院である、密蔵院も行きましたが)。

 

川口七福神は武州川口七福神という名称

 

弁天堂とその周りの七福神像です。

遠くに東川口駅近くの住宅街も見えて、高台にあることがわかります。

 

どこで聞いたのか今となっては、定かでないのですが、1月10日までなら武州川口七福神めぐりができると聞きまして、行ってきました。

しかし、七福神めぐりをしている人もいなくて、いただいた御朱印も七福神用になっていなかったため、来年に再度トライです(その後、調べてみたら、お正月以外でも弁財天様の御朱印をいただいている人もいるようでしたので、御朱印をいただく時に聞いてみるといいかも)。

 

東川口駅から約21キロのコースなのですが、すでに東川口の西光院で、やっぱり来年だなと思った次第です。

ただし、この後、初子の日の特別な御朱印をいただきに、川口七福神の大黒天を祀る密蔵院には行ってます。

安行桜を見に密蔵院(川口市)へ!初子の大黒天の特別御朱印で追記あり

 

写真を撮っておいたので、次回に川口七福神めぐりをするときまでの予習にはなるでしょうね。

さすが七福神めぐりに参加しているお寺さんだけあって、境内には見るべきものがいくつかありました。

 

東川口から歩いて行ける西光院

西光院は、東川口駅から歩いていける範囲です。

ここからスタートする人が多いのでしょうか。

それとも逆コース?

よくわかりませんが、弁財天様が西光院です。

グーグルマップの指し示す道が間違っていたのか、回り道をして行きましたが、なんとか到着しました。

東川口駅付近は道を間違えると、予定よりも歩くことになってしまいます。

おそらくストレートにいけば、駅から5分程度の場所にあります。

ここ西光院は高台にあるので、見晴らしがとてもいいです。

こちらは、瑠璃堂です。瑠璃ということは、薬師如来でしょうか。

その後ろには、大聖不動尊という文字も見えますから、お不動様もいらっしゃるようです。

 

なお、先程の赤い柱のお堂が弁財天様のいるお堂です。七福神では弁天様のお寺になります。

 

西光院の弁財天から七福神めぐり

釈尊苦行像です。

断食と座禅で、苦行ですね。

 

こちらは、お庭のほうから鐘撞堂を写したところです。

お寺では、鐘をつけるところと、ダメなお寺とありますが、つくことができる場合でも、お寺詣りの一番最初に鐘をつきますよ。

お詣りしてから鐘をつくのは、御法度。戻り鐘といわれる行為です。今までの功徳が消えてしまうという残念な行為だそうですよ。

 

西光院には塔もありまして、いろんな像なども多いお寺です。

弘法大師像もありました。

 

手水舎の後ろに見えるのは、閻魔大王です。

閻魔大王には、いずれお会いすることになるわけですが、まだまだ先のことと思いたいです。

閻魔大王の手のひらにはお地蔵さまが立っていました。

手水舎の龍もすごいですよね。剣にからんだ状態で龍がいます。

疫病退散です。

 

西光院の本殿

誰もお詣りしていませんが、まずは、般若心経を唱えますか。

お釈迦様の像もありまして、お正月に来るよりも意外と、春や夏に来るといいかもしれません。

お庭も見応えあります。

後で調べてみたら、裏手にも行けるみたいでした(奥の院?)。次回、七福神めぐりをした時にでも調べてみたいと思います。

 

こちらお釈迦様の誕生を表す像の奥に見えるのが寺務所ですね。

しかし、ひっそりしています。

お釈迦様の誕生仏像のまわりにもお花が備えられていて、きれいに管理されたお寺です。

本当に、私以外は、お詣りに来ている人がいなかったです。

やはり、七福神めぐりの最中とは雰囲気が違うのだろうな。

 

ちなみに、私はこちらの裏門と思われる方向から来ました。

大きな道路の下を通ってきたのです。

たぶん幹線道路のほうから来るのが正しいのかも。

こちらの裏門からですと、先程から書いている弁財天様のお堂がすぐに見えます。

弁財天堂のところは、桜の木でしょうか。よくわかりませんが、春になったら、これまた見える景色が違うでしょう。

弁財天様は、学業や芸事の上達(琵琶を持っているし)、それと弁財天と「財」の字があることから、商売繁盛の神様でもありますね。

 

七福神めぐりというわけではなかったのですが、このあと、大黒天をお祀りする密蔵院も行きました。

ちょうどその日、大黒天の特別な御朱印が出るということを聞いたからです。

 

武州川口七福神は、寺院めぐりとなる七福神めぐりです。神社と寺院も混ざっている七福神めぐりではないです。寺院の七福神めぐりです。

弁財天尊(西光院)

大黒天尊(密蔵院)

恵美寿神(傑伝寺)

布袋尊(正覚寺)

毘沙門天尊(吉祥院)

壽老人(正眼寺)

福禄寿尊(錫杖寺)

川口市内は、バスも多く走っているので、バスや電車を使いながら、七福神を楽しんで見るのもいいですね。

後で、調べてみたら、この七福神めぐり専用の御朱印帳や色紙もあるようです。

やはり、お正月のそれも松の内、7日までに行くのがいいようです。