2019年04月16日
ウチナーンチュ ウシェーテナイビランドー!
衆議院議員 照屋寛徳著 『沖縄から 国策の欺瞞を撃つ 』 2012年2月 著者67歳の時刊行
「本書は、私が衆議院議員として提出した質問主意書とそれに対する政府答弁書を通じて、
国策による構造的沖縄差別と犠牲の強要の実態を暴くのが目的である。」
ウチナーンチュ照屋寛徳の啖呵の切れがいいので、記録しておきましょうね。
東京品川生まれのゴーヤー茶の「啖呵」は、
「べらんめー」、「ってやんでぇ」、「バカ言ってんじゃねーよー」、「四の五の言うんじゃねえー」など。
一番よく使う啖呵は「ってやんでぇ、バカ野郎!」 で、よく母親に叱られました。
米軍嘉手納基地におけるパラシュート降下訓練に関する質問主意書
「かくなるうえは、嘉手納基地周辺住民で〈落下傘部隊〉を編成して
官邸、防衛省に落下傘降下し、決死の覚悟で中止をせまるしかない・・・かも。」
防衛省に落下傘降下するなんて、いいですね~。
パラシュートを背負って官邸・防衛省の玄関から堂々と入るのもいいですね。
これは平成19年の質問主意書ですが、あれから10年経過した現在も、
米軍嘉手納基地や伊江島でのパラシュート降下訓練が行われています。
嘉手納基地の使用協定締結に関する質問主意書
「現状を放置すれば、嘉手納基地周辺住民の〈我慢〉は〈不満〉に高じ、やがて〈怒り〉へと転じて、
政府の〈怠慢〉と国策の〈欺瞞〉を撃つべく嘉手納基地撤去要求へと突き進むだろう。
その時、日米安保条約は終焉を迎えるはずだ。」
昨年9月28日、米サウスカロライナ州で米海兵隊のステルス戦闘機「F35B」が墜落しました。
そして今月9日、航空自衛隊の最新鋭ステルス戦闘機「F35A」が青森県沖に墜落しました。
墜落した機体は米国から部品を調達し、三菱重工業小牧南工場(愛知県)で組み立てられた1号機だという。
「F35」戦闘機もオスプレイと同様、欠陥機と呼ぶことにしましょうね。
在沖米海兵隊の「抑止力」に関する質問主意書
「ウチナーとウチナーンチュにとって、大事なのは〈抑止力〉や〈地政学的優位性〉などという国策の欺瞞に騙されることなく、普天間飛行場の閉鎖・返還と海兵隊の沖縄からの撤去を求め続けることだ。」
米軍普天間飛行場の運用実態に関する質問主意書
「普天間飛行場のほとんどが私有地で、地主数は3、031人を数える。片や、基地従業員はわずか202人だ。」
「在沖米軍基地の始まりの多くは沖縄戦の終結後、住民が捕虜収容所に収容されている間に、
米軍が勝手に必要な土地を金網で囲い込んだものだ。
〈銃剣とブルドーザー〉と形容される〈むき出しの暴力〉によって強権的に接収されたものだ。」
「沖縄の人びとは怠惰でゴーヤーの栽培もできない」と冒険を吐き、日本部長を解任されたケビン・メア。」
「ケビン・メアよ、よく聞け。」 「ウチナーンチュの尊厳と名誉に賭けて、ケビン・メアを絶対に許さない。」
スターバックスに現れたケビン・メアにコーヒーを浴びせた人がいましたが、
ゴーヤー茶は、「GO HOME ヒットラー野郎!」と啖呵をきってやります。
そして、あばしゴーヤーをケビン・メアの口に押し込んでやります。
日米地位協定の改定に関する質問主意書
「私は、日米地位協定の全面改正に政治信念はもちろん、政治家としての全存在を賭けている。」
「私は、日米地位協定の全面改正実現まで、沖縄から百姓一揆に使われた襤褸の筵旗を掲げ続ける。」
「百姓一揆に使われた襤褸の筵旗」がいいですね。
米海兵隊による女子中学生暴行事件に関する質問主意書
「2008年1月31日現在、沖縄県内の米軍人・軍属とその家族は44,963人で、うち基地外居住者は10,748人であることを初めて公表した。」
「私が今もって納得せず、怒っているのは基地外居住者の住民登録の問題だ。基地外居住者の米軍人・軍属らは、住民登録義務も市町村税の支払い義務も免除されているのである。」
「北谷町砂辺の2011年4月現在の世帯数は1,084、それとは別に同地区内の大型マンション風米兵向け住宅に約1,000世帯の米軍人、軍属とその家族らが住んでいる。砂辺の美しいビーチや町立公園は、今では週末にもなると米兵とその家族らに占領されている状態だ。」
「その〈基地外基地〉に住む米軍人・軍属らの光熱水費も、2001年の〈特別協定〉改定時までは、日本国民の血税たる〈思いやり予算〉で支払われていた。思い出すだけでワジーワジーする。」
米兵受刑者の処遇に関する質問主意書
「日本人受刑者は〈冷遇〉され〈くさい飯〉を食っているが、米兵受刑者は〈厚遇〉され〈うまい飯〉を食べている実態であった。その実態を知って〈アキサミヨー〉と驚き、唖然とした。」 「日本人受刑者は約2,620カロリー、なんと米兵受刑者は約4,000カロリーである。」
「アメリカに追従し、米兵受刑者をVIP待遇し、日本人受刑者を冷遇して恥じない法務大臣や法務官僚こそ罰して〈くさい飯〉を味わってもらおう。」
森羅万象を操る安倍晋三にも臭い飯を味わってもらいましょう。
ジュゴンの生息環境保全等に関する質問主意書
「今の私はジュゴンと同じように、政界の〈絶滅危惧種〉と呼ばれている社民党の衆議院議員である。」
「自公政権や民主党政権の中の構造的沖縄差別主義者、軍事指向の環境破壊者たちは“怪鳥”オスプレイの配備を選択した。」
社民党が絶滅危惧種とは、ユーモアたっぷりです。照屋寛徳さんが引退した後のことが気がかりです。
国際自然保護連合総会における勧告に関する質問主意書
「私は、ヘリパット建設によってヤンバルの森が死ぬと、それにともなってジュゴンの棲む辺野古の美ら海も死んでしまうと考えている。ヤンバルの森を破壊し、辺野古の美ら海を埋め立てる国策とは、政府が断念するまだ闘い続ける覚悟だ。」
沖縄における不発弾の磁気探査および爆発事故による被害補償に関する質問主意書
「沖縄の不発弾処理は、沖縄戦を引き起こした国の責任であり、事前探査および処理事業は全額政府の負担で実施されるべきだ。」 「私は〈国の戦争責任に時効はない〉と一貫して主張している。」
「悲惨な沖縄戦を引き起こした政府が、その責任のもとで〈負の遺産〉たる不発弾処理を完了すると約束しない限り、国家として万全の対策を取らない限り、鬱積したウチナーンチュの不満と怒りはいつでも爆破する。決して〈不発〉には終わらないだろう。」
沖縄戦犠牲者の未収遺骨と防空壕等に関する質問主意書
「私は1945年7月、サイパン島の米軍捕虜収容所で生まれた。・・・激戦地沖縄で出生した昭和20年生の中には、お墓の中で生まれた者、壕(ガマ)の中で生まれた者が多い。・・・本来、死んでから入るべきお墓の中で産声をあげることが〈正常〉であるはずがない。」
「私やウチナーンチュは絶対にあきらめない。
辺野古新基地建設を阻止するまで日米巨大権力と闘い続ける。
辺野古・大浦湾の命の美ら海を守るために戦い抜く。
安倍総理よ、ウチナーンチュ ウシェーテナイビランドー!」
照屋寛徳さんのブログ より
Posted by ゴーヤー茶. at 04:58│Comments(0)
│あの人のこと
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