かれこれ十数年以上前のことですが…
日本でもっとも高貴なご一族に男児がお生まれになった際に、老師にこう言いました。
私「老師~、ベビーの誕生は○月○日の○時○分だそうです」
老師「え~出生時間まで公表されているのか」
私「はい、分刻みできっちり公表されています。びっくりですよね」
老師「うわ~、どういうことあ…」
それから幾歳月…。
私「ろ~し~、かのやんごとなきご一族のご令嬢の出生時間が公表されていますが…この方は今…(略)」
老師「え~出生時間まで公表されているのか」
私「だから…、それ前にも言ったじゃないですか、忘れちゃったんですか」
老師「うわ~、どういうこと日本ってどういう国」
ということで、過労のせいで忘れっぽいのか、何度でも驚いている老師です。
とは言っても、老師が驚くのも無理はないのですよ。
そもそも中国では古来より高貴なお方の出生日時は最高機密として非公開とされていたのですから。
長い戦乱の歴史の中で、その機密は厳重に守られて来ました。
それを他国に知られることは、そのお方が今どんな状態なのか、これからどうか等、あまりに多くの情報(八字)を与えることになってしまいますので。
トコロ変われば、常識も違う。
「日本の普通」は「中華圏の仰天」ということもあるのですね。
(この話題についてのコメントやご質問は、婉曲な表現で実名を出さずにお願いします。)
それではまた、皆様ごきげんよう~
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