こんにちは、さくらです。
各公立高校の公式ホームページに「令和2年度の選抜・評価方法」が掲載されています。
前期選抜では調査書の扱い、2日目の検査内容、配点などが高校ごとに異なります。
志望校の選抜・評価方法は必ず確認しておきましょう。
(後期選抜の選抜・評価方法は基本的に全校同じなので、あまり見る価値はありません)
来年は現行制度最後の入試ということもあり、大きな変更はないだろうと思いきや・・・
なんと、東葛飾が内申点を0.5倍に変更しています。
これで1番手校はすべて内申比率を下げたことになります。
繰り返しますが、来年は現行の前期・後期入試の最終年です。
最後の年に大きな変更をしてきたというのは、2021年からの入試一本化を見越しての変更と考えてよいのでしょうか。
県は2021年以降も「各高等学校は選抜の手順、各選抜資料の配点等を定め、選抜・評価方法において公表する。」と言っているので、内申比率も各高校ごとに決められるのでしょう。
そして、東葛飾は「今後は内申0.5倍でいく」ということなのでしょう。
(もちろん今まで内申比率を下げていた他の3校も)
公立1番手校は 内申より学力試験重視 という状況がまだまだ続くということです。
(個人的には1番手校は実力勝負でよいと思います)
1・2番手校だけざっと目を通しましたが、東葛飾以外ではめぼしい変更は見あたりませんでした。
公立1・2番手校の前期選抜の配点を一覧にしておきます。
(内申点は算式1で修正されるため135点満点とは限りませんが、ここでは便宜上135点としています)
県千葉 学力検査500点+作文5点=505点満点
県船橋 学力検査500点+内申135点×0.5+面接10点=577.5点満点
東葛飾 学力検査500点+内申135点×0.5+作文60点=627.5点満点
千葉東 学力検査500点+内申135点×0.4+作文10点=564点満点
佐倉 学力検査500点+内申135点+面接30点=665点満点
薬園台 学力検査500点+内申135点+調査書加点10点+面接10点=655点満点
市千葉 学力検査500点+内申135点+調査書加点15点+小論文10点=660点満点