風のふくおか

昨年は猛暑が1０月頃まで続き、11月から寒くなったので秋がなかった。
今年は秋らしい秋？になったようで、やっと各地でゆっくり紅葉狩りが楽しめるようになった。
ありがたいことだ。

ということで先々週の千如寺につづき、紅葉の名所と言われている、佐賀県基山町の大興禅寺へ行くことにした。


ここは　つつじ寺　とも言われており、春は５万本のつつじを見るために混雑するお寺だ。
私も学生時代２回ほどつつじを見に行った記憶があるのだがもう４０年以上も経っているため、いざ行ってみると、こんなとこだったかなぁ、、と自分の記憶の限界に改めて気づく。
当時から春の行楽シーズンは駐車場まで長蛇の渋滞だったが、今回は敢えて平日の午前中に的を絞って行ったのが功を奏したようで、駐車場にすんなりと入れた。


記憶からばっさりとなくなっていたが、ここは山の斜面に立つ山寺。
当然、階段や坂道だらけで、流石に運動不足の身には堪えるものがあった。


タイミング的には、この数日が最も見頃だったようで、寺の掲示板にそのように記されていた。


山の斜面に広大な散策路が作られていて、あちこちに見所や展望スポットが設けられている。
日頃のメンテナンスも大変だと思われる。



夜半からの雨が朝まで残っていたので午前中はどんよりとしたお天気。
天気が良ければ、紅葉も青空に映えていたことだろうが、これはこれで趣があって良いと思おう。


結構散策路を歩いた。
そろそろ、昼に近づきお腹が空いてきた頃、なんと、散策路内にうどんのウエストが、、。
しっかりと考えられている。



ごぼう天うどんをいただき、しばらく散策すると、近くにお茶処を発見。
抹茶と饅頭をいただく。



非日常体験をして、お寺を出ると、近隣ではいろんな果物が栽培されしていた。
うまそうな柿だなぁ、、と思っていると、
参道の出店で柿や、今朝作ったというよもぎ餅が、、、思わず衝動に駆られて購入。

なんだか、寺の企画主旨にすっぽりハマった半日であった。