大停電の根本はここにあるよな・・・ | マルハビ日記

マルハビ日記

マルチハビテーション・田舎暮らしなど移動しながら仕事をする会社員のお話。
都会暮らしを残しつつ、田舎にも生活の拠点を持つ‥‥。理想的な生活だと思います。
そんな双方生活の面白い??話 移動しているといろいろ考えてしまいます(笑)

三重の自宅の朝です。草津の家から三重の家に移動して、歯医者に行き、農作業をする。長雨のせいで、なかなか農作業が出来ていないのだが、バターナッツかぼちゃなどは豊作である。もうゴーヤは時期が終わったので撤収したりする。整理整頓が何かあったときでもなんとかなるしなやかな強さになると思っております。

 

あえて本日も電力問題を書きたい。東京電力の見通しの甘さを指摘する人は多いのだが、私は一貫して応援している。がんばって復旧を進めて欲しいと思っています。この問題の根本は、メンテナンス要員がすべて福島原発に取られていることでもある。その根本の根本は、処理水でもある。この処理水の話は後半に書くとして、まずは倒木でなかなか工事が進まない現状の問題点を書きたい。

 

私はいつもブログで、インフラの横の木々とか草を自治体や自治会単位で処理すべきだとは言っているし、大きな樹木に関しては電力会社さんや電話会社さんに自治会長として倒木の場合、停電になるので、なんとか処理して欲しいと要望もしている。

 

なかなか作業してくださらない場合は、小生が伐採する場合もある。それだけ中山間地域というか、田舎に暮らすというのはそんなインフラを守りながら住むということも重要なのである。従って、小生は周辺道路の草を刈ったり、インフラの下(電柱周り)はなるだけ草を刈ったりして、清掃に心がけているし、なるだけインフラ近くには針葉樹を植えないようにしている。広葉樹で柔らかい樹木で低木がいいのである。

 

今回見ているとやはり針葉樹でしかも60年程度のものがすべて、倒されているので、これを処理するのは非常に大変である。ほとんど林業従事者でしか難しいものであるので、関東近辺の林業従事者を集めてくるしかない。このようなことは起こらないように日々の見回り、確認、そして作業が必要なのである。しかしそれには、個人所有物なので、境界確認、隣地との交渉、そして作業スペースの確保、そして通行規制などがあり、一つのところをするだけでも非常に大変なのである。

 

従ってこれを非常時は無許可で実行できる権限を行政のトップである首長が職員を動員して電力会社とやらないといけないのである。しかし今の世の中すべてが電子化されているので電力ないと公図も開けない状態ではあるので、クラウド管理をして別の場所で閲覧出来て、印刷できるなどのバックアップも必要である。

 

それよりもなにもかもだが、インフラ会社は少し地域住民メンテということに関して費用を払うなどの制度をつくればいいのである。例えば、樹木伐採などは、地域でやってくださるなら、少し人を出すなど制度に一定の緩やかさを持てばいいのである。出合い作業を上手に使えばいいのである。なんどもこの指摘をインフラ会社には言っているのだが、なかなか

とのか聞かない。例えば、JRだったら、周辺草刈りで1時間500円の電子マネーを上げる制度である。電力だったら、料金から引けばいいのである。そうなるとかなり皆さんするでしょ。申請を出してその書類をインタネットで受理して、判断そればいいのである。こんな制度を真面目に考えるべきである。そうなると非常に安いコストで維持管理が出来ていくと思う。

 

もう一つは、維持管理が東京電力管内でうまくいけていない問題であるのだが、廃炉作業に人手がとられているのは明らかでしかも言いにくいが、処理水をどうするかである。年々増えていくタンクなのである。これをどうにかしないとこれの維持管理だけで本当に大変であり、国際基準では、海洋投棄していい水準の水を永遠に保存しているのである。

 

この報道で前環境大臣は個人的意見として海洋投棄との見解を示したのだが、周辺漁民からの反対で今回就任1日目で小泉環境大臣は個人的に言って陳謝をしている。このような個人的な原発アレルギーとアレルギーのフリをした補償をもらおうとする話で、ごちゃごちゃになっている。処理水の濃度は国際基準でみればただの水である。

 

100歩譲って、タンカを作って太平洋の少し先で放流するとか、深層水とるようなパイプを設置して放流すればいいのである。この無駄な作業をさしているので維持管理に人がさけないのである。皆さんここらへんいい加減大人になりましょうと思っている。

 

原子力発電の事故を起こした東京電力は悪いヤツ、悪いヤツは徹底的叩いて働かせる。こんなんじゃまともなインフラ維持は出来ない。実際この停電の大きな原因は、国民の意識への警告だと思っている。絶対的に維持することは大変であり、しっかりやってもらおうと思えば、こんなことは起こらなかったかもしれない。少し最後は精神論的ですけど、そこが重要である。東京電力の皆さん作業頑張ってください。小生も本日は少し道路際の草刈りをしてインフラ整備をしたいと思います。