O365導入と働き方改革 | マルハビ日記

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マルチハビテーション・田舎暮らしなど移動しながら仕事をする会社員のお話。
都会暮らしを残しつつ、田舎にも生活の拠点を持つ‥‥。理想的な生活だと思います。
そんな双方生活の面白い??話 移動しているといろいろ考えてしまいます(笑)

東京のマンションの朝です。月曜に霞が関で1時間以上もプレゼンしたのだが、昨日突然、再度上席にプレゼンをしてくれとメールが入る。年末のスケジュールも非常に多忙であって、実はなかなか調整できないのである。トホホな日程と思いながらスケジュールを調整する。会社的には役員クラス対応の上席なのだが、実際はこの手の詳しい説明は誰も出来ないので、小生はすることにする。その方が多分その方にもいいだろうと思いながら。

 

働き方改革と言われているのだが、小生の勤務時間は激務になってきている。実際仕事が働き方改革で寄ってくるのである(笑)で話題的にMS様のO365と働き方改革を少し書きたいと思います。このMS様が全て働き方改革で儲けていると言ってもいいのである。

 

実際、ほとんどの企業でO365導入とともに働き方改革が始まり、オフィスレイアウトがフリーデスク、ABWとなっていく。個人の賃金分はすべてMS様のメンテ代にかかるというビジネスモデルである。MS様も良くわかっていて、働き方改革情報を上手にリリースしている。例えば、働き方改革意識、実態調査とかをグループ全体で調べて、上手にこのように言っている。

業績好調な企業の40%は働き方改革を実行しているというのである。実際このように聞くと働き方改革をしたら業績がなんとかなるように思う。これが統計と言い方の絶妙なPRである。その後に働き方改革では特にITツールの導入というのである。まだここでもO365とは言わないのである。

 

よくよく考えてみれば、ノー残業デーとか育児休暇を働き方改革の統計に入れているので、これは実際ITツールの導入とか関係がないのである。ここ絶妙でして、この嘘をみんな信じてしまうのである。

 

統計的に正確に言うと、ノー残業デーや育児休暇などの改革をしている企業数は厚生労働省の指導などもあり、ほとんどの企業で実施されている。企業の業績は金融改革(リフレ政策)で、実際ITツールと業績好調は実は何も関係ないのである。

 

これ人が買い物をしたくなる微妙な感性をくすぐってビジネスにしているのである。少し忙しいときの方が人は買い物をするのである。従って少し忙しい、好調でしょと言って上手にITツールをというのである。しかしITツール導入にはコストが掛かるので上記働き方改革の言葉を使い、上手に社員の給料から裁量労働的な部分を削減していくのである。

 

これによって人は選別もされていくのである。ITツールとコミュニケーション中心の社員には仕事が集まり、作業の人という風に組織も分かれていくのである。この一番効果が出るのが、間接部門で間接部門の業務系社員が本当に集約できるのである。そうなると育児休暇を取りながら働けるとか(ちょっと表現が良くないけど、育児をしながら働ける)本当に会社の仕事がいつでもどこでも安全にできるのである。しかし大変なのは、裁量労働をやめてIOT機器を入れたので、この労働手法は導入できないのである。

 

従ってスマートワーク労働というのを認めるという方式をとるしかない。これ働く場所は少し自由にするので手当を出すという制度である。首都圏とか都市部の業務系の社員をメインにして、10時間程度の残業代を出す。モバイル勤務である。会社が契約したサテライトオフィスなら勤務可能という制度である。手当は手当で、残業代は別に出せばいいのである。

 

これが実は大きな解決策になる。業務系の仕事はこれによって全体コストダウンが可能であるし、標準化していくのである。そしてその業務の場所は集約されていくのである。しかし企業が業務系作業をどこでもでやるのは非常に乗り越える課題がある。銀行などはそんなことってなるのだが・・・実際ここが一番おいしい市場でもある。

 

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この2匹と嫁には働き方改革ということはない。癒しだけである(笑)