経験しないと需給一体管理は成功しない | マルハビ日記

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マルチハビテーション・田舎暮らしなど移動しながら仕事をする会社員のお話。
都会暮らしを残しつつ、田舎にも生活の拠点を持つ‥‥。理想的な生活だと思います。
そんな双方生活の面白い??話 移動しているといろいろ考えてしまいます(笑)

三重の自宅の朝です。本日は急遽大阪へ移動する。伝票処理をしたいので東京に戻りたかったけど、少し大阪で全体整理をする。需給一体管理のいろいろなお話を少し説明しないとわかっていない人が多いので、そこを実際的に説明する。

 

なぜ小生が需給一体管理の負荷側のいろいろな現象と事業コストや事業化を複数のベンチャーで可能にしているかというと、単純である。20年に近いくらいこのような事業を形は変わるが住宅の省エネでやっていて住宅設計から需要負荷の動作、その先の建築コストまで理解できているからである。そう20年という経験値があるのである。

 

実際同じ経験値があるのは電力会社でもT電力の一部の人々であり、それ以外は実は素人である。しかし素人が事業をしないといけないし運用者は言ってみれば最初は素人である。したがって小生は簡単にいうことは、やってみて自分で計測してみて24時間365日挙動をみれば理解が出来て儲け代がわかると言っている。実際成功に近い事例は単純で自分たちで施工して自分たちで計測して運用している。

 

この自分たちで施工して自分たちで計測してという単純であるのだがこれが最初に出来ないので事業を失敗するケースが多い。大体金融商品でやる場合は、事業計算をゴロゴリまわして回しまくって下請けとメーカーをいじめて安く買える方法をやってしまう。それには誰もついてこないので、最初に自分たちで部材を設計して運用を考えていろいろな補材含めて検討してみるのである。これが重要でそこを丸投げしては、事業数字は全くと言って出ない。

 

よくよく施工してもらってその状態をみていこうとするのだが、そんなものは無理でここ自分で設計とか運用検討をまじめにしないと無理で、人が設計したものとか加工したものを使うのは無理なのである。これが理解できるまで時間がかかるとは思うのだが、太陽光とか蓄電池を外に置く場合、ほとんどが金属加工商品であり、金属加工商品は地場産業なので安くするのは、実は地場とどのくらいの使用量でどんな設計をまじめにすれば価格が安くなるのかを真剣に話すと出来るのである。

 

沖縄の場合、離島だったので、小生が言ったのは、すべて建築用のCチャンしか値段が合わないということである。多治見の場合は、デザイン性とコストを自身たちが何度も設計をし直してしかも法律問題なども含めてチャレンジしているので、最終的に運用まで言っているし、両者とも非常に大きなビジネスへ変革している。

 

自身で設計しないといけないというのが大原則である。その次に制御をすると決めたらそこは単純であり、自分でシミュレーション出来て、しかも最初は計測器を通信でなくロガーでとれば挙動がわかり、そこに対して計算をしていけばいいのである。これ大学の授業みたいで説明は嫌なのだが、これが出来ない人が多い。実は宮古島でも非常に冷たく教えればよかったのだが、まず計測器で図ってみたらわかりますよと言ったのである。機器は売るし、計測の仕方も教えるけどその先は一度自身でやってみたらとの見解である。

 

多治見の場合は、沖縄から聞いたらが、原則だが、中部管内は、太陽光の逆潮流に関する規定も何もないのでFITで儲けられる間は制度を使えばいいし、その間に計測、制御は肌で覚えるとの考えでもある。

 

この計測、制御は省エネでは運用と呼ばれるもので運用というのは動かしてみないと無理で自身でやってみることが重要なのである。したがって通信とかIOTの話でなく日々の省エネチューミングをしなさいという行為が出来るかである。これやったことないと実はやれないのである。1年24時間365日、ビルメンテをしないさいと言っているのである。ここも実際は、HEMSとかBEMSとかIOTの世界でなく、ビルの運用、設備保守含めてやれるかである。そこの知識がないと出来ないので・・・

 

たぶんこの省エネチューニングだが、季節変動、週次変動、時間変動を体が覚えないと制御できないしプログラムも出来ない。そこをどうするかが重要なのである。それは実は運用してみるしかない。

 

このようなことを小生はいくつかの実は大学生にも教えていたのだが、大学生の方が素直で理解してゼロエネハウス的に言いつけを守ってやりぬけるのである。しかも細かな制御含めて・・・今大変なのは大学生に出来て大人に出来ないこの状態をどう打破するかであると思いながら、大阪に急遽いく準備を始めている。

 

答えは単純で目的に対して答えをややこしく考えない方がいいのと、施工や計測や運用というのは、単純で人にやらせていたら無理で自分で現地、地域でやるという答えが出ると出来るのである。大学生がなぜ単純にできたかというとお金を制約されて実証してゼロエネハウスを競うと言ったら何を削減するかは単純である。そう人件費を如何に外注しないでおくかが重要であり、外注なしに自分たちでやれることをたくさんしていくことが重要なのである。

 

この答えに行きつくかな。そうこれにお話をどうもっていくかである。これが実は需給一体管理PPAモデルの成功であり、テクニックでもある。私は実行しないのでヒントを与える人でしかない。

 

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キウイフルーツの収穫、今年は少し少ない(涙)。一度しっかり剪定して2年ほど待つかと思いながら・・・

追熟して出荷する袋数は、10個あるかな(涙)。タダで配るよりマシではある。

 

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休日、農作業の休憩風景。非常に薪ストーブはいい感じである。さてこの方法をどうやってハウスメーカーの住宅に使うのかが肝である。自宅は、60歳になったら太陽光と太陽熱温水器を設置して老後はグリッドからも切断した生活に出来るかをチャレンジしたいと思っている。実際は、水力発電を考えているのだが・・・太陽光より安定した電源ということで・・・