「今後まだまだ色んな写真が出てくる」

「このまま終わるわけがない」

 

という一部のマスコミと、

一部の世間の予想は大当たりだったようです。

 

 

 

 

 

 

 

入江さんが仲介した闇営業が問題化してからの

宮迫さんの一連の言動を見させて頂いていましたが

私が心底残念に思ったことがあるんです。

 

それは宮迫さんが

5年前の反社会勢力との闇営業が発覚した時に

「だったら3年前強盗犯と撮った写真も出てくるだろう」と観念しなかったこと。

 

もしその時点で観念するのが無理だったとしても

「実は金銭を受け取っていた」という事がバレてしまった時に

もう完全に観念してこういう風に言っていれば後輩芸人も助かったはずですし

宮迫さんに対する世間の目も少しは違ったのではないかと思うんです。

 

 

 

後輩たちに「お前らも来い」といって入江に紹介された闇営業に行きました。

後輩芸人たちは僕に「来い」と言われたら行かないわけにいきませんし

生活がかかっているので呼ばれればどうしたってついてくることになります。

そして相手がどういう人達なのかもよく分からないまま出演料も頂いてしまいましたが

今回その相手が反社会勢力だったと知り、金銭の授受があったと分かるとまずいと思い「貰っていない」という嘘をつきました。

後輩芸人たちは僕が「金銭は受け取っていない」と言っているのに「受け取っていない」というわけにはいきません。

そのせいで後輩芸人たちもウソをつく羽目になってしまいました。

全ては先輩芸人である僕のせいです。

僕はその責任を取って芸能界を引退します。

でも後輩芸人たちのことはどうか許してあげてください。

 

 

 

でも宮迫さんが取ったのは、

「嘘に嘘を重ねて後輩芸人たちを更に苦しめ窮地に立たせる」

「謹慎で生活できなくなる後輩芸人たちを助けない」という一番やってはいけないことでした。

 

 

それなのに「福岡の金塊強奪犯とギャラ飲みをしていた」という事をフライデーされてしまって、いよいよもう引退するしかなくなってから

「僕は引退するんで後輩芸人たちを許してあげて云々・・・」と言われたところで

 

「は?」

 

としか言いようがありません。

 

 

芸人としては素晴らしい才能と実力と実績があった人なだけに

こういう最悪の結果になったことは非常に残念です。

 

 

 

お金って誰にとっても「あって困る物」ではなく

「あれば嬉しい物」だと思うんですが

今回の宮迫さんの件は

 

抱えきれないほどのお金を持っているのに

それでも尚且つ「お金お金」とお金に執着し

「お金を手に入れるためならどんな事でもする」

となってしまうと人は必ず破滅する

 

ということを改めて知らしめてくれたような気がしてなりません。