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皆さん、こんにちは。平柳です。

 

いよいよ令和元年度の管理業務主任者本試験も明日に迫ってきました。

 

受験生の皆さん、最後の最後の追い込み、頑張っていらっしゃいますか?

 

本日のブログは、「管理業務主任者試験に特化した注意ポイント」の記事です。

これまで繰り返し書いてきたことも含まれますが、改めて確認してみて下さい。

 

1.1巡目は「考えずに知識・記憶で解く!」

 

皆さんは、これまでテキストや過去問を学習する過程で、

「なぜそなるのか?」

「どうしてその結論になるのか?」

といったことを「考えて」学習してきたはずです。

 

それ自体は合格するために必要不可欠の非常に重要なことです。

 

しかし、矛盾するように聞こえるかもしれませんが、最初に(1回目に)問題を検討する際は、その問題をざっと見て「考えずに、知識・記憶だけで解く」ことが点数を上げるためのコツです。

 

なぜなら、最初から考えて解いてしまうと、全体として答えを出すのに時間がかかりすぎ、ペースが乱れてしまうからです。

 

そのため、最初は「過去問レベルの確実な基本知識・記憶『だけ』」で検討し、それで選択肢を絞ったり、その問題の答えを出せたりしないかを検討するのが最も検討効率が良いといえます。

 

もしその段階で答えになる選択肢が1つに絞れた場合は、それをマークすればその問題はおしまいです。

 

これにより、

「確実に得点できる問題」

を端的に処理できると同時に、その問題が

「得点するために考えなければならない問題」

なのか

「考えてもわかりそうにない問題」

なのかの仕分けもできるので、精神的・時間的な余裕も生まれます。

 

こうした1回目の検討で答えが出ない場合には、その問題を「考える」のか「飛ばす(後回しにする)」のかを判断することになります。

 

2.特に民法でペースを崩されないように!

 

管理業務主任者試験は、問1~問6が民法関連の問題です。

 

例年、民法では、過去問に出題されたことのない論点も含め、受験生のペースを乱すような問題が出題されています。

 

ですから、「最初の6問で時間をかけすぎない!」ということを忘れずに。

 

あ、「登場人物が2人以上でてきたら、簡単な図を書く」というのも大丈夫ですよね。

 

本試験は、頭の中で考えるだけでは混乱してきますから、何度も問題文を読み返すなどというムダを省くために、必ず「(簡単で良いので)目に見える図」にして、それをもとに検討してください。

3.「計算問題」「個数問題」への対処方法を決めておく!

過去問では、議決権等をもとに集会決議の成否を検討させる「計算問題」や、「適切なもの(不適切なもの)は『いくつあるか』」という形で数をかぞえさせる「個数問題」も出題されており、本試験で多くの受験生がこうした問題に時間を取られ、ペースを乱されています。

なんと、個数問題が異例の12問も出題された年もあります。

個数問題の数自体は例年6~8問程度ですが、今年も計算問題や個数問題を出題することで、受験生に心理的な揺さぶりをかける手法が使われる可能性は大いにあります。

計算問題は、そもそも事例の整理に一定の時間がかかる上、本試験の緊張のさなかで計算を正確にしなければなりませんから、ミスが起きやすい問題です。

また、個数問題は、全ての記述を検討しないと正解にたどり着かないため、答えを出すのに非常に時間がかかる反面、受験生データを見ると「正解率が下がる傾向にある」ということが判明しています。

つまり、
計算問題や個数問題は基本的に「時間対効果(得点効率)が悪い問題」なのです。

 

意識しておいていただきたいのは、本試験では、

 

検討に5分かけて間違えるくらいなら、

5秒で適当にマークして間違える方がマシ
 

ということ。

 

そこで、これらの問題に対する自分なりの処理手順をあらかじめ決めておきましょう。

考えられる対応策は下記のようなものです。

①計算問題、個数問題については、解かずに飛ばして後回しにする!

とりあえず適当に何番かをマークして次の問題に行き、後回しにする!

見切りのための検討時間をあらかじめ決めて(「2分」など)、そのまま解けそうなら検討を継続し、そうでないなら次の問題に行く!

「1」でも述べましたが、本試験で怖いのは、その問題を間違えることだけでなく、時間不足に陥って、時間があれば正解できるはずの他の問題まで得点できなくなってしまうことです。

計算問題や個数問題への対応は非常に重要な戦略ですので、是非意識しておいて下さい。

もちろん、「飛ばす」といっても、それは「捨てる」ということではありません。

あくまで、「後回しにする」、つまり、「他の時間をかけるべき問題をきちんと解いた上で、残った時間で解けばいい」という意味ですから、飛ばすこと自体を躊躇する必要はありません。

要は、限られた時間の中でのタイムマネジメントです。

 

持てる力で最高の得点を!ということを意識して下さい。



4.管理業務主任者試験は、細かい知識を聞いてくるということを認識!

管理業務主任者試験は、毎年、ある意味「重箱の隅」とでもいえるような、本当に細かいことを聞いてくる問題が散見されます。

特に、
建築設備系では、例年、どんなに頑張ってテキストや過去問を学習しても、半分以上は「見たことも聞いたこともない問題・選択肢」が出題されます。

そのため、戦意を喪失させられてしまう受験生も出てくるわけです

しかし、細かいことを聞く問題は、往々にして、個数問題同様、「細かい知識、知らない知識の問題を出すことで、受験生を動揺させて、点数を下げさせよう」という意図で出題されていることもよくあります。

ですから、やはり「過去問レベルの基本的な知識で選択肢を絞って勝負するんだ!」という気持ちでいきましょう。

というわけで、
前日という超々直前期であっても(むしろ前日だからこそ)、「過去問」から離れずに学習をすることが大切です。

 

具体的なやり方や注意点については、今週の下記ブログをご覧ください。

 

マンション管理士・管理業務主任者 続・受験生の皆さんへ1

 

マンション管理士・管理業務主任者 続・受験生の皆さんへ2


本試験まで残り時間も少なくなってきましたが、まだまだやれることはあります。


本当にあともう少し。

 

やりきれていなくて泣きそうな状態はみんな同じです。

そんな中でも、最後まで投げ出さずに1歩でも前に進めるか。


泣きながらでも前に進む。今はそれしかありません!
 

 

また明日、本試験当日の朝7時~8時頃に、本試験前最後の応援ブログをアップする予定です。また見に来てくださいね。

 

それでは皆さん、最後まで精一杯駆け抜けましょう!!

 

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