駅前不動産屋今日も回りは敵だらけ

株式会社 ハウスショップ 東京都町田市

言葉は誰が使うかによってその意味が変化します

2020年07月02日 | 世間一般

石原慎太郎が中国の事を

シナ

って呼ぶようになりましたが

これをネトウヨが使うようになって

すっかり差別用語って感じになりましたね。

ただ

これは

元来差別用語ではありませんよね

今でも南シナ海だの東シナ海だの使っていますし

私が子供のころはシナの夜

って歌がヒットしました。

にも拘わらず

どうしてそれが差別用語になるかと言うと

差別主義者が使うからです。

それによって一般の人は使えなくなりました

例えば

会社で

シナの連中はどうこう

なんて話をすれば

周りからはその人間を差別主義者

って見られますから

会社での立場が悪くなるのです。

日の丸も同じですよね

私は祝祭日に日の丸を掲げる

って事をやってみたいと思いますが

街宣右翼が大音響で怒鳴りながら

日の丸を掲げていましたので

一般の人は

日の丸を家に掲げられなくなったのです。

車で

たまに日の丸のシールを後部のガラスに貼ってる人がいますが

車高が低くてスモークを貼ってる

ってのを昔からよく見かけましたよね。

大体周りは危ない人間

そんな風に思って避けますからね。

本来国の象徴である国旗を

威嚇の道具として使ってるのです。

そんな人たちが

国旗を一般国民から遠ざける結果にしてしまったのです。

左翼は日の丸反対

右翼は威嚇しながら日の丸

これほど国旗が政治利用される国

他にあるんでしょうかね?

その話はともかく

言葉は元々何の罪もないのに

それを使う人によって

そのイメージが地に落ちる

これがシナって言葉に表れてるのです。

差別するのであれば

中共で収めれば良いのに

罪深い話です。

名曲シナの夜も気の毒に

もうあまり歌えませんね。

 

私が子供の頃の沖縄では

周りの大人は

中国でもなくシナでも無く

トウと呼んでましたね。

中国語はトウクトウバ

つまり

唐です

唐から中国は何度も王朝は変わっていますが

沖縄では1000年以上前から

ずっと唐って呼んでたのです。

ここまで続くと

もう差別用語にはなりませんよね

ですから

シナのイメージが悪くなりましたので

少しおしゃれに中国を呼びたい良識的な日本人は

沖縄に倣い

唐と呼んだらどうでしょうかね?

沖縄は昔から

唐と日本

両方と外交を結び

上手くやってきた訳ですが

唐の人をトウんちゅと呼び

日本人を

ヤマトウンちゅ

って呼んで敬意を払っていましたが

いつの間にか

日本人をナイチャーと呼ぶようになりました

これは元来差別用語です

昔であればケンカになるところです

ところが

それが長く使われると

沖縄の人も他府県の人も

これが差別用語だと言うのが分からなくなりました

差別用語も

誰も分からなくなれば

普通の言葉になる

私はその変遷を見てきましたので

本当に不思議な感じです。

そんな訳で

私は

シナって言葉は好きです

元々は相手に対する敬意も込められてたはずです。

いつか

悪意を持った人たちから離れ

一般の人が口にできる日が来てほしい

そう密かに願っています。

コメント    この記事についてブログを書く
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« こんな時期でも人手不足 | トップ | 怖い怖い新宿に行ってきました »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

世間一般」カテゴリの最新記事