駅前不動産屋今日も回りは敵だらけ

株式会社 ハウスショップ 東京都町田市

嘘に頼るのは弱虫の証し

2019年04月19日 | 人生一般

ノートルダム大寺院の火事の映像

衝撃的でしたね。

私はゴルフのため朝早く起きてテレビをつけたら

まさかのシーンが飛び込んで来て

本当に驚きました。

すぐに思い浮かべたのがワールドトレードセンターに

飛行機が突っ込んで煙が上がってるシーンでした。

こっちも信じられないと言うか

起こるはずがないと言うか

そんな事が起こった訳ですから

同じようにテレビに釘付けになったのを思い出しました。

しかし冷静に考えれば

私はノールダムもツインタワーも実際には

見た事はないんですよね。

あるのは知ってましたが

火災や事件が無ければ

別に大した興味もありませんでした。

これってナンカ変ですよね。

つまり私は

テレビ画面だけの情報で

大きなショックを受けてるのです。

まぁ人間の面白い所ですよね。

私たち人間は

自分が体験できない事は情報に頼る訳ですが

この情報によって

まるで自分が見たかのように衝撃を受けるのです。

これ

今の時代になって映像が流れるようになったから

人間がそんな風になった訳ではありませんよね。

戦時中は

ほぼラジオや新聞だけの情報で

日本人は興奮し高揚し

戦争に突き進んだ訳です。

人間は体験した事だけで無く

情報だけでも体験したかのように行動する

大変面白い生き物です。

情報って事は

間違った情報もたくさんあって

それによって間違った行動をする

これも人間が良くやらかす事です。

振り込め詐欺みたいな話も

偽りの情報で

相手の頭の中で息子や孫の苦境を想像させ

そして現金を出させる訳です。

被害者は愚かなように見えますが

しかしこれは人間心理を巧みに利用した策略ですから

いつまで経っても詐欺の皆さんは減らないのです。

人間社会は

高度に文明を発展させましたから

実際には体験してない情報にまみれて生きるようになりました。

こんな時代に

私たち不動産屋も

ある意味情報を糧にして仕事をしています。

って事は

私たち自身が間違った情報に振回され

また時には被害を受ける

そんな可能性が高い仕事でもあります。

まぁ不動産屋が被害を受ける分には

別に世の中の人にとってはどうでも良い話しですが

その間違った情報で

お客様と取引をして

被害を与えれば不動産屋の責任が問われます。

ですから

私たちは

取引の前には

物件を調査して

重要事項としてお客様に説明する

これが義務づけられてる訳です。

って事は

無数にある情報

これをそのまま鵜呑みにする正直者は危険だって事です。

残念ながら

不動産の仕事の適性の中に

猜疑心

これも入ります。

これが欠如していれば

人間的には称賛されても

この仕事では務まりません。

振り込め詐欺の被害者の皆さんも

人を疑わない心の澄んだ人達が騙されるのです。

疑り深い人は

詐欺の被害に遭う事が少ないのは間違いありません。

学校では

走れメロスのように

人を信用する事の大切さとか

あるいは正直さとか

そんな事を教えますが

実際の世の中は

嘘つきだらけですから

猜疑心が全く無いと

かなり危険

それが今の時代です。

残念ながら

私自身

あまり好きにはなれませんが

この時代を受け入れるしかない訳で

たまには

衝撃的な事件でも

“ねつ造?”

って疑う習慣をつけた方が良いかもしれませんね。

ねつ造とまでは言わなくても

マスコミは人の発言を切り取って報道しますから

厳しい見方をすれば

テレビも偽りだらけですから

こっちも私たち国民は良く監視するべきですね。

ただ

今の時代は

自分が偽りの情報で騙されないようにすれば良いって物ではありません

もっと大切な事があります。

それは

自分が偽りに頼らないって事です。

苦境に立ったときに

ウソに頼ると

人生がブチ壊しになる

そんな可能性が高いのです

テレビでの報道を見れば良く分かりますよね。

霞ヶ関のお役人は

ウソの書類を国会の提出したために

それまで築いてきた地位を一気に失って行きますし

大手の会社は

耐震偽装やら完成検査の偽装やら

毎日のように嘘つきたちがテレビの前で頭を下げさせられています。

嘘つきのレッテルを貼られたら

もう一生取れませんからね

人生終ったような物かもしれません。

そうならないためには

嘘に頼るのは愚か者の決断

そう思って

日頃から自分の心を鍛え上げ

弱さを退治する

そんな努力をするべきでしょう。


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