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若者は時代に適応してるだけ

2019年12月16日 | 世間一般

国際機関が行ってる世界の国別の子供達の学習能力比較が最近ニュースになりましたが

科学的適応力、読解力、数学的適応の力の三部門でトップを中国が独占していましたね

三位までを見てもシンガポールとマカオですから

中華系で占めていました。

日本の子供達はと言うと

科学的適応力と数学的適応力

これは中華系の下辺りにありますので

まぁまぁってとこでしょうが

ニュースになってたのは読解力の急落でしたね。

読解力は社会生活のほとんどの場面で求められますから

これはかなり深刻な問題

そんな風に語る人が大半でした

私自身はこの事は大した問題では無く

むしろ必然

そんな風に感じましたね。

読解力の低下の原因は多分子供達が本を読まなくなったからだと思いますが

これは自分の体験からしても当然の事です

私自身若い頃は本が大好きでたくさん読みましたが

今はほとんど読む事はありません

理由は読むだけの時間と体力が無いのです

どうして無いかと言えば

ネットで大量の情報が流れてきますから

それで眼力も時間も使い果たして

読書に回らないのです。

それと私が大した問題では無いと言うのは

多分今回の読書の定義は

難解な文章を理解出来るかどうか?

って事だと思いますが

今の時代は

難解な文章を読むより

たくさんの文章を効率よく早く読む

これが求められるのです

しかもこのたくさんの文章から

必要な物とそうで無い物

これを瞬時に分ける能力も求められますから

少し読んで不要だと思えば破棄

これが今の時代に求められる事です

具体的には

私が朝出社すると

複数ある私のアカウントには大量のメールが送れて来ていますが

この大半は私には必要の無い物です

にも関わらずいちいち中身を読んでいたら

時間はいくらあっても足りません

ですから

ほとんどは中身を開くまでも無くタイトルで破棄

この作業が私の朝一番の仕事です。

この時代の変化に私自身が日々晒されてますから

古典的な読解力の低下に嘆く人達

どうも認識が足りない

そんな風に思うのです

それと橋本徹が言っていましたが

彼は弁護士ですから国語の読解力はありますが

コンピューター言語は全く分からないそうです

私も分かりませんが

実際に今の時代に欠かせないのは

この能力を備えた人達ですよね

古典文学は理解できる人が居なくなっても

今の時代世の中は回って行きますが

コンピューター言語が分かる人がいなくなれば

国は潰れます

また私が苦戦した物に

コンピューター用語ってのがありますよね

デフォルテとかアプリケーションとか

今は当たり前のように使ってますが

これも理解するには結構大変でした

今の若者はそんな言葉は皆良く知ってますので

その意味では私達の時代よりは大きく進化してる訳です。

そんな訳で

古典的な読解力が備わってるに超した事はありませんが

その能力の低下は

他の能力を得たために起ってる事

これを理解すれば

嘆くのも愚か

って事に気付きます。

まぁしかしとにかく慌ただしい時代になりましたね

今は本をじっくり読む事ができないだけではありません

テレビもリモコンが出来てからは

頻繁にチャンネルを変えながら見ますし

そのテレビの番組も最近はCATVyoutubeも加わりましたから

ほとんど見る事はありません。

お茶の間で家族全員で8時だよ全員集合を見てた

なんて時代が懐かしくなりますよね。

そんな時代ですから

秋の夜長にじっくり読書

なんて言葉も最近は聞かれなくなりました

そう言えば読書週間なんて

今もあるんでしょうかね?

いずれにしても

読解力の低下も

私達が作った世界に子供達が適応してる事の表れ

そう考えて

嘆くのもほどほどにって話しです。

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