歴史問題は日本と隣国との長い軋轢になっています。
隣国から見れば日本の指導者が
過去の悪行を美化しようとしてる
って風に見えて怒りを募らせますし
日本からすれば
そうは言うけど皆さんはねつ造して日本人を事実より悪く言ってる
まぁそんな感じですね。
しかし両方の国民の皆さん
しっかり意識しなければならないのは
歴史は本来そんな物なんです。
つまり
権力を取った物は自らの正当性のために
いくらでも事実をねつ造したり誇張したり
こうやって歴史を作ってきたのです。
例えば日本
もしあの戦争でアメリカに勝ったとしたらどうだったでしょうか？
鬼畜米英と呼んでた訳ですから
まさに桃太郎の鬼退治
これが日本の歴史だったはずです。
隣国だってもし日本が勝ってたら
一緒になって鬼を退治した犬や猿のような自国の歴史を語ったでしょうね。
こんな感じで
歴史は常にねつ造される
こんな性質がある訳です。
ですから
私達はこの事をしっかり頭に入れて
いちいち歴史問題では熱くならない
これが大切です。
大体戦争なんてのはそもそも皆自分たちが正義だと思って始める訳ですが
それが正義と悪に分かれるのは
勝敗の結果
それが歴史です。
ヒットラーだってもし戦争で勝っていれば
ドイツの大英雄だったはずですし
逆に毛沢東が蒋介石に負けてたら
大悪人としての中国の歴史に刻まれたはずです。
そんな訳で
歴史は言い方を変えれば
そもそも立場によって評価が変わるし
その評価に合うようにねつ造が行われる
これが本質なんです。
国の歴史ですらそうなんですから
個人レベルではそんな話しだらけです。
日本人は先祖の事を立派な人だった
って感じで高く持ち上げますが
実際には事業で成功した人達は妾を囲ったり
あるいは国に命を捧げた人達だって
もしかしたら慰安婦を買っていたでしょう
今だって日本は風俗店だらけですから
同じような事が昔もあったのは間違いありません。
必ず負の部分は持ってたはずです
にも関わらず
その負の部分はあえて目を反らし
祖先を褒め称える事によって
自分たちのプライドを保つ訳です。
まぁこれが悪いとは言いませんね
立派な祖先に恥じないように
って気持で頑張って自分の人生をプラスに持って行けば
それは多いに良い事だと思います。
が
この過去の事はいくらでもねつ造できる
これを利用して人生を歩んでる人達
たくさんいますが
まぁダメですね。
不動産屋では過去の武勇伝を自分でねつ造してるお父さん達
悉く最後はバカにされます。
私が若い頃
会社の先輩に二人
いつも自分の強さの武勇伝ばかり語ってる人達がいました
おれはヤクザの2～3人は一人で相手にしてきた
みたいな話しばかりです。
まぁ頼もしいですよね
で
実際に私が少しモメてその方達が会社に来る事になりました。
で
私はその先輩達も含め
皆さん万一の時のために会社に待機するようにお願いした訳です。
が
実際にそのスジの方達がやって来ると
その先輩達も含め
男性社員は誰一人会社にいませんでした
皆さん体よく理由をつけて外出です。
で
残ったのは私と事務員さん
これで相手をして
なんとか話しは収まりましたが
その方達が帰ってから
のこのこ戻って来た武勇伝おじさん達
本当に軽蔑しましたね。
この時に思いました
自分を実力以上に膨らませては逆効果だと
まぁしかしそうは言っても
世の中そんな人だらけですが
いずれにしても
過去の事はいくらでもねつ造できますが
その事実は確認しようが無くても
ねつ造癖はすぐに伝わりますから
そんな傾向がある人は
早めに改めた方が良いですね。
“家主が払わなくて良いっていったから払ってないんだよ”
あるテナントの賃借人が家賃を督促した私に語った話です。
この人
昔は超人気芸能人でしたが
この一言で
もう地に落ちたのが分かりましたね。
実は
その時に
家主は別室で待機してもらって
話しを聞いてもらってたのです。
で
家主が出て来て
“○○さんそんな嘘つくようになったの？”
って一言
もうそれ以来テレビで見る事はありませんでしたね。
いずれにしてもそんな感じです。
過去のねつ造が癖になっては
もう人生は終ったような物
私はそう思っています。
