駅前不動産屋今日も回りは敵だらけ

株式会社 ハウスショップ 東京都町田市

足元を踏み固めながらトコトコ進む

2020年03月30日 | 社内事情

日曜日は真冬の寒さになり関東で積雪
なんてニュースが数日前から流れてきましたが
その時には春の陽気でしたから
本当か?
って半信半疑でしたが
まぁ見事に的中しましたね
気象予報士の皆さん方お見事です。
しかしせっかく1年に一度しか無い満開の桜を見ながらの週末
これが台無しですね。
また次の桜は1年後ですから
もしかしたら人によってはもう桜は見れないのかも知れません
本当に残念です
って事に例年であればなる訳ですが
今年はこの花見潰しの雪
天の恵み
って感じですね
外出の自粛要請が出ても
桜が満開で天気も穏やかとなれば
日本人はそれを見ずにはいられないはずです。
しかしこの天気では
花見は無理ですからね
期せずして
一番の不要不急の外出要因を潰してくれた訳です。
これで少しは感染の勢いが止るでしょうか?
期待したい物です。

今回の新型コロナウイルスは
私達が今生きてる時代が
いかに人類の歴史上特殊であるか
これを本当に浮き彫りにさせてくれますよね。
この新型コロナウイルスは
昔であれば
単なる中国の田舎の風土病です。
しかしこれだけグローバル化が進んだ結果
本来地域に収まる病気が
世界中に蔓延するのです。
このグローバル化
世界規模の分業化が行われ
効率的な生産活動が可能になり
これだけ豊かな時代になった訳ですが
しかし今回この弱点を強く見せつけられました。
日本の中で作ってると思ってた製品が
実は中国やその他の国からの
材料や部品の供給なしでは出来上がらない
こんな物だらけです。
車に至っては組み立てまで海外でやってますから
あのトヨタですら慌てて銀行に2兆円もの融資枠の拡大を申し出るのです。
トヨタは内部留保も潤沢って言われてますから
逆に言えば内部留保が少ない企業はかなり厳しくなりますね。
ここ数年日本の企業の内部留保の多さが叩かれてきましたが
しかしこうなって見ると
世の中の空気に惑わされずにしっかり内部留保を確保した者が勝ち
って感じですね。
大企業だけで無く
例えばテレビで飲食店の経営者が
来月生きてるかどうか分からない
なんて嘆いていましたが
1ヶ月客が来ないと言うだけで
生死に関わるとすれば
かなり危険な状態で商売をしてたって事になります。
店によっては1年や2年客が来なくても大丈夫
なんてところもたくさんあるでしょうから
本当に余裕を持って事業を行う事の大切さ
これを思い知らされましたね。

いずれこの騒ぎも収まりますが
収まればまたマネーゲームが全開になり
この災難もすぐに忘れられるでしょうが
少なくとも私がこの会社の舵取りをしてる間は
浮利を追うこと無く
足元を固める経営
これを貫く事になります。

コメント    この記事についてブログを書く
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 食が足りてこその秩序 | トップ | 仲良くしたければ狭い空間で... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

社内事情」カテゴリの最新記事